かとう徳太郎 2006年3月議会一般質問

 代表質問6人+一般質問12人中、一般質問の2番目ですので、3月3日(金)の午前か(この日は議会は午前のみです)、3月6日(月)の午前になると思われます。傍聴をよろしくお願い申し上げます!

(進行状況によって開始時刻に変動があります。詳しくは下記議会事務局にお問い合わせください)。
瀬戸市議会事務局  電話 0561-88-2740   FAX 0561-84-0047

瀬戸市議会のサイト 3月議会 代表質問・一般質問 順位と内容

  本会議中継 
  http://www.city.seto.aichi.jp/live/gikai/index.htm
  
<質問内容>

1.名古屋地検特捜部による瀬戸市役所捜索について

1)市長は今回の事態をどのように受け止めているのか
 公平・公正な行政運営を行う立場から、捜索を受けるようなことがあってはならないと考えるが、今回の事態について市長の見解を伺う。また、市民への信頼を取り戻すために、どのように説明を行うのか、見解を伺う。

2)捜索された場所、内容はどのようなものか
 今回、広範囲にわたって捜索されたと聴くが、現時点で把握されている捜索場所・内容はどのようなものか伺う。

3)談合事件による捜索とされているが、市は関係者への調査を行うべきではないか
 業者による談合事件と聴いているが、関係する業者への調査のみならず、万が一市の職員も関係しているとすれば問題となることから、その調査も行うべきではないかと考えるが、見解を伺う。また、入札契約適正化法に基づき、公正取引委員会に通知する必要があると考えるが、見解を伺う。

4)談合防止に向けてどのように取り組むのか
 談合防止に向けて、入札制度の改善に取り組んでいるが、入札結果はどのようになっているのか伺う。具体的に、16年度と17年度の郵便入札と指名競争入札の落札率がどのようになっているのか伺う。特に、郵便入札については落札率が上昇していると聴くが、透明性、公平性、競争性の観点から、これをどのように思うのか、見解を伺う。また、官製談合防止法では、官製談合防止に向けた取り組みを求めているが、市はどのように取り組んでいくのか伺う。


2.フェロシルト撤去について

1)北丘、幡中地区ボーリング調査結果はどのようになったのか
 北丘・幡中地区ボーリング調査はそれぞれ何箇所で行われたのか、その結果、フェロシルトの搬入量はそれぞれどれくらいと推定されているのか伺う。また、フッ素と六価クロムに関する土壌調査結果はどのようになっているのか、さらに、その土壌調査の箇所数と検査機関について市や県の指定する機関で行われたのか伺う。また、示された土壌調査結果と住民側の土壌調査結果とでは食い違いがあるように見受けられるが、市はその結果の比較をしているのか伺う。

2)撤去計画についてどのようになっているのか
 各地区とも、撤去期間、撤去ルート、一日当たりの撤去量、埋め戻し計画等どのような撤去計画が出されているのか伺う。また、住民周知はどのように行うのか伺う。さらに、放射線測定、飛散防止策、流出防止策をどのように施すのか伺う。

3)幡中地区瀬戸市所有地内で確認されたフェロシルトについて
 幡中地区瀬戸市所有地内でフェロシルトが確認されたと聴くが、どのような場所でどれくらいの量が埋められているのか伺う。また、関係業者への撤去申し入れを行ったのか、これを行ったとしたならば、いつ、どのように行ったのか伺う。さらに、当地内での撤去計画はどのように検討されているのか伺う。また、当該土地を取得する際、土地の形状、土壌の性質等の確認をどのようにされたのか伺う。

4)埋め戻し対策について
 平成17年12月議会の埋め戻し条例制定の質問における答弁で、「近隣市町と連携して今後対策を検討する」とのことであったが、その後、埋め戻しの規制に関し、どのような検討がなされたのか伺う。


3.建設工事に使用される生コンクリートのアルカリ骨材反応対策について

1)コンクリートのアルカリ骨材反応対策に市はどのように取り組んでいるのか
 平成14年8月に国土交通省からアルカリ骨材反応抑制対策についての通達が出されているが、骨材の安全性をどのような方法で確認しているのか伺う。

2)せと蔵、駅ビル、万博関連道路整備等で市内に大量の生コンが使用されているが問題はないか
 せと蔵、パルティせと、万博関連道路整備等でどれくらいの量の生コンが使用されているのか伺う。また、安全性はどのような方法で確認されたのか伺う。

3)県生コン工業組合の平成16年8月報告書には瀬戸産骨材に「無害でない」ものがあるとされているが把握しているか
 県生コン工業組合が骨材のアルカリ反応試験を行っている。その結果、瀬戸産の骨材に「無害でない」と判定されているが、その把握をされているのか、また、報告を受けているのか伺う。


4.市長予算大綱説明について

1)「愛・地球博」と「せと・やきもの世界大交流」は大成功とされているが、その根拠は何か
 
予算大綱説明では「愛・地球博」と「せと・やきもの世界大交流」は大成功とうたわれているが、「せと・やきもの世界大交流イベント開催効果測定業務報告書(概要版)」によると集客効果は目標に達しなかったようであるし、経済効果も地元金融機関の調査では期待外れとされている。にもかかわらず、大成功とされた理由の根拠はどこにあるのか伺う。また、市民の大多数の実感とは食い違っているのではないかと考えるが、見解を伺う。

2)安心安全なまちづくりの取り組みについて
 予算大綱説明では、「防災、防犯にとどまらず、市民生活に直結する教育、福祉、健康、環境をはじめ、さまざまな面における安全と安心のまちづくりを進める」とうたっているが、防災面においては第5次総合計画の終了時においても教育施設の耐震対策は終了しないとされている。このようなことでは安全安心のまちづくりを進めているとはいえないのではないか。安全安心のまちづくりのためには、早期にその対策を進めるべきと考えるが、見解を伺う。また、公共施設の耐震結果を市民との情報の共有や市民と行政との協働という観点からも公表すべきと考えるが、見解を伺う。

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