1003赤倉山(未踏)

 妙高バックカントリースキースクールのツアーに参加してきました。思わず、未踏と書いてしまいましたが、今回の目的は登頂ではないでしょう。

こういったツアーや講習会に無性に出たくなることがある。
 (1)純粋な好上心、視野を広く持ちたいという気持ち
 (2)ただの現実逃避
(1)だけということはないですし、(2)だけということは絶対にありません。完全に自分の中に組み込まれていて、これ無しには考えられません。できる限り(1)を多くなるように少しでも努めよう。できる限り(2)を少なくするように少しでも努めよう。今回、自分としたことがデジカメを忘れて、急きょ、「写るんです」で写真を撮りました。

 最初、21日を予定していましたがその日は天気が全国的に大荒れのため、22日に変更しましたが、実際21日妙高は特に問題なく、無事ツアーを終えたとのことでした。21日の夕方、列車が黒姫駅に到着したころから雪が降り始めました。妙高高原に18時頃着いた時は本降り。バス最終便で、ユアーズイン(宿)に着く。

3月22日
天気:晴れのち曇り
ガイドさん1名、ツアー参加者5名(内2名ボーダー、3名テレマーカー)
雪質:重いパウダー

9:48 リフトを下りる
10:05 ゲレンデを少し下りたところからシールを貼り出発

シールをつけ、出発

 まだ、寒いと思っているうちに春が近づいてきました。手袋(ミトン)をつけていましたが、暑いのでインナーだけで良さそうです。最初に、この「暑いので早めに脱いだ方が」は指摘されましたが、その後の登りは、自分は本当に順調でした。というか、このコースは初心者でも参加できるコースということで、それほど経験のない人も参加していたようでした。自分の中では、特に速いペースでないのに、後ろがどんどん遅れていきます。普段と立場逆転。

最後の登り

 最後の手前、急な斜面でクライミングサポートをしてたガイド氏が登れて、してなかった自分はズルッと滑ってしまい、ガイドさんのトレースを外し、少し斜めよりに進むことで対処しました。あとは特にクライミングサポートをしなくても問題なく登れました。ミスなく登って当たり前、この中ではもうベテランなのだから。
12:20 今回はここで終了(昼食)

ここから下ります(昼食)

 時間が空いていたので、雪の層を掘ると、雪面から30cmの所に明瞭な層があり、1m+αくらいで草木が出てきました。
13:10 シールを外し出発
 今まで、ツアーに参加した時はツアー全体としては楽しめたと思いますが、「ゲレンデ外を滑ること自体」はそれほど楽しめませんでした。ですが、ようやく今回は楽しめました。広いターン孤でしたが、足の動きは遅れるなどありましたが、テレマークターンというものができました。ようやく、テレマークという道具を使えるようになってきました。

雪質は重いパウダー

 基本的に2番手で滑り、途中、林道近くで左に行くところで、先頭を行くガイドさんを一瞬見失うも、ボードの二方には、ちょっと面倒くさいトラバースをさせてしまうも(登るときはボードを外し{着脱がめんどくさそうですね}スノーシューで登ってました)すぐ修正でき、とりあえず大した問題にはならずに解決。途中、頭痛(あまり自分は経験がありません)がするも、滑っているうちに痛みはなくなりました。

振り返って
 今回は、矢印の辺りまで行けました。あそこから下りてきました。

 「ゆきむし」が何匹か出ていました。冬も終わりで、少しずつ春になってきました。自分は見ませんでしたが、うさぎがいたそうです。
15:05 本日のツアー終了
 妙高バックカントリースキースクールにしては、初めてですが(今まで実はあったかもしれない)、終了後近くのペンションで少しビールをいただきました。ツアー終了後、気分的に余裕があるからビールの飲みに参加できたわけで、このように余裕があるのも、初めてかもしれません。

今回の山行のトラックログ(赤:シールをつけて、黄:シールを外して)
今回の山行の(速度・時刻の図、縦軸:速度、横軸:時刻)


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