もっと長い期間のP濃度変化 東京湾における水域環境構成要素の経年変化(野村英明) の図に加筆

 東京湾表層部のPO4−Pの東京水産大学測定データを図に示す。高度成長前は0.01mg/l程度であったが、電気洗濯機の普及によりリンを含む洗剤の使用が急激に増加し、昭和40年代には0.06mg/l程度となった。その後洗剤中のリン使用の自粛、無リン洗剤の開発により減少し、現在では0.03mg/lを下回る程度になっている。