2005年瀬戸市議会12月定例会 かとう徳太郎 一般質問

  一般質問12月1日(木)、2日(金)、5日(月)

  瀬戸市議会事務局  電話 0561-88-2740   FAX 0561-84-0047

 かとう徳太郎は12人中9番目となりましたので、早く進みますと、12月1日(木)の午
後の後半からと予想されますが、進行によっては2日(金)になります。(進行状況は議
会事務局にお問い合わせください。)傍聴をよろしくお願い申し上げます!
 
1.住民の不安解消に向けて市は、産廃フェロシルト問題にどのように取り組むのか

(1)市民からのフェロシルト持ち込みの問い合わせに対し、どのように対応しているのか。
・現地へ出向いての調査はしているのか?
・市の体制はどのようになっているのか。
・廃液の混入の報道もあるが、投棄された物質の種類、安全性の確認はしているのか。
・六価クロム、フッ素以外の物質はないのか。
・どのように調査しているのか。

(2)市内にもあるフェロシルト取り扱い業者への問い合わせ確認はしているのか?
・中間業者、運搬業者などに問い合わせはしたか。
・流通経路、取り扱い業者名、経営実態などについてどのように把握しているのか。

(3)フェロシルトが多量に持ち込まれた原因はどこにあると考えているのか。
・住民説明と違った違法造成が行なわれたと考えるがどうか。
・土地利用調整条例や砂防法を遵守してこなかったことが原因ではないか。
・また住民の苦情に積極的に対応していればこのようなことにはならなかったのでは
ないか。

(4)フェロシルト撤去に向けてどのように市は取り組んでいるのか?
・撤去命令が出されたが、未着手の3箇所についてはどのような見通しか。撤去に関し
住民説明を行うべきでないか。
・現状回復はどのようなものになるのか。
・地主、地権者の確認はとれているのか。砂防法、土地利用調整条例にかかる法手続
きはどのようにするのか。

(5)再発防止にどのように取り組むのか?
・違法造成を防ぎ、適正な執行が必要と考えるがどうか。
・実態調査や現地調査、書類審査の強化が必要ではないか。
・土地利用調整条例で説明会の義務付けなどの取組が必要ではないか。
・埋め戻しについての規制を条例で明文化すべきでないか。

(6)市長は環境万博を開催した都市として、このような日本一最多のフェロシルトが持
ち込まれているという現実についてどのように考えているのか。
 
2.せと蔵建設時の産廃処理は適正・適切に行われたのか

(1)駐車場棟建設場所より、造成時に環境基準を上回る有害物質が土壌、水より検出さ
れたのではないか。その物質名、内容、数値について正確に答弁されたい。

(2)市民、議会に対し、当時は陶磁器産廃と説明がなされていた。なぜ正確な報告、説
明をしなかったか。

(3)市長、助役はいつ報告を受け、どのような対応、対策を指示したのか。
 
3.第3セクターせとまちづくり会社の経営について

(1)駅ビル「パルティせと」内テナントが撤退したが、どのような理由によるものか。
・賃貸借契約が締結されていたと思うが、それに沿ったものか。
・退去の事前通告をいつ受けたのか。
・家賃、光熱水費、組合負担金などは受け取っていたのか。
・不払いがあったのか。退去の理由についてどのように聞いているのか。

(2)テナント撤退による瀬戸まちづくり会社の経営上の影響はどのようなものか。
・まちづくり会社直営によりテナント料が入らないこととなるが、その影響はどうか。
・直営による人件費については影響はないのか。今後どのような見通しをたてている
のか。

(3)テナント撤退後、まちづくり会社が直営で飲食業を行っているが、テナント管理か
ら直営にふみきったのはどのような理由か。
・今後も飲食業を行っているスペースは永久に飲食業となるのか。
・ビル内のテナントミックスによる賑わい創出として賃貸借業務、店舗募集をする必
要があったのではないか。どう考えるのか?
・また、まちづくり会社が直営で飲食業を行うことについては、まちづくり会社の取
締役会ではどのような議論が行われたのか。

(4)今後も別のテナントが撤退することになった場合、まちづくり会社が同業種で直営
を行うつもりなのか。

(5)せともん舎は、まちづくり会社が家主と契約し陶商組合に貸し出していると聞いて
いる。陶商組合から一部有志の運営変更となっているが、どのような契約をかわした
のか。
・家主、陶商組合、まちづくり会社の関係はどうなっているのか。
・一部有志が違約期限以前に撤退した場合には、せともん舎がまちづくり会社の負担
増になるのではないか。
 
4.万博工事での不法投棄について

(1)海上の森に万博工事で発生した産廃が不法投棄されたとする報道が11月19日になさ
れたが、工事業者名、発注主について市は承知しているのか。この間の経緯をどのよ
うに市は把握しているのか。

(2)市は不法投棄について環境万博を開催した市としてどのように考えているのか。
 
5.孫田地区下水道工事が郵便入札より指名入札に変更されたが何故か

(1)指名入札にしなければならない特別な理由は何であったか。なぜ透明性、公平性、
競争性の点から問題が多いとされている指名競争入札としたのか。自治法で特別な理
由があれば指名競争入札ができるとあるが、果たして自治法上の特別な理由があった
のか。

(2)事前に郵便入札とされていたものが、いつ、どこでどのように検討され、入札変更
がなされたのか。

(3)最終決裁権者である市長は、この変更についてどのように考えているのか。
 

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