9回目 9月13日(日)
晴れ
狩野川・中流部
釣果:9
10回目 9月17日(木)
晴れ
相模川・中流部
釣果:10
11回目 9月20日(日)
晴れ
富士川・静岡県
釣果:3
12回目 9月25日(金)
晴れ
河津川・下流部
釣果:6
13回目 10月22日(木)
曇り一時晴れ
狩野川・中流部
釣果:12


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9回目 9月13日(日) 狩野川・中流部

狩野川
 狩野川・ショッコ‐松下瀬

 天気:曇りのち晴れ 水色:澄み
 水温:19〜21℃
  釣果:9  15〜19cm

 松下瀬上手よりショッコ方面を望む
 ショッコの下手で右岸側と左岸側に流れが分かれています。
 日曜日は釣り客が一杯です。ここの近くは流れを渡り越す人が多かった。
右岸側の本流は釣り人が2列に並んでいました。その間を動く人がさらにいるという状況でした。



 九州の旅から帰ってから、釣り道具やキャンプ道具の片付けとかしていたら1週間が過ぎてしまった。
TKさん、SOさんが狩野川へ行くというので、同行させてもらった。夜明け前に迎にきてくれ、鎌倉〜江ノ島〜西湘バイパス経由で箱根を越え狩野川へ向かった。大磯のあたりで空が白んできた。夜が明けるのが九州よりは30分以上は早いように感じた。
狩野川入漁証 TKさんが前回良かったというショッコに入ることになった。道路から川を眺めると、さすが狩野川、もうかなりの人が竿を出していた。
 TKさんは、オトリ屋「よっちゃん」の少し上手でやるという。SOさんと自分は下手でやってみることにして中州のできているあたりまで下った。
 左岸がわはチャラで右岸側が本流で瀬になっている。ちゃら流れの筋の石が結構黒くなっていたので、チャラでのんびりやることにした。
 竿を出してすぐにSOさんがまあまあの形を掛けるのがみえた。こっちにも来るかな?と思って黒く見える石の辺りを泳がせていたら間もなく当りがきた。抜きあげて、タモに入る前にポチャリ。その後立て続けにバラシ2連荘で悪循環に突入モードだ。今年は、いつもの事で、バラシが多くて良い循環に入れないことが続いている。
 ようやくオトリが繋がる程度に取り込むことが出来たが、午後もバラシが多発でうまくいかなかった。
 


10回目 9月17日(木) 相模川・中流部

相模川、高田橋上流 相模川・高田橋

 天気:晴れ 水色:澄み
 水温:22〜23℃
  釣果:10  16〜21cm

 高田橋上手の瀬
 午後からでかけたのですが、橋の上手左岸側はずらりと竿が並んでいました。大半が現役引退組みです。
中州の左岸側は30cm以下のチャラチャラの流れですが、そこにも何人も竿を出していました。
 橋の下手200mほどに所に、尺アユが出ているという情報のせいでしょうか、大勢立ち込んでいました。


 TJさんから相模川が釣れているという話を聞いていたので、高田橋まで出かけた。夕方に良く掛かったということだったので、昼食後に家を出た。
 高田橋上手の釣具店」でオトリを買い河原に出たのは2時を過ぎていた。上手から歩いてきた人に様子を聞くと、3時間やってまるでダメだという。夕方になれば浅い所で掛かると思うが、今日はもう止めたと言って橋の方へ歩き去った。
 どうしようかと思ったが、中州の少し下手が一人分空いていたので、そこに引き舟を浸けて周りの様子を見ていた。左岸側は堰堤のすぐ下から橋のすぐ下あたりまで、すき間無く竿が並んでいたが、なかなか釣れる気配が無い。
 水辺に立ってしばらくの間様子見していると、上手の人が20cm位のを掛けたので、竿を伸ばし仕掛けを張りオトリを出してやったが30分以上音沙汰なし。石はきれいになっているように見えるのだが、垢を食んでキラキラする様子は無い。3時をかなり過ぎてから待望の1匹目が来た。今回はバラさずに取り込めた。
 引き釣りの練習みたいなことをやっていたら、3、4mくらい先から竿の長さくらいまでの間でポツポツ掛かった。夕方入れ掛かりになるかも?と思い5時過ぎまでやってはみたが、入れ掛かりにはならなかった。
 今回も数匹バラした。バラシの原因を見つけなければと思うのだが、どうも良く分からない。


11回目 9月20日(日) 富士川・静岡県

富士川、北松野 富士川、芝川町

 天気:晴れ 水色:澄み
 水温:17〜18℃
  釣果:3  16〜20cm

 北松野
 対岸まで渡れるほどに水が減っていました。
 大物を期待していたのですが、釣れませんでした。
 県道10号線から水位計の脇を数十米下るとこの河原へでる。
 トロから早瀬になり荒瀬となって淵に落ち込む。


 身延のあたりでは尺近いのが釣れているという。今年はまだ一度も富士川で竿を出していないので、富士川へ行ってみることにした。SO,TKの両氏も同行してくれることになった。
 静岡県内の富士川には漁協がないので、「静岡県内水面漁業調整規則(昭和39年6月5日)」に定められた規則に従うことになる。
 アユ漁については次のように定められている。
   漁法は”とも釣り”のみで、網漁やゴロ引き等の掛け釣りは禁止。
   2月1日から5月31日まで禁漁 
   富士川のJR東海道本線鉄橋上流端から河口に至る区域は、
     資源保のため、10月11日から11月15日まで禁漁
     (静岡県の他の河川も同様に禁漁区域が定められている)

 今回は、漁協の無い静岡県内で友釣をすることにしたわけです。
 オトリは富士川沿いの3ヶ所で佐野オトリ店が販売している。今回は北松野店でオトリを買い、水位観測所の横の階段を下りて川へ出た。河原へ出た所は淵でそこへ落ち込む瀬がありその上はトロ場が続いている。
 今年はまだ台風が一度も上陸、接近することが無く大雨が降るようなこともなかったようで、水が少ない。瀬の流れも以前見たときに比べるとおとなしい流れに見えた。
 瀬が始まるあたりに二人先行者がいた。このあたりではじめることにした。
 SO,TKの両氏は上流の川が曲がる辺りの瀬へ行ってみるといい、上手へ向かった。
 水中の石はきれいになっているように見えたが、アユの姿は見えない。水温が17℃と低いので動きが良くないのかもしれない。
瀬頭のあたりにオトリをだしてやったが、まったく音沙汰なし。先に来ていた二人にも当りは無い。昼近くまでまるでダメ。
 上手の二人の様子を見に行ったが、SOさんが朝一で1匹掛けたが、それっきりだという。ものは試しと思いその上のガンガンの荒瀬にオトリを入れてみたが、オトリをヘロヘロにしただけで終わった。
 昼食後に元の瀬頭へ戻り、少し沖目を泳がせているとようやく1匹目が掛かった。予想外の20cm以下だ。オトリが野鮎に変わったらすぐ次が来るかと思ったが、そうはうまくいかなかった。
 そうこうしている所へラフテイングのゴムボートが何艘も下ってきた。土、日はラフテイングのボートが2、3度下ってくるのを思い出した。
水が少ないので、コース取の悪いボートが座礁するかんじで石にひっかって止まってしまいオールで川底を突いたりボートを揺すったりするから、もうその辺りはダメだ。
 夕方まで粘ってみたが、取り込めたのは小振りのが3匹だけの結果で終わってしまった。


12回目 9月25日(金) 河津川、下流部

河津川、笹原公園前1
 河津川、笹原公園前

 天気:晴れ 水色:澄み
 水温:18〜22℃
 釣果:6  16〜19cm

 笹原公園前より上流来宮橋を望む
 渇水状態でどこも脛より浅いようだった。
 来宮橋下の瀬に3人ほどいた。
 川が左へカーブするあたりの瀬頭で、クロサギがアユかハヤを捕って飲み込むのが見えた。


河津川、笹原公園前2
 笹原公園前の少し下手より下流荒倉橋を望む
 公園前で左にカーブし瀬となって荒倉橋へ至る。逆光なのでよく見えないが、その下に伊豆急の鉄橋がある。
荒倉橋の上手は、平水ならば水深があり流れも早いらしいが、このときは渇水で浅いチャラ瀬という感じだった。
 アオサギが水から出た石に止まてじっと魚を狙っていた。



 例年ならば河津川で良形が釣れる時期だ。そう思って河津川へいくことにした。今回は豊泉橋のあたりでやってみるつもりだ。一緒に行きませんかとSOさんを誘ったら、行くという返事だった。前に上流部で一度釣っただけで、下流部では釣ったことがないということだった。
 夜明け前にSOさんをピックアップし、箱根〜伊豆〜天城峠越えで河津へ向かった。湯ヶ島温泉を過ぎ浄蓮の滝あたりにさしかかると、自然と「天城越え」の唄の台詞が出てきた。
 天城峠を越え、ループ橋を下るとすぐ湯ヶ野温泉だ。川端康成が伊豆野踊り子を執筆した宿・福田屋がある温泉街だ。このあたりから下が河津川の鮎釣り場だ。ここより上流はおもにアマゴ釣りになる。福田屋の前あたりで鮎釣りをしたいと思っているのだがまだ竿を出したことがない。来年の初夏にはやってみようと思う。
 坂を下り河津へ入り峰温泉の豊泉橋上手の足湯横の駐車場に着いたのは7時過ぎだった。この豊泉橋の近くで釣ってみるつもりだった。川に入っていて冷えたら、足湯で温まることも出来る。
 釣り支度をして、橋の袂の三日月食堂で券とオトリを買おうと思い、ブザーを押した。少したって扉が開いた。オトリを下さいというと、体調をくずしてオトリの扱いは止めているという返事だった。
 残念。上手のとうふやか下手の釣具屋へ行くしかない。駐車場へもどり、下流へ向かった。
河津川入漁証 釣具屋で車を停め、店を覗くとドアは鍵が掛かったままだ。横の扉のブザーを押したが、返事が無い。何度かブザーを押してみたが、いるのかいないのか?だ。どうしようか帰ろうか、とSOさんと顔を見合わせていたら、店から主人が出てきた。
笹原公園の足湯 オトリがあるか聞くとありますというので、日券とオトリとを買った。
 浅い所で立ち込まずに静かに釣るようにというアドバイスだ。午前中は釣れないようで、夕方ころ釣れるようだ。
 どうせここまで下ってきたのだから、この近くでやってみることにした。たしか、このあたりの左岸側に足湯があったはずなので伊豆急鉄橋のすぐ上の荒倉橋を渡り上流側へ向かうと整備された公園に写真の足湯があった。
ちょうど湯を張りだしたところだった。帰りに温まってから帰ろう、とSOさんとはなした。
 足湯の前に川へ下りる階段があり、その前が少し高くして平らに均してあった。
正面は浅いトロ、上手はチャラ瀬でその上手に来宮橋が見える。来宮橋の下は瀬のようで、二人竿を出しているのが見えた。
少し下手で川が左に曲がっていて、対岸の道路にガソリンスタンドが見える。その上手から水路が合流していてそこから下流の荒倉橋までの間は、平水時は水深のある早瀬だというが、渇水のこの日はチャラ瀬にみえた。
 SOさんはアオサギが止まっていたあたりで始めてみると下手に歩いていった。サギたちは毎日の生活がかかっているわけだから、魚のいないところで漫然と止まっているはずはない。そのあたりには魚がいるはずだ。
 どこも浅くて、深いところでも脛くらいしかないようなかんじで、以前来ていたときの半分も水がない様相だ。
 初めての場所なのでどこが釣れそうなのか、良く分からない。ともかく、下手の橋の近くでやってみたが、釣り具屋の主人の言うとおりで、ウンともスンともいわない。
 そのうち風が川下から吹き出し、竿を立てているのが大変なくらいに強くなりだした。SOさんも竿を持っているだけで大変だと言っていたが、それでも止めずにチャラでオトリを泳がせていた。
 風がひどいのと、まるで当りがないのとで、階段の前へ戻り、水辺の大きな石に腰掛て竿先を風下側に倒して午前中は気休めでオトリを放していたが、全く掛からずだ。
 足湯に浸かりながら弁当でも食べようかと思い、足湯の所へ行くと、地元の年寄りが何人かきて話を交わしていたので、ベンチで食べる事にした。川を眺めながら弁当を食べている間に、地元の釣り人が釣り姿で自転車の前カゴに、オトリが入っているであろう引き舟を積み、友竿を持って上流側へペダルをこいで行った。その少し後にも原チャリで上手へ行く釣り人がいた。
 釣具屋が言っていたように、釣れるのは昼からなのだなーと思った。公園は建物や樹木で風が遮られて穏やかなかんじだったが、川へ戻ると相変わらず風が強い。ふっと風が弱まる時があるので、その合間にオトリの操作をするくらいで、あとは風の抵抗を避けるように竿先を風上や風下に向けてベタ竿でもっているような状態が続いた。
イソヒヨドリ 石に腰かけてじっとしていると、近くの大石の上や、電線に止まってよい声で鳴く鳥が何羽も見えた。
一ヶ所で囀り続けるのではなく、こちらの石からあちらの石垣の上へ、そして川の上を飛びながら囀ると思えば電線に止まって鳴くのだ。
 帰ってから名前を図鑑でみると、イソヒヨドリとでていた。大きさはヒヨドリかムクドリくらいだ。海岸近くに住んでいるらしい。
 少し下手の水辺にクロサギが2羽飛んで来て、水中をじっと見ている。こちらも釣れないから、クロサギの様子をじっと見ていた。ゆっくりとした動きで姿勢を低くした。すばやい首の動きで水中の魚を銜えた。アユのように見えた。
 こちらにも掛かってくれないかと思うが、2時過ぎまでまるでダメ。
 3時頃になって、対岸のヘチをじわじわ引いていたら、ようやく1匹目が釣れた。3時過ぎに3連荘があったが、後はさっぱりだった。 夕方になって風が止んだが時すでに遅しだ。
 今日は鮎釣りというよりは野鳥観察というかんじの一日だった。
 川から上がって足湯で温まろうとしたら、お湯が抜かれ始めていて、2,3cmまで減っていた。お湯が張ってあるのは昼間だけで、夕方には抜いてしまうようだ。
 足湯の建屋の中に何故か脱衣所があったので、そこで着替えを済ませた。
 公園には近所の年寄りやら幼児を連れた母親達が何人も来ていておしゃべりをしていた。皆近所の顔見知りなんだろう。
 携帯のバーナーでお湯を沸かし、ドリップコーヒーを入れて一服し、帰途についた。
 あー、次は何処にしようかなー。


13回目 10月22日(木) 狩野川・中流部

狩野川、修善寺橋下流
 狩野川・修善寺橋下流

 天気:曇り一時晴れ 水色:澄み
 水温:14〜16℃
 釣果:12  15〜19cm

 修善寺橋より下流を望む
 この辺りから大仁の松下瀬あたりまでは狩野川銀座と呼ばれ、11月上旬まで釣り人が絶えることがありません。12月になっても友釣師を見かけます。
 ここの眺め(川相)は自分が狩野川に来出して以来変わりがありません。
 河原や土手の草木も秋色に染まり始めました。
 いよいよ友釣も終盤です。


 台風18号が10月8日紀伊半島あたりに上陸し、愛知県から長野県を通り宮城県へ縦断して行った。台風進路の河川は当然ながら増水濁流に見舞われた。終盤戦が始まるところで、垢が飛んでしまうという残念な事になってしまった。
 神奈川県は鮎漁は10月14日迄で15日からは禁漁となる。台風の通過後数日で川が回復する気配は無く、神奈川県での今年の鮎釣りは終わってしまった。
 近県で鮎釣りが出来るのは静岡県だけになってしまった。興津川や狩野川も台風の後、秋風が吹き込んで気温が下がり水温も下がって石の垢付がなかなか良くならないようだ。
 今年はもう終わりにしようかなどと一瞬思ったのだが、まだ友釣への未練が残り天気予報では晴れというので22日狩野川へ出かけた。
 7時半頃に上の写真を撮った修善寺橋の上から橋の真下を覗くと、左岸側のワンド状になった浅い岩盤の上に真っ黒になってアユが群れているのが見えた。流れが絞られて荒瀬に流れ下る上手のトロにも数え切れないほどのアユが群れていた。群れながらしきりに垢を食むのも見えた。右岸側の岩盤のところにも沢山の群れ鮎が付いているのが見えた。
 川を覗き込んでいると、自分より少し年上の人が横に来て川を覗いて「あー、沢山アユがいるな。台風の大水の後は全く見えなくなって、みんな流されてしまったのかと思ったんだよ。」と言った。「上から落ちてきたんじゃないですかね?」と言うと「うん、落ちてきたのかもしれないな。アユが沢山見えて一安心だ。皆に知らせてこよう。」といって右岸側へ立ち去った。
 これでアユが沢山いることは確認できた。左岸側の橋下手のオトリ屋でオトリを買い、川へ出たのは8時を過ぎていた。その頃ようやく雲の切れ間から日が射してきた。天気予報通りに晴れてくれるだろう。
 上の写真の川が見えなくなる辺りの少し上手まで行って、オトリを川に浸けた。水温は14℃しかない。日が射して、水が温んでくれなければ難しいかもしれない。
 左岸側の瀬頭で始めたら、ほどなく15cm位の小振りのが掛かった。2匹目もそれほどしない内に掛かった。これも小さい。
その後は梨の礫。10時頃になると、空は雲で覆われ薄暗いほどの感じになってしまった。予報は大外れ。
 ものは試しと、川の真ん中の越えて右岸側のトロの下の深みを狙ってみた。午前中何匹か来た。17、8cmの小振りだ。盛期のような当りは無く、小さな当りの後にグーっと重くなるというような感じがほとんどだった。
 チャイムが鳴りわたり、お昼が来たことを告げる。クーラーボックスを置いてある左岸へ戻り昼食、休憩。
 午後はチャラ瀬とかトロ瀬とかやってみたが、たまに掛かる程度だった。他の釣り人を見ていると、一ヶ所でじっと釣る人はおらず、何匹か掛けたら次の場所へ移動するという釣り方で、ほとんどの人は上下見えなくなる辺りまで動きながら釣っていた。
 この時期1kmくらいは動いて鮎の付き場を探さなければ良い釣果は得られないのかもしれないなー、と思った。しかし、自分は横着して動いたのはせいぜい百メートルくらいのものだった。
 今日は曇り空での釣りだったが、こんどは秋晴れの穏やかな日を選んで来よう。