決して起こらぬ!?

(まえおき)
「インク工場の爆発で書物ができる」
「ゴリラがキーボードを何億年もデタラメに打ち続け、
芥川賞を取れるような小説を書く」

(本題)
しゃべりながら
「その理屈、おかしくないかい??」
と自問してしまうときがある。
「いままで何もなかったから大丈夫〜♪」
「ずっと何も起こらなかったからダメかな…」
という類のときだが、
ひとつ、重大なことを見落としていると気づく。

「今までなかったからこれからもない」
というためには
「状況は変化しない」
というバックグラウンドが必要でしょう。
8月に雪を見たことがない思っても、
急に氷河期に入るかもしれないし…(←いきなり大胆な例え!)

が・・・
状況がかわらぬ、という確証を得るのは
難しい、不可能に近い。

つまり、 ”たいていのことは起こる”、って誰の言葉か忘れたが、
まさにそうかもしれない。
信じられないことが次の瞬間、起こるかも知れない。
なにより、そう思っていた方が楽しいし、
反対に身を守ることもできる。

明日宝くじ1等当たるかもしれない、と思ったり、
いつ大地震がくるかもしれない、と
用心して九死に一生を得たりね。。。

では、
「決して起こらないこと」とは??
50分の1しか読めていない(苦笑)、
物理の本によると、
「10の18乗秒に1回も起こらない!!!」
ことを、決して起こらないと定義しているという。

10の18乗秒とは宇宙の年齢。
つまり、宇宙史上1回もなかったということなのだろう。
これなら、うなずける・・・。

冒頭に書いたゴリラの話。
これが計算上、決して起こらないことの例だとか。


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