1102鉄山西尾根

2月13日(前夜発)
 当初、この3連休は吾妻に行く予定でした。ところが、天気が悪く吾妻をあきらめ、急遽、前夜発日帰りの「安達太良の鉄山尾根」の参加となりました。これにしても、それほど天気予報は良くなく、中止の場合もありえましたが、ダメならゲレンスキーということで行って参りました。

L:W辺さん、メンバー:F川さん、自分

今回の山行の大まかな位置図

2月12日
23:00 道の駅つちゆ・仮眠
 F川さん、予想通りの11時到着。

2月13日
天気:雪時々曇り、時々吹雪
5:20 起床
 明け方から、強風で、あまり眠れませんでした。とはいえ、この時間帯強風が来ることはある程度予報通りであり、朝方風が強いことは多々あるので、様子を見て出発。当然のことながら、テントに入る前、持っていくものをよく選んでおく、ここで準備しておくと出発の時にスムーズ。

起きた時は晴れでしたが、朝食をとっている間に天気が悪くなり

7:15 出発
7:45 国道115号脇の駐車場着
 道の駅を出発する前の準備が違うのか、車の中で準備をしたにもかかわらず、二人は先に
8:25 出発
 しばらくは沢沿いの道を、「ここ撮りたいな」と思うも、お二方はどんどん先へ進み、とりあえず撮影はあきらめよう。沢から外れ、林道を進みます。トレースは現れたり、消えたり、20分後くらいで林道から外れました。
 途中で自分にとっては少し急な斜面が出てきます。お二方は問題なく行きますが、自分はドタバタ。ですが、今回、「シール登降の時、膝を微妙に前に出るテレマーク姿勢で登る。すねとかかとの角度が90度未満になる。」ということに気がつきました(後日談:この時はこう思いましたが、その次の山行で、間違ってるとは一概に言えないけど、大きな差はない)。前に出すのは上半身よりも膝、膝だけは前に出す。だから、K林さんからは、「前のめりになっている、もっとこう」と言われ、F川さんから「後傾になっている、前へ」といわれるのかもしれない。これを意識して登ったら、多少登りやすくなりました。

9:20 標高1110m
休憩

9:35 休憩(標高1190m)
 さあ出発、と思いきやF川さんはトイレに、自分は少し遅れ気味だったので「ゆっくり行ってます」と一人ラッセルです。確か以前、ラッセルの時は「スキー板のトップが雪から出るように歩く」と言われた記憶があるので、そうしてましたら後に追いついたF川さんより、「そんなに上げていたら疲れる」とのこと。言われてみれば確かに疲れる。それをするのはもっと深雪の時? いや、ここまで上げなくても少しは上げた方がラッセルしやすいのでは? そうこうしているうちに、疲れてラッセル交代です。

10:10 標高1280m付近

 標高1400m手前の急な斜面をなんとか越えさらに上がった所で、リーダーより「この上は樹氷が見られる。けど、風を遮るものがない。天気もあまり良くないので、行ける所まで」(と記憶、でも言い方はこんな言い方ではなかったか?)
 進むと、見事な樹氷が、でも風が強くてシャッターを押すのも一苦労。撮れて良かったです。

10:45 発達した樹氷
10:50 樹氷の間を

 風が強い、視界も良くない。これより上に行った所で状況が好転するわけではないし、樹氷にも会えたし、11時下山決定。
11:00 標高1517m下山決定
 シールがはがれることが多いのでシールをチエックすると、右足の黒のマーカーでつけた方のシールが後ろだけ外れていた。粘着力はあるので、どういう時に外れるか一つ一つ検証するしかない。
 登りは背中に風を受ける形でしたが、下りは正面から風です。凍傷にならないよう目出帽をかぶったら、ゴーグルが曇ってしまい、出発の際、2−3m前しか見えず。F川さんは、大丈夫で、こうならないために「ゴーグルには曇り止め」「目出帽には鼻の周りに空間が空くよう工夫」のような対策が必要のようです。ゴーグル(サングラス)が曇っていなかったF川さんに後で、聞いたらこの時ガスで視界は悪かったとのこと。ゴーグルと顔の間のわずかな隙間から、周囲を見てなんとか前進。
11:10 下山開始
 50−60m下りた所で、少し視界も晴れてきて問題なくなってきました。視界の晴れる少し前、リーダーがGPSのトラックバック機能を使って進路を決定してました。案外、身近な人がGPSで進路を決めるのを見るのは始めてでしょうか? なるほど、勉強しなくては。とりあえず、自分は視界が悪いため動揺して下りるのに精いっぱいでした。
11:40 標高1320m休憩
 風も落ち着いてきた所で、しばらく休憩。
11:55 出発

滑ってくるF川さん
滑ってくるW辺さん

 雪質はそれほど悪くなかったと思う、最初の下りでペースを乱されそれを修正できなかったのか、そこそこテレマークターンもしましたが、納得のいくものにはなりませんでした。

12:30 沢地形
橋を渡る(最後はスキー板を外して)

12:50 駐車場に戻る

今回の山行のトラックログ(登り:赤、下り:黄)
今回の山行の「速度/時刻グラフ」(縦軸:速度、横軸:時刻)(区間1:登り、区間2:下り)

13:30 出発
17:00 浦和IC

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