あってはならぬ組み合わせ

花粉所の人なら、そっこうで共感してくれるはずだ。
反対に、「オーバーだ」とか言われたら、
その人は非花粉症もしくは、きわめて症状が軽いことが多い。
さいわい、自分自身は花粉症でないが、油断できない環境にある。

というのも、「花粉」「汚れた空気」「ストレス」
この３つが揃うと発症するといわれる。
いわば、同時にであってはいけない３つということになるが、
現代では、１つたりとも避けるのは難しい。

ところで、”組み合わせ”。これしだいで、物事は赤くも青くもなるようだ。
ＫＣＮ。悪名高いシアン化カリウム（青酸カリ）です。
Ｋ（カリウム）、Ｃ（炭素）、Ｎ（窒素）。
単独だと、どこにでもある
人畜無害の物質です。というか、これなしでは生きていけない。
１人ずつ、３人で手を組んだとたん、凶悪犯と化す！

人に対しても、組み合わせに関する
面白い話を聞いたことがある。
「まったく瓜二つの二人」は、親友になるか、天敵同士になるかであり、
「一見正反対に見えるが、一皮向けば瓜二つ」な二人は、恋人になりやすいという。

前者は、「類は友を呼ぶ」が、時に磁石のＮ同士になるということか。
後者は、お互いに自分にないものをもっているから
激しく惹かれあうらしい。
しかも、本質的な考えなどはそっくりなのだから、
いっそうなじみやすいということだろうか。

新たなものが生まれると、また無数の「組み合わせ」も
うまれることに…
あらゆる可能性と脅威を持って・・・