9月

初秋の虫を集めました。秋の虫は比較的地味なものが多いですが、 変わった形や生態のものが多いという面も。クスサン……これを美しいと見るか、 ギャ―!という印象かは、意見の割れるところ(笑)。青汁が美味しいか、まずいか という議論に似ている。



↑クスサン
大きくて迫力のあるガである!
灯りを求めてやってきて窓を叩くように飛ぶ。
涼しくなって頃に現れる、ヤママユガの仲間。
幼虫は『白髪太郎』と呼ばれ、クリやクヌギを食べる。


↑ミノガの仲間
ミノガは、オスは「ガ」らしい格好をしていて、
飛ぶことでメスを探す。
メスは一生みのの中で過ごす。


↑ビロウドハマキ
晶子のお庭は虫づくしのうさこさんに教えていただき、”ビロウドハマキ”と判明!
幼虫はモミジやシイ、カシ、ハイノキ、アセビ、ツバキ、タブノキ。
羽を閉じていると、ガには見えにくい。


↑シャクガの仲間の幼虫
通称、シャクトリムシ。種類が多く日本だけで600種類以上。
多くのものは、枝などに似せており、危険を感じると、
活発に動く(踊る?)ものが多い。


↑イラガの仲間の幼虫
トゲゾーみたいな恐ろしげな外見を持つ。
この形の芋虫には、直接触れてはならない。刺されると結構痛いです……
成虫は基本的に刺さないが、幼虫の毛が体に付着していることもあり、
一応、気をつけたほうがいいかも。


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