梅雨といっても、
人により思い浮かべるものが違い、
話が噛み合わないことがある。
例えば、東京の人ならたいてい
肌寒い空と、しとしとといつまでも続く雨を思い浮かべる。
一方、南西諸島の人なら蒸し暑い日ざしをバックに、
山のような入道雲。耳をつんざく雷鳴と滝のようなスコールを思い浮かべるだろう。
前者が陰性梅雨、後者が陽性梅雨とよばれるものだ。
本当はこまか〜くみると、
西日本と東日本で梅雨のメカニズムが違うから、
こうなるのだとか。
また、東日本(とくに関東)は周りを、
高い山に覆われてる。
この山が守ってくれるのだ…。
雷雲は山越えがものすご〜く苦手だから、
西日本生まれの雷雲は
東京には来られない。
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