赤や青のきらめき


未知の場所には、常識では考えられないものが出没する。
高い空もしかり。

おっと、階段ぢゃないんで安心してくださいな!

パイロット達は決してそんなものを見たとは言わなかった。
100年以上もの間…。冷静さの追求されるパイロットという仕事。
「幻覚を見たんでは?」
なんてレッテルを貼られたら
たまったもんじゃなかったかららしい。

その信じられないものとは、
高い空20キロ〜100キロが
いろいろな色、色々な形に発光することです。

ブルージェット。トイレの水に色をつける製品ではない。
雷雲の頂上から、青く輝きながら
空高く伸びるビームだ。

スプライト。太い柱のように空に向かってほとばしり、
血のような色で発光するという。

そして、エルブス。ず〜っと上空が、
巨大な丸いリングのように赤く光る。

これらは強い雷雲の上で見られるらしいです。
日本の雷雲の2大誕生地は、”夏の山岳”と”雪国”。
冬の雪国の雷雲の方が、
強烈な落雷をし、このような発光現象が見られるとか。

オーロラ、スーパーセル、グリーンフラッシュと並んで、
この目で一度は見てみたいものの一つです。


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