奥多摩・つづら岩

2011年11月13日
【天気】 晴れ時々曇り

今回の山行の大まかな位置

L:M井さん、メンバー:S野さん、N片さん、Y和さん、Y田さん、自分
【コースタイム】7:10 武蔵五日市発(リーダー車)−7:25 千足のバス停を少し過ぎた所の駐車場−7:45 登山道(いつもの駐車場)−8:15 いつもの水場−8:45 つづら岩−9:30 岩トレ開始−16:00 岩トレ終了−16:30 つづら岩出発−17:30/17:50 駐車場−18:05 武蔵五日市駅着

出発(ここは前回の通行止めの地点ですが)

 前回通行止めになっていた地点ですが、上の写真のように、行けないことはないようです??

登る準備

今回はS野さんと登りました。
・沢登りのザイル操作シュミレーション(滝の落ち口に良い支点がない場合)(下写真)
 沢登りで「滝等、ザイルを使って登る」時のシュミレーションを、東面の岩場のさらに、左の小さな岩場でしました。ポイントは
 (1)直登からトラバースに移るポイントに支点を取るよう努める
 (2)滝の落ち口に良い支点がない場合等、支点を「奥の強固な支点」と「手前の微妙な頼りない支点」の2か所作成する
です。 

沢登りのザイル操作シュミレーション

 上の写真で
 青矢印のように水が流れていて
 A側には全くと言って良い支点がなく
 Bに良い支点があるものの、ビレイ操作がしずらい
 Cは支点はあるものの、Bに比べると頼りない。
 といった状況を仮定して、各自シュミレーションをいたしました。自分も挑戦。B点で支点を作成し、ヌンチャクにロープをかけ、C点に行き、ロープの長さを図った上でB点に戻ろうと思ったら、「B点でセルフビレイ(インクノット)を取り、その時点でC点までのロープを用意するとのこと」なるほど。
 トップになって登り、セカンドが登ってくるのを確保ということを各自行い、その後役割を交代しました。
 その他、笹を集めて束ねる場合は、細めの柔らかいシュリンゲ(3mm)が必要とのことです。

東面の岩場で練習
東面の岩場で練習

・東面の岩場をリードで登り、登ってくるセカンドをアンカービレイ、懸垂で下りる。S野さんと役割を交代してもう一度
 自分たちは、東面の岩場の一番左を登りました、多少はハングしていましたがガバが豊富にあり、難なく登れました。傾斜がなだらかになった少し上の地点を終了点とし、支点を作成、ただここでビレイをすると下から登ってくる人が見えないうえに、ロープが傾斜の変わる地点で岩角に当たり、こすれ安くなるので、先ほどのシュミレーションを生かし、ビレイポイントは終了点よりも下にとりました。これを、特に問題なく行えました。

東面の岩場で練習

昼食
・二ルート
 中間支点までトップ自分、それより上トップS野さん。
 10.5mm×50mのシングルロープで登ったので、ロープが交差しないからと思って、ロープの流れをあまり気にしないでいたら、最後の方でずいぶんロープが重くなりました。それでも、「重くなりました」程度で操作に差し支えはなく、(ビレイの前のロープアップの際に)ロープを引く時も難なく引けました。手前の木にセルフビレイをとり、奥の立派な支点でアンカービレイをとりましたが、先ほどまでのことを考えれば、奥の立派な支点にセルフビレイを取り、手前の木でアンカービレイをした方が(登ってくる人が見えるので)良かったでしょうか。ただ、奥の立派な支点は、支点が腰上にありアンカービレイをし易かったのです。
 登ってきたS野さんが、これより先はトップを行けるというので交代、ボディビレイに付け替えたところで。S野さんより質問「テンションがかかった場合、どっちに振られる?」、これまでに何度も聞かれた質問ですが、まだまだ即答できない自分がいました。S野さんが登ったルートはいつもより左よりな気がしました。

・オケラルート
 トップ:S野、セカンド:自分 前回登った時は、楽しかった記憶がありますが、今回はただ単に狭い空間があっただけで、あれれ。もちろん登れました。S野さんが登れたのが不思議です。

リードで登るN片さん


南面の岩場(いわゆるつづら岩)での、Y田さん
 (このトラバースルートは三段ハング?)

【今回の服装】岩トレの時:半そで山シャツ+長袖山シャツ、山用ズボン。岩トレ以外はゴアカッパ(上)を着用。

【他のパーティー】つづら岩に登りに来ていたのは4−5人のパーティーが3(4)パーティーくらいだったでしょうか。いづれにしろ、晴れの日曜にしては、登るのに差し支えるほどの混雑はありませんでした。

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