9月議会一般質問の要旨です

1 深川、古瀬戸連区県有林での珪砂採掘鉱山事業について。

(1) 東印所町及び紺屋田町における土砂流出防備保安林県有地での珪砂組合による採掘事業について、市はどのように経過と経緯を把握しているか。

(2) 市街地森林緑地を破壊する大規模開発は、地域の生活環境、自然環境に深刻な影響を与えると考えるが、市当局はどのように考えるのか。

(3) 市環境基本計画の地域別環境配慮指針に基づき、緑地保護を県及び事業者に求めるべきではないか。

(4) 珪砂組合の住民への協力依頼によれば、「事業継続のため新たな鉱山開発が必要となってきた」とされている。

東印所・紺屋田地区が10年で終了後、隣接する馬ケ城水源地区での鉱山開発が求められた場合、市当局はどのように対応するのか。

 

2 情報公開を積極的にすすめよう。

(1) 情報公開コーナーの充実について

 ア 情報公開コーナーの年間利用者数や利用件数、文書公開請求件数など、コーナー開設後の利用状況はどのようなものか。

 イ コーナーにおける職員の配置状況(人数、時間)は。また、専任職員配置及び情報公開に関する組織の充実に向けて、今後どのように取り組むのか。

 ウ コーナーに備え付けてある文書・文書数及びその設置基準は何か。現在のコーナーには、公文書目録に記載のある文書数と比較して、余りにも常に閲覧できる文書が少ない。目録に記載のある文書が、誰でも、いつでも閲覧ができるよう、公開・常備される文書を充実すべきであるがどうか。

(2) 各種審議会、委員会の情報公開と市民参加について 

ア 3月議会以後開催された審議会・委員会での情報公開については、各部局でどのような検討がなされたのか。傍聴等会議の公開、日程・場所の事前周知、会議資料の公表はどのようになっているのか。

イ 3月議会の答弁では、審議会・委員会の委員等の改選時期に委員の公募について検討するとのことであった。その後、各委員の市民公募についてどのように検討されたのか。また、市全体の審議会・委員会の市民公募に関する基本姿勢はどうか。

 

3 市民の避難場所となる公共施設、学校施設の耐震対策強化に取り組もう。

(1) 市民の避難場所に指定されている公共施設、学校施設の耐震診断調査結果は、具体的にどのようなものであったか。どの施設の結果が良く、どの施設の結果が悪いのか、また、具体的な指標値や内容はどうであったか。

(2) 調査結果について、地域住民や関係者へはどのように周知、説明されているのか。

(3) 体育館の耐震調査を計画的に行うべきと考えるが、いつどのように行われるのか。

(4) 3月議会答弁では、耐震対策強化を総合的に考慮・判断すると言われたが、その後、いつ、どのような場で検討がなされたのか。

(5) 県は耐震対策県民債を発行してまで耐震対策強化に取り組んでいるが、瀬戸市も計画的・積極的な取組みが必要ではないか。

 

4 市民に理解されず、市民合意のないゴンドラ建設は中止しよう。

(1) ゴンドラ設置に関する上之山3丁目住民への第4回説明会が開かれないのはなぜか。

(2) 8月23日山口連区説明会で、アセスメント追跡調査中のゴンドラ計画について工事説明を強行したのはなぜか。

(3) ゴンドラ設置に係るアセス追跡調査書では、博覧会アセスと比較して予測、評価項目から一方的に除外されたものがあるがなぜか。工事の規模から影響が小さいため実施しないとするならば、その具体的、客観的な根拠は何か。

(4) ゴンドラアセスメントに関しての市民意見の受け付けは、今後どのように行われるのか。受け付ける場合はその時期・方法を、受け付けない場合は、その理由を。

(5) また、市長意見の提出は、具体的にどのように行われるのか。

(6) ゴンドラで海上地区へなぜ12,000人も運ぶ必要があるのか、また、なぜ1日15,000人の入場者を見込む必要があるのか、その必要性は何か伺いたい。

(7) 万博会場の工事作業時間が午前7時30分から午後6時30分となっているが、住民説明・合意がないまま決められたのではないか。いつ、どのようにして検討、決定されたのか。また、環境負荷の低減はどのように行われているのか。

(8) 海上会場開園時間が、7月20日から8月31日の間、午後7時に延長されたが、住民説明・合意のないまま決められたのではないか。いつ、どのようにして決定されたのか。また、開園時間延長による環境負荷の低減はどのように図られるのか。

(9) 塩草地区駐車場については、周辺地区の道路環境悪化をもたらす恐れがある。現在、塩草地区駐車場使用についてはどのような検討がなされているのか。

(10)吉野3号線、吉野八草線道路工事により、ムササビの生息地・営巣地、サギソウ・ハッチョウトンボが生息する湿地の環境が破壊される恐れがあるが、市環境基本条例に基づきどのような環境保護対策を行っているのか。

(11)ゴンドラ建設予定地での埋蔵文化財について、市はどのような保護対策を協会に求めるのか。

(12)ゴンドラ建設予定地でのオオタカ、ハッチョウトンボ、シラタマホシクサ、カザグルマなどの貴重な動植物保護対策を、市はどのように協会に求めるのか。

 

 

 

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