3、全窒素及び全隣の経年変化
 水域内の窒素、燐などの栄養塩類濃度は富栄養化の指標である。
 環境基準点の3地点の上層の年度平均値は全窒素、全隣とも環境基準値(全窒素1mg/L以下、全燐0.09mg/L以下)を越えている。
 11年度(全窒素1.47mg/L 、全隣0.093mg/L)と比較すると、全窒素1.59mg/L 、全燐0.107mg/Lとも、若干悪化した。湾奥に位置する東京都内湾は著しく富栄養化した状態にあるため、春から秋にかけては赤潮が発生しやすい。 経年的に見ると全窒素、全燐とも昭和57年度以降は、多少のばらつきはあるもののほぼ横ばいである。

   図−4 全窒素の経年変化

   図−5 全燐の経年変化

 なお、東京都内湾は千葉県、神奈川県にわたる東京湾(ロ)水域に指定されている。図−4、図−5の東京湾(ロ)の値は、この水域内11環境基準点の上層の平均値である。東京都内湾は、東京都の水域の環境基準点3地点の平均値である。

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