2011年6月 つづら岩

2011年6月6日
【天気】 晴れのち曇り

 風邪気味でしたが、なんとか抑えることができ、参加できました。

L:F川2さん、メンバー:M井さん、S林さん、S野さん、F川さん、S木さん、W辺さん、N片さん、I井さん、自分

【コースタイム】7:10武蔵五日市駅―7:30/35 林道終点―8:05 いつもの水場―8:30/15:40 つづら岩―16:00 綾滝−16:20/50 林道終点−17:05 武蔵五日市駅
 

おけらルートを登るF川2さん

【今回のルート】
東面の岩場でロープのセット、懸垂で下りる 8:50頃より
・支点作成:見るだけだと、できそうに見えますが、自分からするとなると様々なことがあるものです。流動(固定)分散も、自分くらいのレベルだと覚えて忘れて、覚えて忘れての繰り返しです。今回、改めてしてみて、他人のするところを見て、帰ってから教科書を読んで、だいぶ忘れていました。これも復習あるのみです。

荷重がかかる向きを考えて
 結び目が荷重の方向と一致するように

・セットロープというもの:会のセットロープを保管していますが、セットロープWhat? という感じでした。支点をとった場所から、傾斜が緩やかで後にきつくなると、きつくなる部分で岩角に当たってロープに悪い、そのため支点からそこまで距離を稼ぐためのロープ(感想としては、ないよりはあった方がいいですがなくてもいいかもしれない、場所にもよります)支点から岩角まではセットロープ、岩角からメインロープ。

一般ルートを登るM井さん

一ルート(一般ルート W)(中間支点まで自分がトップ、それ以降はF川さんトップ) 9:30頃より
・ロープ2回交差:一般ルートというルートで制動システムを作り上げてしまった。片方のロープがほとんど動かず
 対策:(1)交差していないか常に下を確認しながら登る、(2)右手に中間支点がある時は片方のロープ、左手に中間支点がある時はもう片方のロープというようにきめておく。(2)もありえますが、片側の手にばっかっり中間支点がある時はダブルロープの意味がないので、基本は(1)だと思います。

 つづら岩、特に、一ルートは直上するルートでなく、途中で左に曲がるルートなので、こういったことは起こりやすいし、以前も経験した。ちょっと引っ張ったくらいでは全く動かず、体重を掛けてようやく動く状態でした。行く前に、きちんと復習もしました(要約版を作ったのでそっちを読みました。でも要約版は作業の順序がまとめられているだけで、ミスをしないよう思い出すには要約版だけでなく、実際の記事も読むこと必要かもしれません)。だけど、同じことをしてしまった。ATCガイドという確保器を新しく購入して意識がそっちの方ばかり行っていた、というのもあります。ロープ交差については、「よくよく考えれば、言われてみれば」程度しか自分は把握できておらず、完全に自分のものになっていなかったということです。

 引ける方のロープを先に引き、引き終わった所で、もう一方のロープを引く。ロープに手を絡めながら体重を掛けて引く、きちんとしていれば簡単に動くはずのロープが、大変つらい作業になる。クライミンググローブも手元になかったので手に豆を作り、それがつぶれる。なんとかかんとかでF川さんが上がってくる。なんとかなった。安心して少し気が緩んだか、咳が止まらなくなり、少し軽い貧血になる。少しの休憩の後、体調は元に戻り、無事登る。

二ルートを登るF川2さん
ATCガイド
(あくまでも)イメージのために→
支点(アンカー)ビレイ時の使い方
青いHSMS型管付カラビナ側に支点があり、
右側から登ってくる場合
ボディビレイ時の使い方
左側から登ってくる場合

11:30 昼食
二ルート(左ルート W)(中間支点まで自分がトップ、それ以降はF川さんトップ)12:30頃より
 先ほどあった、ロープの交差を気にかけながら登る。でも、ただ気にすべきというだけでは、何かあった時心もとない。何かの行為とワンセットにした方が忘れる可能性は低い。一番確実なのは、クリップごとに交差をしていないか下をきちんと確認することだと思います。
 ATCガイドの使い方に多少手惑うものの、先ほどのような大きなミスはなく、通過。中間支点からF川さんが登ったルートは二ルートとしては正しくないですが、左ルートだと正しいようです??(鈴蘭山の会のいわゆる二ルートは、中間支点からつづら岩中央に向かう)(日本百岩場に出ている「左ルート」はつづら岩の左側を上がる)。

【他のパーティー】3人くらいのパーティー2班、8人くらいのパーティー1班、6人くらいのパーティー1班、満員スダレ状態

懸垂で下りるN方2さん


【今回の服装】半袖山シャツに、長袖山シャツ。岩トレの最中は少し寒いので、半そでを脱いで長袖山シャツで、下は山用ズボン。

(後日談)今回つづら岩2本、その後、M井さんより、「一日で5−10本登るようにならなければ」とのようなことを言われる。毎年登っている岩場ですから、次回は少なくとも4本は行きたいです。

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