かとう徳太郎 2006年12月議会一般質問
12月議会の一般質問は、14人中10番目となり、
一般質問2日目の 12月7日(木)午前
の質問になると思われます。傍聴をよろしくお願い申し上げます!
*進行状況によって開始時刻に変動があります。詳しくは議会事務局にお問い合わせく
ださい。
瀬戸市議会事務局 電話 0561-88-2740 FAX 0561-84-0047
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<質問内容>
1.瀬戸市入札談合事件の判決は出たが、市は談合防止にどう取り組むのか
(1)検察庁より指摘された入札談合について
平成17年9月から同年12月に実施された下水道・道路工事の12件の郵便入札について、
検察庁は談合があったと指摘している。そのうち3件については立件されているが、残
りの9件について、談合の疑いがないと市はどのように確認しているのか伺いたい。
「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入札適正化法)」第10条で
は、談合の疑いに足る事実があるときは公正取引委員会に対し事実を通知しなければ
ならないと規定されている。今回の12件の入札について、市は公正取引委員会に通知
しないと言っているが、このことは職務を怠ることになると考えるが見解を伺う。
また、同法では、談合の疑いに足る情報も談合情報と規定しており、捜査当局や検
察当局が認定・立件したもののみを談合情報として取り扱うべきではないと考える。
同法に基づき作成されている瀬戸市談合情報対応マニュアルでは、談合情報が寄せら
れた場合は市公正入札調査委員会に報告し、委員会で審議することになっているが、
この場合、入札談合に関する情報とはどのような情報と考えているのか見解を伺う。
(2)談合防止に市はどのように取り組んでいくのか。
談合防止のためには、指名競争入札、制限付一般競争入札ではなく、誰もが参加で
き、誰が参加するか把握できない、公平性・透明性・競争性の高い一般競争入札で実
施すべきと考えるが見解を伺う。
また、入札の公平性・透明性・競争性を担保するため、入札結果・制度を第三者に
評価させるか、第三者機関が評価するような、愛知県・名古屋市等に設置してある入
札監視委員会を瀬戸市にも設置すべきと考えるがいかがか。
2.公立陶生病院事業が市財政に与える影響について
本市においては非常に厳しい財政運営が続いているが、累積赤字を抱える陶生病院
に対して多額の負担金を支出しているところである。市民にとっては、財政的に健全
な病院経営が望まれるところであり、将来にわたり負担となる支出は控えるべきであ
ると考える。
多額の負担金を支出している本市として、次の点についてどのように把握している
か、また考えをお持ちか伺いたい。
(1)元市長遺族より陶生病院隣接地の土地購入の依頼があったと聞いているが、その面
積、金額、時期等はどのように依頼があったのか、経緯と経過をどのように把握して
いるのか具体的に伺いたい。
(2)陶生病院は累積赤字を抱えているが、その赤字解消より優先して隣接地を購入して
いくのは何故か、意図、目的をどのように把握しているのか伺いたい。
(3)累積赤字を抱える陶生病院が、経営、機能・施設等の病院事業の将来計画を2市1町
の住民に示さないまま隣接地を購入していくが、本当に土地購入の必要性があるのか
伺いたい。また、病院事業の具体的な将来計画を住民に示していくべきと考えるが、
どう考えるか伺いたい。
3.第3セクターまちづくり会社の「パルティせと」テナント経営と中心市街地活性化の
取り組みについて
(1)パルティせと2階のまちづくり株式会社直営喫茶店が撤退・閉店したが、その原因
は何か伺いたい。
撤退・閉店に伴う撤去費用や従業員への補償費用等がいくら必要であったか、また、
閉店に伴い従業員の処遇はどのようになっているのか伺いたい。
まちづくり株式会社直営以前の経営者の未払金はどのようになったのか伺いたい。
さらに、パルティせと1、2、6階にあるテナント店で、未収・未払いがあるのか伺いた
い。
(2)パルティせとの2、6階で撤退・閉店したテナントがあるが、今後の入居するテナン
トについては、パルティせとの目的から中心市街地の活性化に資するテナントの入居
が必要と考える。現在、入居予定があると聞いているが、今後どのようにテナント入
居を進めるのか、また、どのような契約状況なのか具体的に伺いたい。
(3)「街づくり」三法改定により、従来の中心市街地活性化計画は全面見直しする必要
があると考える。また、計画の見直しに当たっては、現行計画の評価が必要になる。
中心市街地の店舗数、販売額、通行量、居住人口等から現状をどのように分析し、今
後、どのように中心市街地活性化計画を見直していくか伺う。
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