北海道盲導犬協会 ユーザー研修会のレポート


  コメント:柏崎市 バーボンさん 2008年 10月
10月12日 日曜日
 北海道盲導犬協会の指導員3人とキャンペーン犬が2頭、そして県内ユーザー、そして私のように体験歩行希望者、盲導犬協会の繁殖ボランティアとか、パピーウォーマーボランティア、そして新潟県で盲導犬普及の福祉活動を応援している、スポンサー企業の二村建設社長とライオンズの方々、そして新潟日報やテレビ局のテニーなどマスコミ関係者が午後2時半に弥彦村の二村建設ショールームに集合。
 幹事の上林さん(ユーザー)のご挨拶、そして盲導犬協会の指導員の1名が、協会の組織や運営、資金や予算などの講演、もう1名が、盲導犬の説明、繁殖から育成、訓練を経て、盲導犬ユーザーにいたるまでの講演を聴きました。
 その後、ユーザー代表の体験談の講演。盲導犬を得た事で、自由に歩く幸せを感じ、外出が楽しくなった、歩くだけでなくスポーツやイベントにどんどん参加するようになったなど、盲導犬の素晴らしさと喜びを語っていました。
 その後は、ユーザー参加者全員が自己紹介を兼ねて、一言ずつ感想を述べました。皆さんが、盲導犬を得た事で、生活が変わった、暮らしが明るくなった、まえむきな正確になったと挨拶していました。
 その後、キャンペーン犬2頭による、盲導犬歩行体験会です。そこで、私は体験者第一号、エミちゃんというメス犬と体験歩行することになりました。そして、ここで日報の新聞記者から写真撮影と取材を受けました。
 まず、自分の右側に盲導犬がいて、右手でハーネスをもって、「エミ、OK」と支持をだすと、エミちゃんが歩きはじめます。敷地内から大きな道路の歩道にきたらピタリととまります。自分の体をやや右に向けて、「右」と支持すると右に曲がって歩きはじめます。北海道盲導犬の特徴は、左右両側歩行が出来ることです。道路や歩道の外側を盲導犬が歩きます。側溝や電柱や道路の凹凸が外側にあるためです。  右に曲がって数十メートル歩いて、一度犬をストップさせ、支持を出してUターンします 。すると今度は、左側が道路の外側になります。犬を自分の左側に来るように指示を出します。ハーネスを離して、「回れ」と支持すると、自分の後ろを回って左側に来ます。今度は左手でハーネスを持って「OK」の支持で歩き出し、元の場所に戻ってきました。 凄く快適でした。指導員も初めてにしては上手だった、新聞のカメラマンも速くてシャッター押すのが大変でしたと言うほど、かっこよく快適に歩きました。
 これで、研修会は終了し、宿泊者総勢30名とスポンサー2名は、弥彦温泉「新風楼」へ移動し、6時半から懇親会、2次会はカラオケ、いつもの事ながら、フィーバーしたのは言うまでもありません。
翌日、10月13日 体育の日
 朝7時朝食、8時に宿を出発、8時半から弥彦神社ボランティア観光ガイドの説明で、弥彦神社を約1時間の観光、その後、ロープウェイで山頂へ。五善11時過ぎから昼食、私は電車の時間の都合で、一足早く下山して、12時20分の電車で帰路に着きました。
 弥彦神社は観光客で混雑していましたが、鳥居の前、神社本殿前、山頂で記念撮影を撮ったんですが、観光客にとっては、盲導犬は珍しく、それも10頭近い犬がお行儀よく並んで、そしてテレビや新聞が追いかけて、観光客は周囲を取り囲んで大騒ぎ。 特に、子供連れの親子が、「ワンワン 沢山いたねぇー、お仕事してるから触っちゃだめなんだよー…」って親子の会話が沢山耳に入りました。
 盲導犬ユーザーの皆さんと一泊して、長所・短所を勉強してきました。 私も前向きに考えようと思っています。

これで、バーボンさんの「北海道盲導犬協会 ユーザー研修会のレポート」のページを終わります。

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