ヒメシロモンドクガ成長記・前編

自宅前の電柱――"ど根性ムクゲ"にて、ヒメシロモンドクガの幼虫を発見し、
このサイトのモデルになってもらうため、連れ帰りましたw

ドクガ科ですが、ヒメシロモンドクガは毒針毛を持ちません。
長時間ナデナデスリスリしたりすると、
ごくまれに軽微な発赤を生じる例もありますが、30分ほどで治るのがほとんどです。
(↑でもこれって、トックリを着て首が痒くなるようなものでは(笑)……)

市街地でも見かけることが多い、色鮮やかな毛虫――
そっくりなデザインの毛虫として、キドクガやモンシロドクガなどがいます。
モンシロドクガは毒針毛を持つので、素手で触れないようにしましょう。

2007.5.28


↑4齢幼虫
ど根性ムクゲにて発見。
頭と腹の横に、黒い毛束を持つのが本種の特徴。
↑脱皮の準備
糸を吐いて体に巻きつけ始めた。脱皮の準備のようだ。
↑脱皮完了!
無事に脱皮を終える。
疲れたのか、しばらくは動かなかった。
↑脱皮完了!(背中側)
いよいよ終齢幼虫へ。
↑終齢幼虫
立派な終齢幼虫。背中には4齢のときにはなかった"歯ブラシ"状の
白い毛束、尻には角のような褐色の毛束――
芸術家のようなファッションです♪

つづき


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