11月 つづら岩

2008年11月9日
天気:曇り(一時小雨)

 もう自分の中にあるかもしれない。ダブルロープでビレイしていて、クリップの時1本だけ送り出す方法を前回つづら岩で教わったが、教わったことは覚えていたがどういう風にすればいいか忘れていた。最近こういうことが多い。行くことも大事であるが、行く前に前回の復習をしないとせっかくの記録が役に立っていない。

L:F川さん、メンバー:S林さん、S野さん、Y口さん、自分

6:30 立川駅発→6:59 武蔵五日市駅着
            7:10 武蔵五日市駅出発(Y口さん車)→7:30 林道終点
7:35 林道終点出発
8:05 綾滝
8:50 つづらの岩場着
 最初に登ったのは(トップS林さん、2番手自分、3番手F川さん)、リーダースピッチXから、左ルートWに合流する(日本百岩場より)というもの。どうしてこういう登り方をしたかというと、岩場が混んでいたからです。登ること自体は、前回ほど苦労しませんでした。このルートは基本的にルートを小さく区切って、ボルダリング的な視点で見たら難しいところはあまりないと思う。でも、自分に取ってちょうど良いレベルだった。それは普段3人パーティーで岩場を登ることをあまりしていないから、つるべ方式で登っていないから。一つ一つが確認です。ロープが絡まってしょうがなかった。ここつづら岩は支点も、ヌンチャクでかけられるものもあれば、シュリンゲで掛けなければならないものもあり、ヌンチャクの場合回収するのは簡単ですが、シュリンゲの場合回収するのに手間がかかります。あとは、このルートの長さ、高度感に慣れること、集中力を長く持たせること。これは、そもそもロープクライミングをあまり自分がやっていないので。
 その他、こんな天気なので岩がものすごい冷たいのでは? と心配で沢登りの時に使う指の半分だけが覆われていないグローブを用いましたが、南面はそれほど冷たくはなかったです。クライミングシューズも、寒そうなので靴下をはきました、厚めでしたがちょっと痛いくらいで履けてしまいました。このクライミングシューズは、冬かマルチピッチ用にしよう。下山路は登山道を下山。

一般ルートを登るY口さん(この写真は昼食後の写真ですが)

 その後登った、中央クラックルートXから、左ルートに合流、最後にオケラルートVに合流(このような登り方をした理由は先ほどと同じで岩場が混んでいたので)では、出だしのクラックをレイバックで処理するところが上手くできず、ヌンチャクをつかんで処理するという邪道で処理しました。まだまだですが、さらに上のクラックは何とか対応できました。下山路は登山道を下山。
12:40 昼食
13:05 F川さん、S野さんは東面でアイゼントレーニング、その他3名は南面で
 昼食後は、それほど混まなくなり、一般ルートWを登れました。最初小雨がパラついてきて、いやな予感がしましたが、その後止んでくれて天気は何とかなりました。出だしとラストが難しめ、いずれにしろ前回ほどは難渋しませんでした。午前中登って岩がそれ程冷たくなかったので、午後は指空きグローブは外しました。そしたら、最後の所で左腕がつってしまい、どうなる事かと思いましたが、なんとかなりました。リードで登る力はないです(支点にヌンチャク、シュリンゲが掛かっていればいけるかも)が、ロープがかかっていれば行ける。トップで登っていただいたからこそ、登れる。下山路は登山道を下山。トップを登っていただいたS林さん、どうもありがとうございました。

東面をアイゼンでクライムダウンするF川さん

14:45 クライミング終了(南面)
15:15 つづらの岩場出発
16:00 林道終点着
16:10 林道終点出発→16:35 武蔵五日市駅着
16:47 武蔵五日市駅発→17:28 国分寺駅着

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