かとう徳太郎 2006年9月議会一般質問
 

 9月議会の一般質問は、9人中5番目となり、一般質問1日目の
9月5日(火)午後1時頃より
の質問になると思われます。傍聴をよろしくお願い申し上げます!

 
*進行状況によって開始時刻に変動があります。詳しくは議会事務局にお問い合わせく
ださい。
 瀬戸市議会事務局  電話 0561-88-2740  FAX 0561-84-0047
 
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<質問内容>

1.フェロシルト撤去に市はどう取り組むのか
 
 8月3日に、5,379名の市民の署名を集め提出された要望書(瀬戸市から産業廃棄物「フェ
ロシルト」を全量完全撤去させてください)に記載されている1.産廃「フェロシルト」
の現地「封じ込め」案を認めないこと、2.産廃「フェロシルト」の瀬戸市内及び県内
の産廃処分場への搬入を認めないこと、3.産廃「フェロシルト」の排出元である石原
産業(株)に対し、「フェロシルト」の全量完全撤去を求めること、の3点について、市
はどのように応えるかを具体的に示していただきたい。
 
2.埋め戻し規制条例の制定について
 
(1)近隣自治体との協議内容はどのようになっているか。
 埋め戻し規制条例の制定については、6月議会での答弁では協議中とのことだったが、
その後の具体的な検討状況として、1.これまでに、いつ、どの自治体と何回協議の場
を持ったか、2.その出席者は誰か、3.具体的にどのような協議を行ったのか、4.現時
点で何が課題であるのか、について示していただきたい。

(2)他県、市町の条例を参考に市条例制定に向け取り組むべきではないか。
 岐阜県では具体的な条例制定の動きがあるが、こうした他自治体の条例を参考にし
て、市でも検討組織を立ち上げる等により条例制定に前向きに取り組むべきと考える
がどうか。また、条例制定に向けた具体的なスケジュールを示していただきたい。
 
3.クリーン開発による産廃処分場について
 
(1)操業について、いつ頃、どのように行われるのか。
 クリーン開発の拡張工事が完了し、使用前検査が終わったと聞いているが、今後の
操業に関する具体的なスケジュールを市はどのように把握しているのか伺う。

(2)既存処分場に持ち込まれたアスベストの処理について。
 これまで操業していた既存処分場に持ち込まれたアスベストの量、埋め立て場所、
埋め立て方法を市はどのように把握し現状をどのように確認したのか伺う。

(3)増設された処分場でのアスベスト処理について。
 既存処分場に持ち込まれたアスベストを、増設された処分場内で移動・管理する際
に、その場所、時期、処理方法について、環境省の定めるマニュアルに沿って適切に
管理されるかどうかの確認をどのようにするのかについて、事前情報の把握も含めて
市の考え方を伺う。また、アスベストを移動することに関して、大気中への飛散防止
策について重要な課題と考えるが、市の対応方針はどのように考えているのか伺う。
 
4.瀬戸市の公害防止の取り組みについて
 
 東古瀬戸町地内の工場から、騒音、振動、粉塵の公害が発生しているとの苦情が出
されているが、市はどのように調査したのか伺う。また、調査結果に基づき、市はど
のように公害発生源である事業者に対して指導し、その結果はどうなっているのかを
伺う。
 更に、公害発生源である事業者に対しては、市の環境基本条例、県の県民生活環境
保全条例に基づき、規制措置を講ずるべきと考えるが、市の考え方を伺う。
 
5.土地区画整理事業について
 
(1)品野西土地区画整理事業の現状はどのようになっているのか。
 また、組合員への賦課金と事業終結の見通しはどうか。
1.組合賦課金の納入状況について、想定している総額に対して、一括納入、分割納入、
不同意による未入金の区分ごとに、それぞれの金額は。

2.市有地分の賦課金額と、その支払い状況はどのようになっているのか。

3.保留地処分の進捗状況として、保留地全体の面積・処分想定総額に対してどの程度
進捗しているのか。

4.事業終結の見通しを、どのように考えているのか。

5.賦課金同額の市からの助成金支払いの時期について、市の要綱では事業終結の明確
な見通しがたった時点で支払うべきと考えるが、市の考えは。
 
(2)塩草土地区画整理事業の進捗状況について
1.塩草土地区画整理事業地内にある産廃処理について、その量、処理費用はどのよう
に整理しているのか伺う。また、特に処理費用については、産廃を埋めた原因者が負
担することが妥当であり、組合の立て替え払い等は不適切と考えるが、具体的にどの
ような負担により処理されているのか伺う。また、産廃に対する対応方法は地盤改良
と聞いているが、特に水質への環境影響について、予測はどのようになっているのか
伺う。

2.賦課金について、品野西整理組合でも賦課金が発生したことを踏まえ、塩草土地区
画整理事業組合員へも、同様の事態が発生する可能性と賦課金の拠出の可能性・義務
について適切に説明され、理解は得られているのか伺う。
 
(3)幡野東土地区画整理事業の進捗状況について
1.幡野東土地区画整理事業の進捗状況はどうなっているのか、具体的なスケジュール
を伺う。

2.賦課金について、品野西整理組合でも賦課金が発生したことを踏まえ、幡野東土地
区画整理事業組合員へも、同様の事態が発生する可能性と賦課金拠出の可能性・義務
について適切に説明され、理解は得られているのか伺う。
 また、賦課金や事業終結が当初計画から延びる等の事態への責任を明らかにする意
味で3区画整理事業それぞれの役員報酬と、その総額を示していただきたい。
 
6.建設談合について
 
(1)今回の談合による事件における法廷での検察側発言では、立件している事件以外に
も瀬戸市で談合があったとしているが、このことに対して市はどのように考えている
のか。また、そうした事実を踏まえ、過去の郵便競争入札において追加調査をする必
要はないのかを伺う。

(2)また、裁判における起訴状の内容から、起訴されている2社のみに損害賠償請求を
するのではなく、談合に関わった全ての企業が落札した工事に対して損害賠償請求を
すべきと考えるがどうか。

(3)また、裁判において談合とされている3件の工事以外の工事についても、賠償金支
払いの申し出があったと聞くが、市はどのように対応しているのか。

 (4)記者会見での市長コメントで、市長は談合阻止の上で、瀬戸にあった制度を考え
るとしているが、どのような制度か、具体的な内容を伺う。
 また、新制度により行っている本年度の入札について、契約件数と落札率を示して
いただき、新制度がどのように効果があったのかを伺う。

(5)昨年5月23日の市長と建設業協会幹部との会談の同席者について、個人名が消され
て情報開示されたが、明らかにできないということは、業者以外の同席もあったと示
唆するものではないか。市の見解を伺う。

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