オオスカシバ成長記・前編

クチナシを丸坊主にするイモムシ、といえば、あいつか、と思う方も多いでしょう。

オオスカシバ、というスズメガの仲間であるが、
容姿はチョウでもガでもなく、どうみても”ハチ”――
夏の昼間に飛ぶところもガらしくない。

今回、緑の幼虫が一晩で茶色に変わるという衝撃的な場面に遭遇!!
土を入れていなかったので、「土をくれ」という意味だったのだろう。
(地中でさなぎになるから)


↑卵
夏の暑い日、大きな羽音とともにやってくる
オオスカシバは、クチナシの新芽に産卵してゆく。
↑孵化したての幼虫
孵化したときから、シンボルとしての尻の角が
くっきりしている。柔らかい新芽を食べる。
↑若齢幼虫
クチナシの新芽を食べて、日々成長。
↑かなり成長(亜終齢幼虫)
大きな頭を持ち、スズメガらしい容姿に。
角もかなり立派になり、食欲がすごい……
↑終齢幼虫
体調約6センチと大型に。
↑突然茶色になった!
←と同じヤツであるが、一晩にしてこんな色に……
そして、葉っぱには見向きもしなくなった。
土を与えて10分で、地中へ姿を消した。

つづき


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