燧ケ岳(標高2356m) 百名山、東北以北で一番高い山

2012年4月29日(前夜発)

今回の山行の大まかな位置(赤:登り、黄:下り)


L:K元さん、メンバー:A部さん、M上さん、M澤さん、自分

4月28日
21:00 浦和IC−22::30 西那須塩原IC

4月29日
【天気】 晴れのち曇り
【コースタイム】0:10/7:00 檜枝岐温泉スキー場
7:20/7:55 御池−8:50 広沢田代−9:40 熊沢田代−11:05/11:50 山頂直下(休憩・11:25 山頂へ)−12:40/13:05 御池
13:20/14:10 檜枝岐温泉スキー場(温泉)−15:55 西那須塩原IC−18:15 浦和IC

7:50 さあ、出発

7:55 駐車場わきから入山

【他のパーティー】登りの際には、基本的に視界に人がいる状態で、数え切れないほどの人が来ていました。下りは早めに下りたせいか登ってくる人が数人、「共に下りる人+抜かす人」で数人でした。ボーダーも多かったですし、テレマーカーも、山スキーヤーも偏りなく多かったです。

8:10 広沢田代への登り

【今回の服装】半袖山用下着、雨具上下、靴下1枚、薄めの帽子(このページの一番下参照)、薄手の手袋、サングラス、
 登りの暑い時は雨具のファスナーを開けてで調節、登り始めのみ、山用長袖着用

8:20 

8:50 広沢田代

【今回のルート・登り】出発してから、4−5分で広沢田代へのまとまった登りがあり、それを過ぎるとまっ平らな広沢田代が現れました。熊沢田代へは左へトラバースしたので広沢田代の時ほど登りませんでしたし、広沢田代のように平らな地形を通過しませんでした。熊沢田代を過ぎた後は、ニセピークまで急斜面です。アイゼンをつけてつぼ足で登っている人もいました。

9:00 熊沢田代への登り

【今回の(自分の)登り】山頂手前の急斜面は、バテバテというわけでもなかったですが、どうも調子が上がらず、シールを信じて直登すればよかったのですが、安易に緩い斜度に逃げてしまったところがありました。
 クライミングサポートは、広沢田代への登りは使わず、熊沢田代からの登りで使いました。熊沢田代からはトラバース斜面が多く、かなり前のめりがちになって使いづらかったです。(クライミングサポートを)戻せば解決できるのですが、(自分の板のクライミングサポートは)購入してから未だ固いままで、早く「簡単に戻せるようにメンテをしよう」です。当然ですが、本日(5月1日)ようやく紙やすりで削って稼働しやすいようにしましたが、微妙な点はショップに聞いてみないとわからないうえに、本日ショップが休みで、「解決する癖をつけよう」です。

9:18
9:30 熊沢田代(下部)から見た、燧ケ岳山頂
振り返って、熊沢田代(下部)
 東側を巻きました
10:25 山頂手前の急斜面を登るリーダー
10:25 カメラマンの腕前のせいでしょうか?
 なだらかな斜面に見えますが、実際はもっと急です。

山頂手前のニセピークよりの、北側写真(柴安ー、平ヶ岳、会津駒ケ岳)(合成)

【風景】山頂、及び山頂すぐ下のニセピークからの風景は来た甲斐がありますが、その他は特に書くほどのこともないです。山頂手前の急斜面のダケカンバの姿かたちが多少面白いでしょうか(でもダケカンバは一般にこうかもしれません)。

ニセピークよりの
 南側写真(日光白根)

 ニセピークから空身で登って2−3分、俎ー(標高2346m)ピークはありました。柴安ー(標高2356m)への道は急で自分も本調子でないため(前日まで風邪の症状)、今回はあきらめました。柴安ーへは、アイゼンがあった方が良く、登っている人もいましたが、たいていの人が俎ーをピークとしていたようです。

燧ケ岳山頂(俎ー)
多少強引ですが、燧ケ岳山頂からのパノラマ合成写真
ピークから見た、会津駒
 11:30 ピーク写真(俎ー)(2346m)

【今回のルート・下り】基本的に、登ってきた道を下ります。最近ようやく、こういったことを気にできるようになりましたが、北斜面なので、雪質は(この時期にしては)良かったと思います。広沢田代辺りから、木が多くなり、ツリーランとなりました。

ピーク(俎ー)からニセピークを臨む

【今回の(自分の)滑り】雪質も悪くなかったので、(見る人が見ればいろいろあると思いますが)、樹林帯を除けばテレマークターンができました。今回は、鈴蘭にしては珍しく、テレマーカーの方が多い山行で、刺激になります。ツリーランとなると、ボーゲンで処理してしまうことが(自分に)多々ありました。下りは休憩もせず、一気に通過です。ストッパーとなるような人もおりませんでした。

今回の山行の動画

ツリーラン

【使わなかった装備(結果論として)】共同装備:なし、個人装備:防寒着、予備電池、ホイッスル、マッチ(ライター)、巻紙、ゴーグル、スコップ、プローブ


今回のルートのトラックログ(登り:赤、下り:黄)
(ニセピークより山頂へはGPSを持って行ってません)
山頂付近の図

今回の山行の「速度/時刻グラフ」(区間1:登り、区間2:下り)(縦軸:速度、横軸:時刻)

【このコースへ行こうとする人へアドバイスするなら】リーダから、「このコースならリーダーできるでしょ」と言われる。確かに、今回みたいに天気が良ければできると思いますが、広沢田代と、熊沢田代はガスが出てきたりするとちょっと不安です。山頂直下の急斜面につきまして、アイゼンがなくても問題なく行けましたが、場合によりアイゼンを持っていった方が良いかもしれません。あと今回は、トレースがどこでもありましたが、なかったりすると、レベルは上がると思います。

登る自分
 かぶりものは「怪しい姿」になってしまうことが多い自分ですが
今回、「先日大渚山でいただいたキャップ?言い方不明」をかぶったところ
「怪しい姿」には、ならなかったようです。
春スキーは多用しようと思います。
(K元さん?よりの写真)


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