2つのタイプの人間


人間は、大きく分けて2つのタイプに分類される。

就活がなかなか決まらない中、
度々、自己分析をする機会があり、
上のような仮説に行き着いた…

金兵衛の仮説であり、何の文献も参照してないのであしからず(笑)。

それは、
「何でもできる人」

「N個のこと”しか”できない人」(N=有限の自然数)
の2つのタイプである。

すべての人は、絶対どちらかに属していると思っている。
自分はいったい、どちらに属しているのだろうか??
これをわかることは、
最も大事なことかもしれない、と思うようになった。

話の簡略化のため、以後はきわめて極端な話を挙げてゆく。

まず、後者の「N個のことしかできない人」
歴史に名を残している人は、すべてこのタイプだと思う。
科学者・芸術家・政治家・冒険家……
その道に関しては天才的で、
”才能”や”血”を持って生まれたといえるかも知れない。

しかし、このタイプの人の伝記を読むと、
ほかの分野に関しては、全く…という裏話がしばしば登場する。

ダビンチは文字が書けなかった(鏡文字になってしまう)とか、
ある天才科学者は、10代になるまでまともにしゃべれなかった、
といったものだ。

ここまでいうと、前者のタイプのが凄いと誤解されそうだが、
「何でもできる人」も、なかなかいいという話。
苦手なことや、できないことが殆どないのだから、
どんな職業でも、それなりにうまくやってゆける。
時代の急変や天変地異にも、
すんなりと対応できるだろう。

そして、人間関係でつまずかない。
どんな人が現れても、柔軟に順応する。
自分を、「相手と最も相性のいい人」へと変えられる、次から次へと臨機応変に…
だから、すばらしい人間関係と充実した生活は
確実に約束されることになろう。

現実には、自分がどちらのタイプか、の判断を
するのはきわめて難しい。
判断が当たれば上の例みたいな幸せが待っているが、
判断ミスをすると、自分の力・持ち味を発揮できない。

企業の求める人物像をみると、
たいてい
上の両タイプの長所が、おりまぜて書かれている。
だからこそ、どちらのタイプで持ち味を発揮するのかを
決めるのが大切なのではないかと思う。


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