白馬(雪崩ネットワーク セーフティキャンプ)

2011年1月8−9日(前夜発)

日本雪崩ネットワーク(JAN)主催の、バックカントリー・スキーヤーおよびスノーボーダーのための雪崩講習会「セイフティキャンプ」に参加してきました。
白馬で行われた、入門者向きの「ベーシック・セイフティキャンプ=SC」です(経験者向き→「アドバンス・セイフティキャンプ=ASC」)。

スタッフ6名(と記憶)
参加者:23名(男性2/3、女性1/3と記憶)(年齢:どちらかというと50前後の人が多かったけど、20、30代も多かったです)(基本的にスキーヤー、テレマーカーで、登山靴の方も数名、スタッフの方にスプリットスノーボードの方がいました)
参考文献:〜山岳ユーザーのための〜雪崩リスク軽減の手引き 出川あずさ・池田慎二著 東京新聞(以下にはテキストを写した内容もあります)

そもそも雪崩ネットワークはもっとマニアな人が来ていると思っていた(それは経験者のASC?)、受講してみて確かにそういう人もいたけどビーコンを初めて使う人もいたし雪山を滑るのが不得手な人もいた。勇気を出して受講して良かったです。途中で靴内が濡れるトラブルがあったにせよ、とりあえずは次に繋がることはきちんとしたと思います。
 講習の様子を以下に書いたものの、どこから講習内容で、どこから自分の個人的な感想だかわかりずらい文章でした。そのため、以下に講習内容は「」でくくりました。

1月7日
22:00 新宿駅発

今回の講習の大まかな位置図(登り:赤、下り:黄(ゲレンデを含む))


1月8日
天気:晴れ
7:15 白馬駅着(今回、自分はバスと電車を使いましたが、ほとんどの人が車で来ているようです)
 白馬駅周辺には(歩いていける範囲に)コンビニはありませんでした(車で行く範囲でしたらありますが)。意外に、こういう所はあります。仕方がないので駅近くのそば屋で朝食、おにぎり購入。そうこうしているうちに駅の売店が開く、菓子パン購入。
9:00 ウイング21集合

中央大きな建物が、ウイング21です。

9:15 スタッフよりの挨拶、室内での講習開始
 ウイング21の2階の部屋で室内講習が行われました。スライド、動画を見ながら、雪崩現象、雪崩地形、積雪の不安定性評価、降雪と積雪、等の講習が行われました。
1. 「雪崩地形に、発生区、発生した雪崩が流れる走路、堆積区がある」知識としてこのことは自分にもありましたが、発生区に比べて走路、堆積区はあまり気にしておらず、確かにテン場を選ぶ際には考慮に入れてましたが、走路、堆積区の通過となると、あまり気を使ってなかったかもしれません。
2.「雪崩は、雪崩地形、不安定な積雪、人と施設が相互に組み合わさっておきます。『雪が不安定→山に入らない』というのもあり得ますが、『雪が不安定→雪崩が起きやすい地形に入らない』という方が正しい。
 積雪が安定→雪崩の起きやすい地形に注意すれば入ることも考えていい
 積雪が不安定→雪崩の起きやすい地形には入らず、安全な地形に入る
 積雪の状態だけで山の進退を考えない。安定、不安定というのは正確には白黒つけられない、安定の傾向あり、不安定の傾向ありとしか言えない。『エキスパートは皆死んでいる』あいまいを許さず、白黒をつける人は死ぬ可能性が高いという言葉」
 ミーティング:一枚の雪山の風景写真から、どこが発生区になって、走路、堆積区になるか、参加者各自考察。
3.「積雪の不安定性評価:防災科学研究所雪氷センターに最近の積雪データ有
 『どのような不安定性が、どのような場所に存在し、人の刺激にアクティブなのか?』これを、行動しながら、材料を集め、それを組み合わせる。
 クラス1データ、クラス2データ、気象データを総合して
 クラス1データ(雪崩データ):現場で最近発生した雪崩跡のデータ、ワッフ音、シューティング・クラック等
 クラス2データ(積雪データ):積雪の層構造から雪質まで多様な項目(ピットを掘っての積雪断面観察)+積雪表層の観察(移動しながらストックで積雪を刺して観察してみる・一番上のスラブに常に注意をしながら歩くように)
 気象データ:気象推移から積雪がどんな傾向にあるか、現在の気象現象が今ある積雪不安定性にどのような影響を与えるか」

室内講習が行われました。

4.積雪の変態(覚える)
「球形化:積雪の温度が0度以下で、温度勾配が小さい時(新雪→こしまり雪→しまり雪)角ばった雪が丸みを帯びてくる
 再結晶化:積雪の温度が0度以下で、温度勾配が大きい時(目安は1℃/10cm以上)(しまり雪→こしもざらめ雪→しもざらめ雪)角張りながら大きくなる
 融解凍結:水が介在し、積雪の温度が0度の状態・粒径が大きくなり、丸みを帯びたざらめ雪になる」
12:00 休憩
13:00 ウイング21の手前の空き地でビーコントレ(ビーコンの機種により4つほどに班分け、自分はトラッカーの班に)及びプローブ捜査
二人一組になって、一人がビーコンを隠し、もう一人が捜索
今回は、発見するまでの作業は省略。距離的に短い発見するところからのビーコントレ
「(1)受信したら、点灯するランプが真ん中に来るようにする。
 (2)とりあえず10m進んで確認
 (3)表示が10mまで来たら、ビーコンを雪面に近づける、この時ビーコンを傾ける
 (4)最小の値が出た所から、クロスサーチ(ビーコンの向きは変えない)
 その他:ビーコンの液晶は保護するため裏側にして装着」
 スタッフよりビーコントレの服装について、「滑走用具は使わないが、膝まで雪は埋まるのでそうなっても困らない格好を」でしたが、ビーコントレーニングが始まって5分ほどで、自分は雪の薄い所で貫通し、左足の膝下が浸水しました。例年だとこのようなことはないと、スタッフの人は話していました。後で他のスタッフさんに聞くと、雪が貫通はあったけどその下が水たまりはないようだったとのこと。自然を相手にしていることですから、ある程度は仕方のないことです。
 起きてしまったことは仕方ない、さあ、ビーコントレ、時間内にビーコン発見を目指そう!! と、気を取り直してビーコントレ再開したものの、先ほどの近くでまたしても自分は貫通、今度は右足。同じこと2度するとは、自分の注意不足もあるけど(ちなみに水たまりは帯状です、点ではありません)、ビーコントレでそんなこと考えながらトレーニングしたくない。さすがに動揺して、自分のみビーコントレーニング中断。濡れてしまった靴下を搾る、水が出てくる。こんなこと、おそらく初めて、少なくとも最近はない。どうしていいかわからず、手袋を足に履いて、スキー靴を乾かそうとするも、手袋では足は冷たく、少し濡れているのを我慢してスキー靴を履いて、講習に戻る。この日が暖かくて良かったです。
 あと、1週間前のゲレンデスキーでスパッツを失くしまして、まさかこんなことがあると思わなかったので特に買う時間もないし、今回スパッツ無でした。今まではずっとスパッツがあったのに、ない時に限ってこういうことが起こる。ホント、さらにダメ押しで今回なぜか替靴下を忘れる。普段忘れることはないのに、信じられないことが重なって、どうなるのかとても不安な時間をすごす。 

ビーコントレ
 赤で囲った辺りが、その下に水

 さてさて戻ったら別の人も貫通!! どうやらここら辺が危ないということが分かりまして、その後はそっちには近づかないでビーコントレ。
 今度は4人全員でスタッフさんの隠したビーコンを探します。確かに問題なく作業できましたが、水没の件もあり、集中してはできませんでした(自分の場合)。
「(1)リーダーを決める
 (2)二次雪崩が来ないかの確認
 (3)受信モードへの確認(受信モードになったら手を挙げる)」
さらに別グループが雪崩にあった場合
「(4)何人流されたか
 (5)最後に姿が見えたのは
 (6)ビーコンの有無:雪崩遭遇者がビーコンを所持していない、不明の場合は、プローブを使用し、埋没の高い場所をスポットプローブ
を確認します。」
「プローブの組み立て方:雪面に突き刺さない方のパイプを持って、他の端を投げる→雪面に突き刺さない方のパイプを握ったまま内蔵ワイヤーを引く、内蔵ワイヤーをプローブに固定」
16:00 室内での講習(捜索と救助)
「雪崩に遭ったら、大声で叫び仲間に知らせる。流化する雪崩の表層にとどまれるようにする。
 ビーコン捜査:荷物を背負ってビーコン捜査(長い距離をビーコン捜査した場合戻らなければならない。残留物と混同する恐れがない)。スキーの板をつけてビーコン捜査をするか否かは、つけた方が早ければつける。セカンダリーサーチ(ビーコンのしっかりした反応に沿って、埋没者に近づく段階)が、訓練により最も時間が短縮できる
 ビーコンの電波発信間隔は1秒なため、あまり素早い操作をしても受信反応を適切に理解できない。
 V字コンベアベルト・メソッド:この方法が開発されるまではプローブの長さは2.4mでそれ以上の長さは無意味でした、この方法を使うことによって3mのプローブも実際に使えるようになってきました。つまりは、この方法が開発される前は2.4m以上の深さに埋まるともう救助は難しかったのですが、この方法により3mの深さまででしたら救助が可能になりました。」
17:00 一時解散(夕食等)
 近くのラーメン屋で食事、明日の朝食・行動食の買い出し(自分はしませんでしたが、宿に行って入浴も可とのことです)。コンビニはないにしろ、菓子パンは駅の売店で売っていて、ちょっとしたスーパーがまだ開いていましたので、朝食・行動食は無事解決。でも、スーパーから戻ってきたらもう、駅の売店は閉まっていました。その他、スーパーで靴下購入。講習再開までまだ時間があるので、濡れた靴の乾燥に努める。新聞紙で吸収です、あとから考えればタオルを持ってきたのですから、まずタオルでおおよそ水分をとってから仕上げに新聞紙を使えば良かったです(新聞紙をだいぶ使った後で気がつく)。
19:30 室内講習(安全な行動)
 ミーティング:班を3つに分け一枚の雪山写真が提示され、一つ目の班には「この尾根を登りますけど、どういうことを注意しながら登りますか?」、二つ目の班には「あなたたちのパーティーはお金持ちだからへリスキーを使って山頂から滑降です、どんなことに注意してこの山頂から滑りますか」、三つ目の班には「ヘリスキーを使ったパーティーが雪崩に遭いました、あなた達はその時この尾根にいました。どのように雪崩に遭った人たちを救助しますか?」を議論し合う
 翌日の行動の班分け:のんびり班と、がんがん滑る人と、その中間に分かれます。靴の不安もあるし、ゲレンデでは滑れるようになってきましたが、戸外ではまだ自信が持てないので、とりあえずのんびり班に、8名ずつ分かれたと記憶。
21:00 8日の講習終了・宿までスタッフの方が送迎してくれました。宿に着いてからも、濡れたスキー靴の乾燥作業です。


1月9日
天気:雪
7:00 宿出発
 スタッフの方がスキー場まで送ってくれました。
8:00 栂池高原スキー場ゴンドラ乗り場集合
8:50 シール装着(標高1660m)

シール装着

・ビーコンチエック:「最初にリーダーが送信モード、メンバーが受信モードにし受信モードのチエック、次にリーダーが先に行き、受信モードにし、メンバーは送信モードにして、リーダーの脇を通過することで送信モードのチエック→こうすることで受信・送信共にビーコンチエックをし、さらに送信モードのチエックを後にすることによって行動時に確実に送信モードになっているようにする。」
 最初は緩やかな林道歩きです。

9:25 10−15mの間隔を開けて

 たぶん普段なら、自分は何も考えずに通過する所だと思いますが、スタッフさんから「上部斜面が傾斜のある疎林になっていて雪崩の走路(になりうる)を通過するから、10−15mくらいの間隔をあけて一人ずつ通過するように」とのこと。この間隔をあけて歩くというのは、「とにかくそういう癖をつけるのが大事」とのことでした。

「ストックを雪面に刺して、積雪表層の雪がスラブを構成しているのか、その厚みがどの程度あるか、意識しながら進む。ストックの反対側の方がわかりやすいと。」
9:45 早大小屋

 早大小屋に着いて、「この斜面をどう登ればいいか考えましょう。他人のラッセルはできる限り使用しない。交代、交代でラッセル」でした。

先頭を交代しながら
ジグザグと高度を上げて行く

 今シーズン初のシールですが、登りは問題なくついて行けました。でも、何度か前のめりになって足が前に出てこない時がありました。今シーズン初なのだから、もう少し一つ一つの動作を確認しながら登れば良かったと反省しています。スタッフの方は雪崩のことだけでなく、スキー操作についても、指摘してくれます。
10:40 標高1840m付近で、雪の層観察、テスト

ピットを掘る

ピットを掘る前に:「周囲に樹木などがあるか確認(樹木があれば積雪はその斜面とずいぶん違った結果を出す)、雪面下に岩や木などがないか掘る前にプローブでチエック。
 職人になって雪の断面はきれいに
・雪の結晶観察
・ピットの右側の面で、固めの棒状のモノで、雪に刺し上から下まで各層のおおよその硬度をチエックしておいて、片方の手で硬度チエック(今回自分は雪面下40cmくらいがこぶし、それより下が4本指)
 ピットを掘って、きれいに仕上げたら、一番右側30cmはバーブテストに、その隣30cmはコンプレッションテストに使用します。なので、まず、ゾンデの目盛等を利用して雪に設計図を作っておきます。スノーソーを両手で(片手だとまっすぐ下ろせない)持ちきちんと正面を向いて設計図通りに切り込みを入れます。
・バーブテスト:コンプレッションテストでは雪柱の表層の上にシャベルを置いて反応を見るため、どうしても表層に近い層の結果が見えづらくなってしまいます。それを補うのがバーブテストです。新雪の結合性を見るテストともいえます。(コンプレッションテストで使う)四角柱の右側にさらに切り込みを入れて、スコップに新雪の四角柱をのせて、シャベルの下からトントンと叩いてどんな崩れ方をするか? を見るテストです。結合が弱ければきれいにスライドするというわけです。

切り込みを入れる概略図

 バーブテストが終わったら、上の概略図のように、@スノーソーで鉛直下方に切り込みを入れて、A(コンプレッションテストで使用する)四角柱の左側で三角柱が取れるように切り込みを入れて、四角柱を作っていきます。バーブテストで使った下の部分も左と同様スノーソーを使って余計な雪を取り除いてゆきます。

コンプレッションテスト

・コンプレッションテスト
 四角柱ができたところで、スノーソーで背側にも切り込みを入れて、雪柱の上にシャベルを載せ上から叩きます。初めは手首で、10回叩いても崩れないようでしたら、次は肘からさらに、10回叩いても崩れない時は肩から叩きます。この、手首、肘、肩でというのも雪の結合度を考える上で参考になりますが、それよりも良く見なくてはいけないのは、どんな崩れ方をしたかということで
 SP:1回のタップで破断が雪柱に一気に入り、ブロックはたやすく崩れる
 SC:1回のタップで破断が雪柱に入り、その層が明瞭に潰れる
 PC:通常は1回のタップで、明瞭な厚さのある層の破壊が雪柱に起こり、その層は、それに継続するタップで徐々に圧縮されていく。
 RP:1回もしくはそれ以上のタップで、平面もしくは概ね平面の破断が起こるが、ブロックはたやすく前に出てこない。
 BRK:凸凹した不規則な破壊
特に、SPやSCの特徴が出た時は重要な結果といえます。
・ルッチブロックテスト(スタッフの方のみ)

ルッチブロックテストのために、背側に切り込みを

 今回は、背面を切るのにストックに付けたスノーソーが用いられましたが、両角にプローブを立てて細引きで切っていくという手もあるようです。」
12:25 再度出発
13:05 シールを外して下り開始(標高1870m)
 シールを外したら、片方のシールとスキー板の間にまた、雪が入っていた。前回もあったことなのですが、本気になって、原因究明しないと。まず、漠然と「シールに雪が入る」ではなくて、2枚あるうちのどちらでどこの部分か、マジックでも持っていって、次回ははがれた個所をマークしよう。
 滑り開始です。問題なく滑れましたが、もう少しテレマークターンを意識して滑れば良かったです。その他、ゲレンデでは問題なく(自分よりうまい?)滑っていた人が、戸外に出て3m進んでは転んでというのがありました。ゲレンデでは滑れるのに、戸外に出るとうまく行かない程度ならわかるのですが、のんびり班だから仕方ない。その人とは「自分も戸外に出るとうまくターンができないんですよ」と会話しあったんですけど…。逆に新鮮でした。とりあえずは、自分について、足を引っ張ることなく、滑れて良かったです。でも、それに終始してしまい、それ以上のことはしない自分がいた。雪はとても楽しい雪でした。

少しは滑っている所も撮らないと

「濃い樹林で滑走する時には、ダイビングでいうバディシステムのように、二人一組になってお互いの位置を意識しながら滑る。」
14:30 早大小屋近くの雪原でビーコントレ、及び掘り出し(V字コンベア・ベルトメソッド)(標高1720m)
 弱層テストの後、二人のスタッフのうち一人が、胃の調子が悪いとかで下って行った。「ふーん」と思っただけで深く考えずにすごしてしまった。早大小屋に行くと、そのスタッフさんがいて、「(模擬ですけど)仲間が雪崩に巻き込まれてしまった」という。模擬にしても、意表を突かれて言葉が出ない。2−3分経過して、昨日教わったことをする。3人が雪崩に巻き込まれ(仮定)、そのうち二人はビーコンをつけているとのこと。ビーコン捜索を開始し、一台見つかった所でもう一台という所で、ビーコンを信じてその示す方向に行っていれば良かったのですが、(ビーコンを埋めた時に出る)人の気配がなかったので、機器の誤作動などと考えて、右往左往してしまった。これだけ雪が降って、スタッフの方もずいぶん先に来ているのだから、人の気配がなくて当たり前。逆に言うと、今までのビーコン捜索訓練では、どこかビーコンを信じるのとは別に、埋めた形跡のある人の気配のする方に足を向けていたかもしれない。右往左往しているうちにタイムオーバー、捜索したのは自分だけではないですが、自分が混乱の原因を作ったともいえる。

V字コンベア・ベルトメソッド

 V字コンベア・ベルトメソッド
「(1)ヒットしたプローブの根元から掘るのでなく、平地ではプローブで把握した深さの2倍、25度の傾斜があればプローブの深さと同じ距離から、掘り出す。
 (2)作業者はV字状に並び、先頭の人が主に掘る。後ろの人は先頭の人が掘った雪をかき出す。先頭の人が、掘りやすいよう、足元を掘る。
 (3)確かにシャベルがぶつからないように注意すべきですが、それよりも先頭の人の足元を掘ることが大事。
 (4)先頭の人が疲れたら、後ろの人と交代、時計回りにローテーションしてい行く。5人以上いる場合は、待機要員の人も作る。」
14:55 出発
15:05 ゲレンデに戻る(標高1660m)

今回の講習の、ゲレンデ外のGPSデータ
 登り:赤、下り:黄

 日帰り装備を背負っていましたが、なんの問題もなく、快適に滑れました。この日の班の中では、のんびり班でしたが、自分が足を引っ張ることなくついて行けたのがただただうれしかった。自分はこれで満足してしまったのだろうか?
15:30 フィールドでの講習終了(ゴンドラ乗り場に戻る)(標高837m)

この日のフィールドのスピードの図
区間1:登り、区間2:下り(ゲレンデを含む)

 スタッフさんと、他の一人の方はとっくのとうに帰り支度ができていて、待たせてしまいました。ついて行けた安堵感? この後も講習は続くのですが…
16:00 ゲレンデ出発(スタッフさんの車)
16:20 再集合・まとめ
 ミーティング:雪山の写真が一枚提示。ここ(写真の場所を示し)をスタートし、山頂まで行って、スタートに戻ります。どういう点に注意して、どういったラインを取りますか?(各個人)
 今回の積雪の不安定性評価、Fair:最後に、各班ごとに不安定性評価をまとめたのですが、この時、自分は集中力を欠いていました。悪気はなかったのですが、質問にもトンチンカンな答えでした。
17:45 解散(白馬駅まで送っていただきました)。ありがとうございます。

戻る