上之山3丁目 ゴンドラ支柱建設差止訴訟 第2回公判 ご報告 3/30 ゴンドラ支柱建設差止訴訟の第2回公判が開かれました。雨の中、20数名が傍聴にいらっしゃいました。中には海外からおみえで、この万博ゴンドラ問題を研究対象にしていらっしゃる方も。
裁判官からは、原告の主張をわかりやすく整理するよう(平和で安全な生活を営む権利とプライバシーの侵害を受けると主張するのは同じものか、2つのことを言っているのか、など)求められましたが、原告代表の岡田さんは、後日準備書面でまとめるとのお応え。また、請求の趣旨をかえるのかどうかも確認されましたが、これも準備書面でと。また、証拠の出し方についても裁判官から説明があり、修正・補足を求められました。また、残りの言い分、証拠をできるだけまとめて次回までに出すよう求められました。
一方、被告博覧会協会の代理人は、原告の求釈明の中には、オオタカがいるなど差し止めと関係のないことが含まれていると裁判官に主張しましたが、これには裁判官から、それは被告の方で、意味がないものは意味がないとして、関係があるものを特定して積極的に釈明するようにと求められました。
最後に、原告の代表である岡田さんから、周辺事情として思いを述べたいとの申し出が認められ、上之山3丁目の思いを口頭で陳述されました。短い時間でしたが、これまでのご苦労と切実な思いを述べられ、思わず傍聴席からは拍手も…。裁判官から、希望があれば、この陳述を証拠として提出するようにとのことでしたので、岡田さんがまとめられたものはこちらです。
次回は、弁論準備手続と言って、法廷ではない別室で、時間をかけて主張や証拠を整理することとなりました。
次回は5月25日(火)14:30。弁論準備手続は当事者以外は入室できないそうですが、ご支援ください!
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