瞬間、を告げるもの


手がかじかむような、冷たい雨の降る晩、
雨が雪に変わる。
その、神秘的な瞬間に気づかせてくれるもの。

天気予報のことではない。

それは部屋の「出窓」である。

雨の晩。
窓を打つポロポロ…という音。
よく聞いていると、規則正しくて美しい。
それが、シャララン、シャララン♪
となったら、みぞれに変わったということ!

(余談)そういえばクリスマスソング
「ヒ〜イラギ 飾って ファララン ラララン ランランラン♪」
っていう歌ありますね♪
ファララン、って面白くて気に入ってた!
『ヒイラギ飾ろう』『さあ飾りましょう』『賛美歌129番』
等と呼ばれる歌です。町でよく流れているので
皆がメロディーを知っている歌だと思います。

スミマセン、大幅に脱線しました!

この出窓は他にも
冷え込みを告げたりする。
強い冷え込みの晩、はげしく結露して
ポタン、ポタン・・・
としずくの音が響く。

北風が強まれば、一早く
カタカタとなって警告する。

また、雨においては
1時間に20ミリ以上になると
殆どの人が驚いて目を覚ます、と言われるが
この窓は10ミリくらいでも
大きな音を立ててくれる。

もしかしたら、この窓のメッセージによって
気象好きになってしまったのかもしれない(笑)。

この窓は
鬼門(丑寅=北東方向)にあるため、
決して粗末にすることはできない。
今日の大掃除で
最も丁寧に掃除したのであった。


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