ゴンドラ支柱建設差し止め訴訟 第1回公判 

2月10日 13:15 名古屋地裁1102法廷
裁判官 島田周平さん
    城内和昭さん
    宮崎雅子さん

 原告席には、岡田さんが一人。緊張していらっしゃる様子。被告席には、代理人の平野弁護士がお一人。英語のタイトルのペーパーバックを読みながら開廷を待っていらっしゃる。そこまで余裕を見せなくても…。傍聴席は、相手方関係とお見受けする方々が10名ほど、原告側は20数名。
 裁判長は、本人訴訟ということで、「裁判所は中立だが、基本的な書面の書き方はお伝えできる」として、「日付をつけて準備書面という表題で出すように〜」などと割とていねいに解説。しかし、「被告の求釈明に対して、あなたたちの言い分を出すということです。証拠はあとで出す機会もあるが、これで言い分を言い切ってほしい。」「いつまでに書面を出せますか」として、岡田さんが、「1ヶ月後くらい…」と言うと、もう少し早くと要求し、岡田さんは、ついつい「3週間後に…」と。この場では、書面の提出が3月3日まで、次回の公判は3月9日としたが、後に期日の延期手続をとることにしたため、次回公判は3月末頃で、まだ未定とのこと
 考えてみれば、12月10日に提訴後、被告の答弁書が裁判所に届いたのが2月3日。被告は2ヶ月近く時間をかけているのに、なぜ、原告がせかされなければならないのか。しかも、言い分を言い切るようになどとプレッシャーをかけないでほしいと思った。
 人権、環境問題のみならず、開発行為の手続やあり方の問題としても重要なこの裁判を、多くの皆さんと共有し、支援することができますよう、ご協力を呼びかけます! (傍聴のご報告 柴山)

戻る