つづら岩 岩トレ

2008年5月18日

天気:曇りときどき晴れ
 2日前くらいまでは良い天気予報でしたが、近づくにつれて悪化していき、17日の夜には雨が降るという事態に…。どうなるか心配でしたが(晴れはほとんどしませんでしたが)雨は降らず、もってくれました。
リーダー:S林さん、メンバー:F浦さん、A部さん、自分

6:04 立川駅発→6:15 拝島駅着
            6:26 拝島駅発→6:44 武蔵五日市駅着
 今回、水は武蔵五日市駅にあると思ったので、水筒の中は空でした。実際、行ってみたら、武蔵五日市駅のように山が近い駅でも水道はない(トイレはある)のですね。水場はつづら岩に行く途中にあり、水を購入する必要もなかったのですが…
7:10 武蔵五日市駅発(A部さん・車)
7:30 千足着
7:45 千足発

綾滝(8:10)

 綾滝を過ぎた辺りから特に勾配が急になります。これもトレーニングの一環。雨は降っていないですが、ガスが出ており視界は良くありません。
8:55 つづら岩到着
9:15−11:30 東面(人工ゲレンデ?)で岩トレ

東面を登るリーダー(右) ビレイするF浦さん

 東面をまず、登ります。リーダーがリードで登り、F浦さんビレイです。「ロープを確保器にセットするだけでなく、セルフビレイをとるのか」なるほど。2本のトップロープをセットしていただきました。ということで、自分の登る番です「前回、アイゼンで登ったところだし、行ける」、難なく終了点に着いたところで、リーダーから「クライムダウンで」。「クライムダウン?」すぐ下りられると思ったのに「クライムダウン」と来たか。まったく予想していませんでした。しかも、もう一本別のロープからF浦さんが登ってきます。「3年ぶりぐらいだ、クライムダウン」、難なく登れたはずのルートがクライムダウンだと難しく感じる。リーダーから「クライムダウンは腰を落として」指導が入る。慣れないことで苦労しましたが、ハアハア、なんとか下りました。心配された岩場の状態は、思っていたより乾いていて特に問題なく登れました。

登るA部さん

 その後、もう一度同じルートをトップロープで、先程よりは冷静にクライムダウンできましたが、やっぱり「腰を落として」でした。次に、左奥のルートをリードするリーダーをビレイ。リーダーは無事登りましたが、「多少ぬめっているし、以前あったホールドは欠けてしまったようだし、もうお昼だし、このルート難しいから、セットしたけど外して午後は南面を登ろう」です。
11:30−12:30 昼食・休憩
12:30−15:30 南面(つづら岩)
 一般ルート(グレードW)を登りました。リーダーがリードで登り、自分がフォローになりギアを回収しながら登る、でした。(1)最上部まで行かずに、リーダーが途中のテラスで支点をとり、登る自分をビレイ(2)支点に自分がたどり着いたら、自分は支点にセルフビレイ(メインザイルでインクノット)(3)リーダーがビレイ解除した次に、自分が「インクノットの結び目」と「自分の体」との間にザイルを手繰り寄せながら左右に振り分ける。(4)いっぱいになった所で、リーダーが再度登り自分はそれをビレイです。(5)リーダーが最上部に行ったところで、今度は自分が登る番です。無事登れましたが、ヌンチャクを回収するのが下手かもしれない、回収が上手くなるにはどうしたらよいのだろう?
 最上部からは、登山道が下まで続いており、それを下りました。水を一杯飲んで、飴をリーダーからいただいて、休む間もなく「二ルート(日本百岩場では左ルート(グレードW))」です。
 一般ルートは登ったことがあったのですが、こんどの左ルートは登ったことがありません。リーダーに聞くと、「一般ルートより簡単、出だしが一番難しい」とのことです。こんどは支点を切らずに、一気に最上部です。感想は、「これ!」といって難しい所はなかったのですが、この高度感、そして長時間登るということ、集中力が特に持たず、最後では、だいぶまいっていました。あと、先ほどと同じくヌンチャクの回収に手間取るというのもありました。

懸垂で下りるF浦さん

 最上部から、今度は懸垂で下ります。今期初の懸垂です、シーズン初めというものは何度やっても緊張するものです。自分、念のためロープで補助してもらいながら下りました。懸垂下降のセットには多少、手間どいましたが、下降は自然に下りられる…。のはずが、岩場の終了まで後4−5mくらいの所で上から声がする。どうも「下まで後何m」と聞いているようだが、ちょうど下でも登っている人が「このルートはここが難しい」とか会話していて、うるさくて本当に「下まで何m」と聞いているか確信が持てない。下の人は下の人なりに夢中なのだろうか、静かにしてほしかった。
15:50 つづら岩出発
 つづら岩は、他にも何人もの人が来ていました。フリーではあまり利用されていないようですが、そこそこ盛り上がっているようです。
16:30 千足着
16:50 千足発
17:10 武蔵五日市駅着(解散)
17:21 武蔵五日市駅発→18:10 国分寺駅着

戻る