図ー6 水温の季節変化 |
図ー7 8月の垂直分布(水温等 |
6月には成層が出来て上下層の循環が少なくなり、日射が強くなる結果プランクトンの異常増殖が起こる。赤潮の発生である。クロロフィルの増大、上層のDOの過飽和、CODの上昇が起こる。
図−8 クロロフィルの季節変化 |
図−9 DOの季節変化 |
図−10 CODと透明度の季節変化 |
(3)、窒素、燐の形態変化
図−11に窒素の図−12に燐の形態別季節変化を載せた。6月は有機体窒素、有機体燐が多くなる。これは、プランクトンの異常増殖で海水中の窒素、燐より、プランクトン中の窒素、燐が高くなっているためである。
図ー11 窒素の季節変化 |
図ー12 リンの季節変化 |
(4)貧酸素水塊
図−9に見られるように、貧酸素水塊は春と秋に発生し、特に9、10月に大きく広がり、下層では燐の溶出が見られる。
(図−13下層の燐の季節変化)