先日、福島県内で1時間に27ミリという
降水量を見つけた。気温0℃くらいだから、
降ってたのは、まず雪とみていいだろう。
この量が、いかにすごいのか。
日常的には、3ミリ/時が雪になれば、
相当強い雪だなあ、と感じる。
雪国で雷がとどろき、
狂ったように雪が降りまくってる時でさえ、
1時間に5〜10ミリという降水量までは見かけるが、
15ミリ以上となるとめずらしくなる。
尚、気温が低くなると、空気中の水分が少なくなるので
夏の豪雨のような百何十ミリということはありえない。
ここで1ミリの降水を雪の深さに直すと、
1ミリ→1〜10センチといわれる。
気温3℃くらいでぎりぎり雪、という時が
1ミリ→1センチであり、
超低温の時が
1ミリ→10センチとなるのだろう。
1時間に27ミリというのは、
1時間に27〜270センチとなるのだろうか。
おそろしか・・・
(気温0℃なので、せいぜい50センチくらいと思われるが)。
果たして、雪としての降水強度の上限はどれくらいなのだろうか?
見ると人生が変わる(悟りが開けるのかな(笑)、なんて・・・)
と言われるものにオーロラがあるが、
”地球最強の雪”と言うのも
出会えれば衝撃的な現象に違いない。
30、40ミリ/時といった雪があるならば、
ぜひ見てみたい。
(追)”雪での降水”で27ミリ/時以上というのを知ってるぞ!
と言う方は教えてください!
→北海道広尾:1時間41.5ミリのみぞれ、というデータがあることを教えていただきました!
幻想的を通り越して、この世のものとは思えぬ光景だったことでしょう。
どうもありがとうございました。(2005.7.27更新)
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