三田原山・ツアースキー

主催:妙高バックカントリースキースクール(MBSS)
ガイドBさん、Uさん、O?さん、参加者:テレマーカー確か自分を含めて5名、ボーダー確か10名

 この日はテレマーカーYさんと野沢温泉・毛無山に行く予定だった。しかし、前日フェーン現象が来て、日本各地はとんでもない暖冬、ということで毛無山中止。山スキーの人と滑るのもいいが、たまにはテレマーカーと滑りたい。急きょ、ガイドツアーに照準を絞り、以前行ったことのあるMBSSにツアーの申し込みを。このツアーも最初は赤倉山の予定でしたが、雪がないということで三田原山に変更になりました。例年より2m少ないとのこと。景色が5月とか。フェーン現象で雪崩などあったらと、事前に現地に問い合わせると「雪崩が起きるほど雪はない」と…

2月15日
20:50 西国分寺発→21:15 武蔵浦和駅着
              21:19 武蔵浦和駅発→21:32 大宮駅着
                              21:52 大宮駅発→23:11 長野駅着

2月16日
天気:晴れ
6:31 長野駅発→7:12 妙高高原駅着
 この時期、妙高に来てこんなに雪が少ないとは。雪という視点から見たら、この時の妙高は「ゴーストタウン」だった。雪の王国が…
7:20 妙高高原駅発(バス)
7:30 新赤倉三叉路

朝の赤倉観光リゾートスキー場

 1か月前、あれだけ雪があった赤倉観光リゾートスキー場も周囲に雪が少なく、「ツアー中止かもしれない」とも思い、1日券を買ってしまう。試しに1本滑ってみる。ガリガリでした。
9:12 MBSS事務所出発(MBSS車)
 気を取り直して事務所に行くと、三田原山でツアーを行うという。とりあえず、来て良かった。購入してしまった1日券も使えなくなったが、そんなことはいいや。
9:25 妙高杉の原スキー場着
10:00 ゴンドラを下りる
10:25 リフトに乗る
10:35 リフトを下りる
10:45 ゲレンデ外へ、出発

シールをつけて出発、
それでもリフト上部の方に雪はある
沢を通過

 沢を通過したのち、テレマーク組に少し登りの遅い人がいて、Bさんとボーダー組が先に行きと、別行動になりました。一度臆病風に吹かれてしまうと修正するのはなかなか大変。(遅れた人をどうにかしようと、的が外れたアドバイスをしてしまう。ガイドさんに任しておけばよかった)。前回、神楽で言われた「ストックをできるだけ使わずに足で登る、急斜面では足を前に出したあと少し引くようにする」を心がけたらだいぶ楽に登れたというのもあります。
 それにしても、自分より遅い人がいたほうが自分はベストの力が出せます。「待ってくれー」は、追いつこうとしてフォームが乱れるのだろうか? 精神的にゆとりがなくなって下ばかり見てしまうのだろうか。

もう少しで稜線(1)
もう少しで稜線(2)

12:55 三田原山稜線着(昼食)

三田原山稜線から見た妙高山
三田原山頂上はもう少し先です。

 稜線上は風が強いので、登ってきた逆側で休憩・昼食です。先に着いたボーダー組が雪を掘って簡単なベンチを作っていただき、その上にスキーの板を置いて座ると結構快適でした。目の前に妙高山が雄大に見えます。妙高山は地肌が見えている所もあり、5月の景色のよう、とのことです。

写真を撮るだけでなく
現場で山の名前も確認しないと
中央右は高妻山?

13:35 三田原山稜線発
 登っている最中に自分のビンディングが簡単に外れました、「何か重いな」と思ったら外れていました。特にゆるめたわけではないので、どうにかなるだろうと思っていました。ところが滑り出したとたん簡単に外れました。明らかにゆるみすぎです。なんとか他の人に追いついて、ガイドBさんに報告すると、直してくれた。やっぱり、たまにはテレマーカーとも滑らなければ。一緒に滑っているのがテレマーカーで良かった。ですが、そもそも、自分ももうテレマークを初めて1年目でないのだから自分の道具くらい自分で直すべきだ。(次の山行である大崩山に行ったとき気が付く、きつ過ぎ。)
 ビンディングを止める場所も正式には自分の付けている場所より一段下げたところに付けるそうです。テレマーカーは座らずにビンディングをセットする(これは態度の問題だと思う)とも言われました。まだまだ知らないことばかりです。

滑り降りてくるのを待つ
標高1900mくらいのところ
基本的に、藪はなく、自分の腕前さえもう少し良ければ

 もう少し短いターン弧で滑れれば、思うようにテレマークターンができるのですが、うまくいきません。ただ、ガイドUさんからツーステップターンを勧められやってみたら、普通のテレマークターンより楽にターンができました。ゲレンデでツーステップをしてもあまりピンと来ないのだが、アウトドア向きなのだろうか。

ウサギが走っていき
樹林帯を通過した標高1700m
付近のところだと思います。

 目の前をウサギが走って行った(標高1700m付近と推測)。カメラに収めることはとてもできず、しかたないので記憶に収める。こんな時期に外に出てきてしまってウサギには餌があるのだろうか。

標高1600m付近
滑っている所の写真はこれのみ
 ガイドUさん
 標高1450m付近
 この後斜面は緩やかに

 「思うようにテレマークターンができないな、あれだけ練習したのに」と思っていましたが、ガイドのUさんより、「危なげなく滑り、安心して見ていられる滑り方をしている」と言われる。お世辞かもしれないけど、そういう面で臆病な性格がプラスになったか。「思うようには滑れないが、山スキー歴は長い、そういう点では上達していたかもしれません」来て良かった。

ついさっきまで矢印に示した所に
いました。あそこから下りてきました

15:50 ゲレンデに戻る
16:20 杉の原スキー場の駐車場着
 こういう雪が少ない場合には「三田原山か神奈山」と言っていた。下のほうに比べて、三田原山には思ったより雪はありました。

今回の山行のトラックログ(10:45−16:20)(赤:シール装着、黄:シールなし)

今回の山行のスピードの図(縦軸:スピード、横軸:時刻)(区間2:シール装着、区間1,3:シールなし)

16:30 杉の原スキー場の駐車場発
16:45 赤倉観光リゾートスキー場着
17:00 赤倉観光リゾートスキー場発
17:25 妙高高原駅着
17:30 妙高高原駅発→18:20 長野駅着
               18:35 長野駅発→19:55 大宮駅着
                           20:00 大宮駅発→20:30 新宿駅着

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