2012年6月23−24日
L:F川さん、メンバー:F川2さん、S林さん、N井さん、T岡さん、U村さん、S木さん、MHさん、N片さん、M上さん、M浦さん、M井さん、自分、OB1名
6月23日
天気:晴れ
【コースタイム】8:20 練馬IC−9:45 水上IC−10:55/11:30 土合駅近くの駐車場−12:25 白毛門沢との出合−16:00 コル−16:55 テン場
11:30 出発 |
【今回の服装(自分の場合)】ファイントラック下着に、山用長袖、沢用ズボン、厚めの渓流ソックス、スパッツ(行動中)、テン場では雨具(上)と防寒具(薄いダウン)、就寝時はエアマットにシュラフカバー2枚(シュラフなし)
11:50 雪渓 早い位置で雪渓が現れ、今後どうなるのかと思いましたが、点々とはあったものの、問題のない量で良かったです。 |
土合駅近くの駐車場で、沢装備になっていると、今回、新人が多いので新人(3名:N片、M上、M浦)を先行させ、彼らに指導してほしいと、リーダーから言われる。確かに、そう言ったことを前の例会で聞きましたが、そのうちに忘れて、救急法の報告に時間を取られてしまい、今回、自分の東黒沢の準備は万全とはいえませんでした。
昨年も行ったところですが、なぜこういった報告を書くかと言えば、「行っても忘れてしまうから、忘れを防ぐために書いている」というのも否めません。忘れやすいうえに、救急法のおさらいに時間を取られ、昨年の報告を読み返す時間もなく必要装備、天気予報の確認などで出発してしまった。
F川さんより、ゴルジュの個所を注意するよう言われましたが、残念ながらゴルジュの件は忘れていました。今回はシーズン初めということもあり、様々な装備を確認したく、自分に新人まで見る余裕がなく、先頭を歩く力はそこそこ、ついてきたものの、最後尾を歩く、先頭を指導しながら(チエックしながら)歩く力は、まだまだ至らぬところばかりでした。
12:00 ハナゲの滝下部 |
新人と言っても、M浦さんは、「沢で遊ぶ」ということについてはすごいわかっているみたいで、M浦さんに自分が無粋なことを言ってもと気が気でなかったし、N片さんも、M上さんも、今回の自分がわざわざ指摘するようなこともなく、ただ「ペース早い」とか、支沢と出あう地点で「現在地確認」など言う程度でした。
12:20 いつもは左を行くのですが、今回は水量が多いので右を行きました。 |
【今回の水量】1週間前と、2−3日前に台風が通過し、水量は多かったですが、進めないようなことはなかったです。
自分は、個人的には、東黒沢で、12時20分の地点が一番難しいと思っていましたが、「判断」という点ではゴルジュの地点の方が難しいかもしれません。いろんな場所に行くことも大事ですが、同じ場所に何度も行くことも同じくらい大事だと思います。同じ場所に何度も行って、初めて見えてくることというのは絶対あると思います。
12:25 白毛門沢との二俣、右を進む 標高820m |
12:50 右を巻いたゴルジュ |
情けないことに、現場に行っても通過が困難だったゴルジュの記憶はありませんでした。後ろからの指示で、右を簡単に巻いてしまったのでしょうか。記憶力が悪いのなら、記憶に残るにはどうしたらいいか、自分の判断でいろいろ試行錯誤しないとわからないのでしょうか。逆に、12時20分の地点などは最初来た時に通過するのにずいぶん苦労した記憶があり、それはもう忘れていません。
12:55 ゴルジュを巻き終えて この先は左を進みました(右から支沢) 標高870m |
12:57 振り返って、(巻いて)突破したゴルジュ |
逆に、この地点で巻いて、沢に下りるのに苦労した記憶は残っています。
【今回のロープワーク】今回、登りでは、一度もロープは使われませんでした。
13:10 |
13:13 右、左、どっちでも(自分は右を) |
13:22 ナメ |
出発して、少しくらいの所で、新調したお助け紐10mを落として、リーダーに拾われてしまった。付属のホルダーにつけていたのですが、それだけではどうも落としやすいようです。ホルダーに小さなカラビナなどつけて、落ちないように等、試行錯誤してみます。
また、同じく新調した沢靴28cmは、店内ではちょうど良かったはずが、実際履いて見たら、ずいぶん緩く、靴の中で5mmぐらい動く感じがして特に、下りでは、歩きづらかったです。下山後、改めて、27cmを再購入しました。
13:25 二俣 (標高910m) |
【今回の(自分の)読図】地図はそこそこ、読めてましたが、初めて来た所でもないので、さらなる精度の高い読図が求められます。思ったのは、この後右、左、右と支沢が出てくるという言葉の検証の仕方もそれはそれで必要ですが、自分の現在地の周辺を一枚の絵(支沢、沢の曲がり、等高線)のように、記憶して、それを検証するというのも挑戦した方が良いのかなと。
13:30 | 左の写真の場所で、タニウツギ |
M上さんが植物に詳しく、いろいろと教わりました。
13:32 休憩 |
13:43 |
13:47 ナメ |
13:54 左右、どちらからでも 自分は左を |
左右、どっちを登ろうかな、左が良さそうかな、左を見てみよう、左を観察しているうちに新人三名(?)は右を行ってしまった。待ってくれい。
14:00 ナメは晴れた方が断然きれいです |
沢の中でも、特にナメは、晴れた方が断然きれいです。
14:05 二俣かと思いましたが、すぐ上流で合流しました。 |
14:07 二俣 (標高960m) |
14:10 青空 |
14:23 雪渓のある二俣(標高1020m) |
シラネオアイ |
シラネアオイはここだけでなく、他の場所でもそこそこ咲いていました。あと、イカリソウもこの二俣(1020m)に咲いていましたが、写真うつりが悪そうな位置だったので、撮りませんでした。
16時コル着、今回は水量が多く、コルの5分手前くらいまで水は枯れずにありました。
16:05 コルを越え少し下りたところに、大きな雪渓 |
16:45 ウツボギ沢との出合 |
「あれ、こんなにテン場狭かったっけ」と思ったら、まだまだウツボギ沢との出合で、特に意味もなくザックを下していただけで、テン場はその先で、自分は何を記憶しているのでしょう。現在地も、集中力が切れてきたのでしょうか、きちんと把握できていなかった証拠です。
16:55 広河原着 |
宴会写真(宴会写真は、見せられない部分もあるので、パスワ−ドをかけました)
6月24日
天気:晴れ
【コースタイム】7:40 テン場出発−9:05 コル−12:35 白毛門沢との出合−13:15/13:45 土合駅近くの駐車場−15:10 水上IC−17:20 所沢IC
4:30 朝の風景 |
のんびりしていたら、もう4−5名の方は起きていました。
朝食の風景(1) |
朝食の風景(2) |
7:40 出発 |
前日は右を巻いた(左岸)雪渓ですが |
前日は左岸を巻いた雪渓ですが、行けそうなので雪渓の上を、こういうところで総合力が試されるのかもしれません。
ここは気をつけないと左に 行ってしまいます、右です。 |
左の方が水量も多く、気をつけていないと、左に行ってしまいがちですが、右です。
コル手前の雪渓 |
10:25 雪渓のある二俣(標高1020m) |
【他のパーティー】ハナゲの滝近くでは、滝の下付近で滑って遊ぶ人たちに会いましたが、「白毛門沢との二俣」より奥では他のパーティーに会いませんでした。
11:05 連続するナメ |
前日13時43分に通過した滝を下降する際、右岸を巻けば、懸垂下降をする必要はないのですが、時間もあるし、トレーニングのため、有志のみ(自分含む)懸垂で下りました。木の支点にN片さんが、ロープをセット。2−3人下りたところで、M井さんは、ハーケンを取り出し、ハーケンで(木の支点とは別に)支点作成、M井さん、リーダーがハーケンでの支点を使って下りた後、自分がハーケンを回収し、木の方の支点で下降するというのをしました。
12:00 二俣 (標高910m) |
12:10 自分は左(左岸)を巻きました |
12:10 |
12時20分頃のことです。自分の前を進んでいた、N片さん、M上さんが通過に難渋しているように見えましたが、多少濡れてしまう可能性はあるにせよ、進めないような場所ではありませんでした。左岸を進むも上手く行かず、ちょっと濡れるくらいは問題ないので、腰までつかって通過。過ぎてから気がついたのですが、前日12:50のゴルジュでした。
(ちょっと濡れても問題はないのですが、下山時から携帯の調子がおかしくロックが解除できません。その時はN片さんに携帯を借りて(実家に)下山報告、1週間後、改めて携帯を使おうとすると、電源は入るものの、あらゆるボタン操作ができず、7月14日ショップに持っていくと、水濡れのため交換が必要とのことです。生活防水携帯なので、少しくらいは大丈夫かと思ったのですが、ビニール袋に入れておくことが必要でした。シーズン初めなため、うっかりしてました)
12:35 白毛門沢との二俣
12:40 |
ナメの部分では今回滑らなかったのに、この辺りから、自分に少し疲れが出だし、1−2回滑って(すぐ体勢直す)、上の12:40の地点も昨日は通過できたのに、うまく通過できず、腰までつかってしまいました。
12:55 ハナゲの滝下部 |
下りの時も、ウォ−タ−スライダ−をしに、7−8人の人たちがやってきてました。ハナゲの滝を通過して4−5分の場所で、M浦さんがウォ−タ−スライダ−に挑戦し、続いてF川2さん、N井さん、S木さん、そしてN井さんの依頼に断り切れず自分も、挑戦。8m程度であっという間でしたが、楽しい気持ちと怖かった気持ちが半々でした。
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