(東俣遡行、中ノ俣下降)
日付:2011年10月9日
天気:快晴
L:F川さん、メンバー:K林さん、F川2さん、Y和2さん、自分
今回の山行のおおまかな位置図(赤:沢、黄:林道)
【コースタイム】6:15 林道ゲート−6:45/7:10 入渓地点(三沢橋)−8:00 標高1370m橋−8:30 大滝下部−11:50 1700m二俣−12:50 小三笠山北側コル−14:15 1660m二俣−15:25/15:40 車道(橋)−16:10/16:50 林道ゲート
6:15 出発
6:45 入渓地点となる橋(三沢橋)
入渓地点(標高1260m)
7:00 沢装備に
7:12 いざ入渓
左から、入渓いたしました。
7:20 さっそく小滝
【今回の水量】通常か少なめです。
7:30 5m
この滝は、滝から少し外れた右を登りました。
7:45 沢歩きが続きました
(ページ一番下の動画にこの部分あり)
7:50 3m
3mの滝は右を登りました(ページ一番下の動画にこの部分あり)
8:00 頭上に橋
頭上に橋が見えてきました(標高1370m)。ここを入渓点とすることも可です。
8:05 橋を過ぎてすぐの場所で休憩
(ページ一番下の動画にこの部分あり)
8:20 倒木は風景にとってプラスなのでしょうか、それともマイナスなのでしょうか
8:22 3mナメ滝
8:25 奥に大滝が見えてきました
8:30 3段大滝
滝の前にて
K林さんよりいただいた写真、ありがとうございます
以下(※)
8:35 近づくと、滝の下部はえぐられていて
大滝は左を巻きました。踏み跡は点々としている感じで、生えている木が根を深く伸ばしておらず、掴めない木が多いです。このためか落石も、普通よりも起こしやすいです。
9:05 巻き終えて
9:23 5m斜瀑
5m斜瀑は右を登りました(※)
5m斜瀑は右を登りました。出だしがちょっと難しかったですが、その後は思ったよりもガバがあり、登れました。さてさて、登りきった所にハーケンが打たれてあり(2点)、それにFixしました。
9:50 登りきった所にハーケンが打たれてあり
ハーケンには、かなり古くなったシュリンゲがセットされていて、それは使わずにハーケンに直接カラビナをかけました(シュリンゲがセットされてしまっているのでカラビナが入りにくいです)。1点にかけて、もう1点バックアップのために支点を取りました。無事、ロープをFixし、F川さんが登ってきて、「もう1点バックアップをとるよりも、流動分散で2点に加わる力を分散した方が良い」とのこと。流動分散はもちろん、初耳ではありませんが、未だ完全に把握していませんでした。最後に登ってくるF川2さんは、半マストを使ってアンカービレイ。今後、鈴蘭山の会では、こういった下から登ってくる人をビレイする時は半マストを使うとのこと。
9:53 左から支沢
9:54 4m緩いナメ滝
9:58 2mトイ状
(※)
右を登りました。
10:00 小滝を越えて
10:03 釜の大きい4mトイ状
釜の大きい4mトイ状
(全景)
(ページ一番下の動画にこの部分あり)
K林さんが、「お花を摘みに行った」ので、ゆっくり4mトイ状の滝を撮影する時間がありました。右を行きました。
10:15 6mナメ滝
10:20 4mトイ状
4mトイ状の右
4mトイ状は、右に進んで通過しました。
10:23 淵のある小滝
10:26 ナメ
10:27 ナメ
右を巻いたと思います。
10:35 5mトイ状
右から入る(※)
右から入って、真中から水線沿いに登りました。上部でお助け紐(肩がらみ)を出した記憶があります。ここでF川2さん、自主的に滝を利用してのまさかのウオータースライダー (2度)(動画提供:K林 Special Thanks 動画は1回のみ)、他の記録にもここで滑った話が出ていましたが、この時期するものとは思いませんでした。
10:46 奥に水流が潜る滝
水流が潜る
水流が潜る滝
出口は静謐(※)
今までいろんな滝を見てきましたが、この水流が潜る滝は初めてで、滝から流れ落ちた水流が一度地面の下に潜って、10時46分の写真のように再び流れだすのです。どういう過程を経てこういったことになったのでしょうか。中はどうなっているのでしょうか。
この滝は左を巻きました。
10:52 10m斜瀑
ウォータースライダー、ありがとうございます。
斜瀑前にて休憩です
改めて10m斜瀑
この鈴ノ沢は他では見られないような、滝が多いです。右を登ったと思います。
11:06 標高1600m二俣
少し近づいて(※)
11:10 さらに近づいて、標高1600m二俣
右の滝が8mトイ状で、その右を登ったと思います。
11:13 この左奥にあるのが
インゼル滝です(写真下)。左奥にあるので、存在に気がつかないまま通過してしまうこともあり得ます。
11:15 インゼル滝10m
インゼル滝は登らずに、写真だけ撮って、元のルートに戻り、右を登りました。
11:16 久しぶりの快晴
(インゼル滝から戻った、右のルート)
(※)光と影
全般的にK林さんの方が、静かな写真です
11:20 左岸に洞穴のある、7mの滝
洞穴
左を登りました
左を登りました(※)
11:23 ナメを登って
11:24 8mトイ状が近づいてきました
11:25 8mトイ状
8mトイ状は、右をへつりながら行くことも試みましたが、あと一歩が出ず、結局左の木の脇を通過することに
左木の脇を通過することに
K林さん、先頭で行ってもらいました
自分には、苦手の微妙なスラブでしたが、特にロープを出すこともなく、突破。
11:37 秋の沢
11:41 小滝を過ぎて
11:50 1700m二俣(今回、高度計の標高は1715m)
この二俣は、右が本流なのですが、そちらは道路に出てしまうルートで、主要な滝は、ほぼ通り過ぎたので、支流の左へ向かいます。
12:00 支流に入って渓相がずいぶん変わりました
12:00 秋の風景
ここで休憩がてら、水を汲みました
12:00 水を汲みました
12:26 この写真の手前で水が枯れました
12時15分、高度計の標高1790mで、水が枯れました。その後、思い出したかのように水が現れることはありましたが、連続してはここまでです。
12:27 振り返ると、中央アルプスの山々が
ふと後ろを振り返ると、中央アルプスの山々が雄大に、来たかいがあったというものです。私だけでしょうか、水を汲むころ、もう要らないからとリストバンドを外すと、少しバテていたのが急に元気を取り戻すことがあります(リストバンドをしている人は試してみましょう)。今回も信じられないくらい、復活しました。
振り返ると、また撮りたくなってしまいます(1)
振り返ると、また撮りたくなってしまいます(2)
パノラマ風にトリミング(空木はあまり自信がありません)
さらに、進むと御嶽が雄大に見えてきました。感動です。
12:40 御嶽(このカメラはレンズに水滴がつきやすいのかもしれません)
さらに進んで
12:42 御嶽山(パノラマ風にトリミング)
12:52 再び中央アルプス(パノラマ風にトリミング)
12:56 少し進むとまた撮りたくなってしまって
小三笠山北側コルです。この辺りから進路を左にとり、倒木の中を行くこととなりました。さようなら、中央アルプス、御嶽山。倒木は、10分ほどで、下る頃なくなりました。
13:10 笹藪の中を進む (レンズに水滴ついて失礼しました)
13時10分高度計の標高1950mの地点で笹藪が途切れ、そこで休憩しました。
13:25 道なき道を
しばらくは上の「道なき道を」のような風景を下りましたが、これを10−15分、進んだところで倒木だらけの藪となりました。進むのに時間がかかり、右は倒木が少なそうなのでそちらに向かいました。
13:47 倒木地帯を抜けて(上を眺める)(レンズに水滴ついて失礼しました)
13:48 倒木地帯を抜けて(下を眺める)
もっと早く右に進んでいれば良かったですが、今更仕方がありません。
13:50 高度計の標高1810mにて、水が現れ出す。
14:00 沢を下降(1)
(ページ一番下の動画にこの部分あり)
14:02 沢を下降(2)
14:07 沢を下降(3)
14:10 中俣は下降用の沢です
14:15 1660m二俣
14:30 懸垂下降
(ページ一番下の動画にこの部分あり)
この場面ですが、実はトップにいたF川2さんは、懸垂を使わずに下りてしまいました。でも、練習のためにということで、あえてロープを出して懸垂をいたしました。右岸の木にロープをセットするという手もありましたが、左岸の方が取りつきが簡単で左岸にセットしました。他に特に懸垂をするような場面はありませんでした。
15:05 紅葉
14:55 高度計の標高1560m地点にて休憩
休憩地点にて、右と左に赤テープがついていて踏み跡がありました。赤テープは点々と続いていて、何のための赤テープだか分りませんでしたが、沢を下りるよりも早いので赤テープの道を通りました。
15:20 堰堤を通過して
堰堤は左岸から下りられました。
15:25 堰堤を通過して
先ほどとは、別の堰堤です。この堰堤も左岸から下りれました。
15:26 無事到着
堰堤を過ぎて、すぐに橋が見えました(標高1470m)。ここで沢装備を外しました(ページ一番下の動画にこの部分あり)。
登山道を歩いていると、突然カモシカが出てきて、写真を撮る暇もなく、あっという間にいなくなってしまいました(16時00分、東俣橋近く)。
【今回の服装】いつもの沢装備(上:泳ぎ用長袖+ファイントラック半そで下着、指あきグローブ、リストバンド、下:沢用ズボン、スパッツ、厚めのネオプレーン靴下)。沢用ベストは着ないで、ウエストポーチで代用しました。
今回の山行のルートの図(A→B→C→D→E→F→A)(F→Aは車道)
A:入渓点、B:橋、C:1700m二俣、D:小三笠山北側コル、E:1660m二俣、F:車道
初めて、いくつもの動画を組み合わせてつなげる形の動画をアップできました。起承転結のある動画をこれからはアップしたいです。
【他のパーティー】山行中、朝から、16時50分まで、他の方には出合いませんでした。
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