101107岩トレ・つづら岩

2010年11月7日

L:S野さん、メンバー:M井さん、F川2さん、N方さん、T岡さん、F川さん、MHさん、O庭さん、I井さん、自分

天気:曇りのち晴れ

7:00 武蔵五日市駅発
7:30 林道終点・駐車
7:45 出発

8:05 綾滝

8:10 いつもの水場→8:45 つづら岩着
9:15 岩トレ開始

東面の岩場

午前の部
(1)東面の岩場
 岩場の左わきを上がり、ロープをセットし、懸垂で下りる。午前中はF川さんと、上写真のルートをまず自分がトップロープで登り、クライムダウン。前回言われた、「上半身を岩から離し、下半身をくっつける」を意識しながら登る。登り、下り共に問題なく行えました。そして、交代で登り、クライムダウンするF川さんをビレイ。セルフビレイはメインロープでですが、最初、ヌンチャクで取ってしまう。もう一回、トップロープで登り、クライムダウン。隣でI井さんらが、セルフビレイのことを話していているのを聞いてふと思い出し、F川さんのセルフビレイを見る。ロープ片方の末端を、登る前にロープを自分のハーネスにセットする同様のことをビレイループのすぐ隣の部分にセット、それを支点から伸ばしたシュリンゲに連結。今度岩トレがあったら再確認せねば、ちょっと理解していないし、まとまってもいない(自分の理解不足)。

東面の岩場、左側では

(2)南面・一ルート W
 10時半頃から、南面に移動し、一ルート(一般ルート)をリード(ダブルロープ)で登ります。途中の支点まで自分がトップで2/3辺りからロープがとても重くなる。後から聞くと、ロープが交差していたようです、交差してはいけないという知識はあったものの、完全に体に叩き込まれてなかったのでしょうか。あとは間に合ったものの、支点を取り過ぎて、最後の方でヌンチャクが足りなくなりそうでした。ボルダリング的な登る方は、問題なく、慣れた岩場なのでどんどん進め、今までのようにのどがカラカラになるということもなかったです。無事、支点にたどり着き、今度は、登ってくるF川さんをビレイです。ロープが交差していたためか、片方のロープがキンクしまくり、ビレイするのも一苦労。なんとかかんとかビレイ終了。さらに上の支点からはトップを交代して、F川さんがリードで登り、自分がビレイ。この時「支点でビレイ→ボディビレイとなり、移し換えなければならない」ので対策を、とF川さんより指摘。てっぺんまで上がったら、F川さんより、確保器の手前でロープをワンターンさせれば、「支点でビレイ→ボディビレイ」も時間をかけずにしかもミスなく行けるのでは、とのこと。

11:55 つづら岩南面、てっぺんからの眺め
 一ルートを登り終えて

昼食:ようやくつづら岩も慣れてきたのか、いつもならのどがカラカラになり、頭が真っ白になりながらなのですが、今回はそのようなこともなく、淡々と食事。
午後 F川さんは東面の岩場にて、アイゼントレ、自分のパートナーM井さんに交代。
 交代するはずのM井さんですが、N方さんと登っていてなかなか戻らないので、とりあえず東面の岩場でアイゼントレをするF川さんをビレイ。F川さんがアイゼンをつけて、上まで登ってロワ―ダウンですが、どうも下ろす時のタイミングが合いません。上部の傾斜は緩かったので途中までクライムダウンしてもらって、傾斜が急になるところから再度、ロワーダウン。ロープ自体は沢でも使っていますが、沢ではロワ―ダウンなんてほぼしないので、まるで初心者みたいなぎこちなさでF川さんを下ろしました。

本文とは、対応していませんが
 南面の岩場を登るT岡さんにビレイするF川2さん
 (遠景)
本文とは、対応していませんが
 南面の岩場を登るT岡さん

 中央クラックルート X
 M井さんトップ、自分はセカンド、おやおや自分は、先ほどメインロープでセルフビレイということを意識していたのに、もう忘れてヌンチャクでセルフを取ってます。頭で考えるのも限界があり、「体で覚えて自然に動くようにするしかない」ということかもしれません。さてさて、中央クラックルートですが、出だしからレイバックです。レイバックなんて、室内壁ではほとんど使わない動きだし、「一ルート、二ルート、右クラック」にあるわかりやすいガバがない。M井さんのレイバックを見よう見まねでなんとか無事通過。その上はちょっとしたスラブになっていて、ここも微妙なホールドで、ガバなし。(というか一ルートにわかりやすいガバが多すぎかもしれません)。ここもなんとかかんとか無事通過。そのまた上もレイバックの必要なクラック。ここら辺でいよいよ腕が疲れてきました、「張ってください」とM井さんに声をかけた数秒後、力尽きてロープにぶら下がる。改めて周囲を見回すと右に使えそうなホールドがある。それを使って無事突破。最後はかぶっていましたがなんとか無事突破。一ルートと同じ支点に合流。「一ルート合流」一つ前の支点は冷静になれば外せたのですが、頭が混乱していて、すぐ近くにいたO庭さんに外してもらいました。最後は足がつりそうでした。そのため再び、M井さんにトップを行っていただくも、その上は特に問題なく行けました。

中央クラックルートを登るN方さん
 上、木の辺りで力尽きてワンテンションでした
 (自分の場合)

 さすがにのどが渇きました。次回は、テンションすることなく登りたいです。
 リーダースピッチ(下部のみ・トップロープ)
 中央クラックルートで、ずいぶん時間を費やしてしまいました。もうあまり時間がないのでリーダースピッチの下部のみ登りました。ここも一ルートのようなガバがなく、細かいホールドでしたが(幕岩なら普通?)、テンションすることなく無事登れました。でも、リードではとても行けません。トップロープだからノーテンションで行って来れたと思います。下降は懸垂で下りました。

本文とは直接の関係はありません
 一ルートを登るS野氏
本文とは直接の関係はありません
 一ルートを登るS野氏

15:35 つづら岩出発→15:55 いつもの水場→16:10 林道終点着
16:30 林道終点発

つづら岩のある大岳山


戻る