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「こりゃ、205じゃ済まないなあ。よしっ、407にしよう」
「明日は100だから楽だなあ」
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上の会話、いったいなんのことでしょう?
実は、気象予報現場でしばしば交わされる会話です。
天気予報には、それぞれテロップ(番号)がついています。
たとえば『晴れ』なら100、
『晴れ時々曇り』なら101という具合に……
それで、
冒頭の会話を約すと、こんな感じになります。
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「こりゃ『曇り時々雪』じゃすまなそうだな。
『暴風雪』にしようか……」
「明日は『晴れ』一発だから、予報は楽だ」
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以下がテロップ一覧です。こんなにたくさんあります。

個人的に気になるのが、
この中で、一番マイナーなテロップはどれだろうか、ということ。
あるいは『処女テロップ』なるものはあるのか?
地域に限定すれば、
出やすい予報・出にくい予報・決して出ない予報などがあります。
沖縄県では、
400番台の雪関係が、処女テロップということになるでしょう。
また、おもしろいことに、
冬型の気圧配置になって、雪が降ったり止んだりするとき、
「曇り時々雪」で出る地域、「晴れ時々雪」で出る地域があります。
ざっくりとした感覚では、北日本ほど
「晴れ時々雪」が出やすい気がします。
東京で珍しいのが、405『大雪』でしょうか。
自分の記憶では、1991年12月27日しか思いつきません。
407『暴風雪』においては、一回も記憶にありません。
※千葉北西部では1992年2月1日に出てたような。。。
なお、小学生の頃、
「雨で雷を伴い、所によりヒョウ」
という予報があったのを覚えているのですが、
この場合、テロップはどれになるのでしょう……?!
2009.10.20
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