最近の東京では、
最低気温が氷点下の冬日は、一冬に数日しかない。
暖冬年ともなれば1日もないことすらある。
ましてや、最高気温が氷点下の真冬日ともなれば
今後あるのかさえ未知数だ。
ずっと過去にさかのぼっても
東京の真冬日は、1900年1月26日しか思い浮かばない。
〜〜〜〜〜(2007.4.20追記)〜〜〜〜〜
もう1つ、忘れてはならない真冬日がありました。
1967年2月11、12日と、脅威の"双子真冬日"です。
やっぱり南岸低気圧によるもので、東京の積雪16センチ。
伊豆大島では、なんと30センチの豪雪となっている。
(怪盗ラパンさんに教えていただきました。ありがとうございます。)
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だが、1990年代以降にも
真冬日ではないが、それに近い日があった。
1994年2月12日――東京で積雪23センチの豪雪に見舞われた日である。
この日、東京の正午の気温が−0.3℃。
こんな気温で、雷を伴った強い雪が降り続いたために、
南関東としては、とんでもない積雪量になってしまった。
尤も、未明から朝、雪が本格的に降り出す前には
気温がプラスであったため、真冬日というわけではない。
が、昼間の時間帯のほとんどが氷点下だったのだから、
感覚的には真冬日に近い。
ともあれ、正午に氷点下という時点でかなり脅威だ。
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