論 評
yahoo掲示板での反響

掲示板での内容は匿名と言えども、著作権があるようです。
したがって、その内容をそのまま引用することは控えます。
詳しくはyahoo掲示板にてご確認ください。

<世論に迎合するな>
イラク人質擁護で集団非難の嵐とは

掲示板などのネット世論は、イラク人質3人に対する批判一色。
中には3人に対して読むに耐えない悪罵(あくば)を浴びせる。

そこには冷静な思考判断が果たして働いているのか、と思う。

とはいえマスコミの中にも執拗に3人に対する批判が続いた。

そこで上記<世論に迎合するな>を掲示板にコピーペーストして、ネット・ユーザーの判断を仰いだ。

<世論に迎合するな>
「政府の最も重い責任と義務は、いかなる場合でも国民の生命財産を守ること」
上記につき肯定した上で、日本政府の行動は適切と評価。

日本政府は、テロリストの要求に従わなかった。

その効果として、日本政府をテロで脅しても無駄だということを知らしめ、今後、日本人がテロの標的になる可能性を低下させた。

それゆえ1億2千万人の生命と財産を守ることとなった。

次の効果として、非民主的手続きによる国策の変更を回避し、日本の民主主義を守った。

それゆえ1億2千万人の権利を守ることとなった。

日本政府は、現地の有力者やヨルダン政府、アメリカ政府などと交渉し、水面下で解放に向けた努力をした。

結果として、人質全員解放。ただし日本政府の行動との因果関係は表面的には証明できず。

プロセスは不明ながら結果から判断すると適切 とする。

<世論に迎合するな>

「正しい意見、ありがとうございます!」と嬉しい感想。

「そもそも、今回のトピは「人質バッシング」を行うために存在するものでございますが、何かが満たされない異常者がこれほどまでとは、私どもも予測できませんでした」と、ユーモラスに批判者を批判。

「まあ1人で違うIDを使って何度も異常に書きこむキチガイもいますがね(笑い)」と、ここでも冷静に批判者を分析。

「しかし、貴方のように正しい意見を出してくれる方が増えてくれば私どもも『このトピックス』を終了にしたいと考えておりますので安心してください」と、異常なバッシング現象も間もなく冷めるだろうと期待を込める。

そうなって欲しい。



イラク人質バッシングに対して、批判記事を掲載してから、ウイルス攻撃を受けています。

1日に多い日は25件もありました。嫌がらせを楽しんでいるのかもしれませんが、解析を使えば、どこのパソコンから送っているのか特定できます。

ウイルス作成罪は犯罪であり、刑事罰の対象になります。
その認識があって行うようであれば、それはもはやサイバーテロの一種です。

<対イラク戦争の目的は>
論文「イラク戦争は回避できるのか」(論旨)

イマニエル・ウォーターシュタイン・ニューヨーク州立大教授

答えはノー。9・11テロ以前のクリントン政権末期に、チェイニー、ラムズフェルド両氏らが、ク大統領にイラク戦争を書簡で要請。

北朝鮮の米に対する挑発と米の曖昧な対応が、国連決議に従わないイラクへの戦争の理由付けとなった。

米の覇権は衰退傾向で、数十年後には西欧、東アジアを凌駕できない。
冷戦終結により西欧、日本を政治的主導権に従わせる論拠を失い、巨大な軍事力だけが残されてしまった。

当時オルブライト国務長官がバルカン諸国問題で消極的な高級軍人に「世界最強の軍隊を持つ意味は何か」と激怒。タカ派はcenterpiece(分析の最重要点)をここに置く。

米の軍事力行使の目的は、イラク政権交代だけでなく、米同盟国に対して威嚇することにある、と。

イラク戦争に勝利すれば、中東全体がタカ派の望むように再構築され、西欧は沈黙.。北朝鮮、イランなどは兵器を放棄し、結果として他の国は米と行動を共にすると信じている。

尚この論文は対イラク戦争前に発表された。

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