2004年9月


10月11日:台風、そして……

史上最強の台風が上陸してしまった。

今回の台風は、
ぎゅっと圧縮されたような――いわば、
暴風域は非常に狭いのに、
勢力が非常に強いというタイプだ。

なので、
急に暴風雨に見舞われ、
次の瞬間には雲が切れて、
静謐な星空がのぞいていた。。。

「凄まじかったです!」
というよりも、
「あれは何だったのだろう……」
のが、正直な感想かもしれない。
ちょっと詳しく調べてみました→→こちら

そして翌日は、
近くで祭り!
冠水していた道も多く、
委員の方が徹夜で水抜きをしたとか……
おかげで、
お祭りは、台風に負けない賑わいとなった!



10月8日:今度は……

気象に焦点を当てているHPではあるが、
台風ネタを
日記に何回も書くことになろうとは……

明日にも、
今年9個目の台風が上陸する可能性が高い。
そして今回は、今までの8つと
大きく異なっている点がある。

それは、桁外れに強いこと!!

気象庁は記者会見まで開いた。
「明日は外出を控えるように」という。
中心気圧:920ヘクトパスカル
最大風速:50メートル(最大瞬間風速でないことに注意)。
このままの勢力で来たら――と思うと、
身の毛もよだつような代物である。

寒気の影響で、
上陸寸前にぐっと勢力を落とすことも
考えられる。
が、元が元である。
たとえれば、
超横綱が、大関か関脇になる程度……

明日は厳重な警戒のもと、
過ごさなければならないことには
違いないであろう。



10月6日:また地震

遅い風呂に入った途端……

うなるような重低音が這ってくる。
突風でもダンプカーでもない。
地の底から聞こえる感じだったから――

次の瞬間、
湯船に さざなみが立ち、それが
チャポン、チャポンと
音を立てるほどの大波?に変わった。

――けっこうデカい!

震度4〜5といったところか。
しかも、
あれだけ音が聞こえた所を見ると、
震源は相当近いのだろう。

案の定、震源は茨城南部(自宅からかなり近い)。
ここは中小地震の巣であるが、
今回みたいなM6近い地震は
めずらしい気がする。



10月3日:取り戻せ!

ささいなことだが、
ちょっとやばいな、と感じる。

”雨の降り出し”に気づかないことが多くなってきた。
外を見て、
はじめて天気が崩れてることに気づくのである。

――使わない感覚はすぐに鈍る――
たとえば、
ピアニストは、一日でも弾かない日があると
指が錆びついたように感じるらしいし、
視力10.0を誇る民族も、
日本に住むと、たちまち2.0未満になってしまう。
狭い日本では、遠くを見ることがないから、
視力2.0以上をキープするのは難しいのだろう。

雨の降り出しに気づかなくなったのも、
壁の厚い建物の中にいる時間が
多くなった影響かもしれない。
意識して窓を開け、
外の風に当たるようにしたい!



10月2日:デジタル化?

10月に入った。今年は早すぎる。。。
――神無月――
恵比寿様意外の神様は、
出雲へ出張していなくなってしまう。
出雲では、縁結びの会議が開かれる、
といわれている。

さて、
今年は台風が多く、ついに8個も上陸した。
このために、猛暑でありながら
稲は「やや凶作」という。
オリンピックのある年は豊作が多い、
という、逆ジンクスが破れてしまった。

本来の日本の盛夏は、
晴天が続くけれど、蒸し暑いという、
”変質砂漠気候”になる。
しかし、今年は
”熱帯雨林気候””サバンナ気候”に近い感じだった
ような気がする。

神無月に入るやすぐに、
大陸の方から冬の兆しが見えてきている。
今年は春と秋はお預け??

中間がなく、いきなり切り替わる……
気候にまでデジタル化(0か1かの世界)の波が
押し寄せているのだろうか。



9月26日:晩秋の夜長に――

やっと読み終わった。
これは文句なしで
今年読んだ本ベスト1、”超お勧め”である!

「天国への階段」(白川道さん)

文庫本では、
上・中・下の3巻にわたる長編小説であり、
映画化もされた(らしい)。

小説や映画のモチーフとなっている地を
訪れたくなることはよくあるが、
今回も例外ではない。
この小説のモチーフの絵笛(北海道浦河町)、
いつか行ってみたいと思ってしまう。

また、主要登場人物のほとんどが、
ラストで予想だにしない状況に立たされてしまうのも
かなり新鮮だ。

北日本では、ぼちぼち初雪を拝めるシーズン。
そんな時期に読むと
いっそう味わいが増しそう、
という意味でも、お勧めの三冊である。



9月17日:臨時夜行ドライブ

いやな予感が走る。

O駅に到着し、
向かいホームの各駅電車に乗り換えようとしていたのだが、
待っている人が一人もいない。
よく見れば、電光掲示板にも文字は表示されていない。
時刻:午前1時過ぎ――

その通り!終電を逃したりけり。。。(泣)
ひさしぶりに会う人たちと飲んでいて、
楽しさのあまり、つい油断してしまった。

始発まで待つ、という手も
あるにはあるが、このO駅では
時間をつぶす場所が皆無だ。
また、歩って帰れば、日が昇ってしまうかもしれない。

なので、やはりタクシーに乗ろう。
駅前では、同じ状況にある人たちで
行列ができていた。

待つこと10分くらい。無事車に乗った。
ここでは、実家の住所を言ってもわかるかどうか。
なので、ナビることにした。
「14号を○○方面へ行って、××街道をS方面へお願いします」
という感じで……

もうすぐ丑三つ時だというのに、
けっこう交通量がある。
昨年までは、
真夜中や明け方に走ることが多かったので、
(渋滞をエスケープするため)
こんな時間に大通りを走っていると
デジャヴにも似た懐かしさを覚えてくる(笑)。