2003年(第11次)漁業センサス結果概要 |
昨年11月に実施された第11次漁業センサスの概要が8月30日発表されました。
内水面漁業での種苗放流と遊漁者の結果を転載します。
この他は「農林水産省ホームページの統計データ」の最新データ/水産業で見て下さい。
Y 内水面漁業の背後条件 1 漁場環境 (1) 漁場環境改善への取組 ア 植樹活動 過去1年間に植樹活動を行った内水面漁業地域数は160地域(全内水面漁 業地域数に占める割合16.6%)となった。 このうち魚付き林の造成を行った内水面漁業地域数は41地域(同4.3%) となっている。 イ 河川・湖沼の清掃活動 過去1年間に漁業者等が集団で河川・湖沼の清掃活動を行った内水面漁業 地域数は816地域(同84.6%)となった。 |
第20表 漁場環境改善への取組を行った内水面漁業地域数 |
(2) 放流事業 内水面漁業地域における種苗放流数量を魚種別にみると、 しろざけが6億2,450万尾(全魚種放流数量に占める割合62.2%)で最も多く、 次いであゆが1億8,486万尾(同18.4%)となっている。 |
第21表 魚種別放流数量 |
2 遊漁者数 過去1年間の河川・湖沼における遊漁 者数は延べ958万人となった。 魚種別にみると、あゆが延べ339万人 (全遊漁者数に占める割合は35.3%)と 最も多く、次いでます類が延べ179万人 (同18.7%)、ふなが延べ106万人(同 11.0%)となっている。 |
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アユの放流尾数は「アユの話/アユの放流」の4.最近の湖産、海産、人工産の放流割合の 表/アユ種苗別放流量で推定した1億8千3百万尾とほぼ一致しました。 稚アユの放流尾数は冷水病が出る前の半分に減っている事が確認出来ました。 1998年の第10次漁業センサスでのあゆ遊漁者数は477万人でしたから、 5年前と比べると138万人も減っています。 冷水病の発生などでアユが釣れなくなってきたからですかねー? |
海での遊漁者数は次の通りです。
2 遊漁 (1) 遊漁案内業者数 漁業地区内で過去1年間に遊漁案内を行った業者数は1万6,898業者で、前 回に比べ5,427業者(同24.3%)減少した。 遊漁案内業者の内訳別にみると、漁業者が1万4,734業者(全遊漁案内業者 数に占める割合87.2%)と最も多く、次いで船宿が1,453業者(同8.6%)の順 となっている。 |
第13表 遊漁案内業者数 |
(2)
遊漁者数 過去1年間に遊漁案内業者を利用し た遊漁者数は延べ1,198万人で、前回 に比べ50万人(4.4%)増加した。 遊漁の種類別にみると、「船釣」が 延べ619万人(全遊漁者数に占める割 合51.7%)、「磯や岸壁等の釣」が延 べ355万人(同29.6%)、「潮干狩 り」が延べ224万人(18.7%)となっ ている。 |