文 化 |
引き続きブログ「ノストラダムス総合研究室」でお楽しみください。 ノストラ総研は、メルマブログ閉鎖に伴い、「日米ブログ世界」に移行しました。
かつて文化人は教養があって、畏敬の念が抱かれていた。 ところがテレビに頻繁に登場するようになったタレント文化人は、知の権威の失墜を招いた。 社会に対して批判するのが文化人の役目であるにもかかわらず、批判的精神で臨んでいるマスコミ、知識人に対して批判するようになった。 その上、大衆迎合するようになって、益々知性から離れていった。 マスコミは言いたいことを言っているようで、実は言っていない。 マスコミの右傾化に、かつての知識人が無気力に近づいていると思う。
彼らは「ノストラダムスの大予言」という書にヨイショしている。 この書が売れに売れたために、類似書が数多く出版され、新新宗教の中には、この影響を受けたものも少なくない。 後に地下鉄サリン事件を引き起こすことになったオウム真理教、麻原彰晃こと松本智津夫氏が言うハルマゲドン、ユダヤの陰謀も、この書の影響と思われる。 しかしこの書をヨイショした文化人を批判することはない。 社会に無批判になってしまった文化土壌が、オカルト文化を野放しにしているのでは、と思う。 |
ブログ「文明批評」
政府の最も重い責任と義務は、いかなる場合でも国民の生命財産を守ること。 これでなければ、では何のための政府?となってしまう。 政府が自己責任を強調するのは、イラク人質3人をバッシングしたいために、引っ張りだしてきた方便に過ぎないのでは? 3人の政治的な背景が、政府には気に入らないと言ったら、うがちすぎであろうか。 名を出して恐縮だが、かりに創価学会の人たちがボランティアで、この事件に巻き込まれたら、こんな騒動になっていたのだろうか、と思う。 まさに懲罰的な見せしめであることは、費用請求の額を見れば明らか。 解放された人質は被害者であるのに、加害者よりも非難されるのは、どう考えてもおかしい。 それよりもっとおかしいのは、人質を弁護するのもためらう空気が日本列島を覆い、ひとたび擁護するなら集団非難の嵐を浴びること。 土なければ花開かず。 日本の文化土壌に、不寛容で執拗な粘着ヒステリーの花が、一面に咲き誇ってしまったのだろうか? 人質3人は今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さん。高遠さんはドバイにおける警視庁の事情聴取で立ち直れないショックを受けたとのこと。 (04年4月30日記) yahoo掲示板での反響 |
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