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「おこめをあげるから」(2006/02/13)
ご無沙汰しております。
えー前回はおちんちんランドなどと取り乱してしまい、大変申し訳ありませんでした。いや人間、あせっちゃだめです。
さてびんちょうタンです。
一応以前からこのようなキャラがいる、ということは認識しておったのですが、出自やメディア展開といったことがあまりよくわからない状況でしたのでずっとスルーしておりました。
しかし年明けあたりから単行本の発売やらTVアニメ放映やらで幾分か騒がしくなってきまして、ならば試しにと単行本を購入してみました。
いや、これはいい。
一見していわゆる萌え系であると判断していたのですが、それは大きな間違いでした。
外見こそかわいらしいですがその世界観は比較的シビアで、そのぬる過ぎず冷た過ぎない世界の中、日々を一生懸命生きているびんちょうタンの姿に、深い感銘を受けたものです。
しかしわたくしは○か×かで言えば、×の方の人間です。「全国共通おこめ券」という字面を見てはニタニタと笑う、そういう種類の人間です。
ほどなくして、びんちょうタンに邪な思いを抱くようになったのです。
びんちょうタンは時々街に降りていってお仕事をして、お礼におこめなどをもらうという生活を送っています。
これです。ここに入り込んでくるのです。
「おこめをあげるからおめこさせてください」
なんということでしょう。あまりにも下劣です。しかし興奮しました。
とはいえこれはあまりにもひどすぎる。先にも述べたように、ちょっぴり厳しい現実の中一生懸命生きているびんちょうタンに対しての冒涜に他なりません。しかし興奮しました。
早速これを形にしよう。そう思い至りましたが、それをしてしまえばわたくしは自らの手で自らを犬にも劣る畜生に貶めてしまいます。確かにわたくしはどうしようもないクズですが、しかし、光ある世界に対する未練を捨てきれずにいます。
散々悩んだ末に、わたくしは一つの答えに辿り着きました。
「させてくださいじゃなくて、見せてくださいにすればいいんだ!」
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「はちにさされちゃった」(2006/02/14)
昨日は大変申し訳ありませんでした。わたくし犬にも劣る畜生です。
一晩寝て冷静になってみますと、とてもじゃないですがこれは人のすることじゃない、畜生のすることだ! なんて酷い! と後悔の念しきりです。
思い詰めたあまり会社をサボって日がなアニマックスでも見てようかと朝のNHKニュースを見ながら考えたのですが、それはいけません。今さらキテレツ大百科もねえだろ。
仕方なく会社へ赴き仕事をする振りをしながらいかにこの落とし前を着けるべきかを考えていたのですが、ふと気づきました。
なんのことはない、日常の一コマを切り取ればいいんだ。
びんちょうタンの世界に流れる冷た過ぎずぬる過ぎない、そんな日常を描いていけば、きっとわたくし真人間に戻ることができます。では、なにを描くべきか。
そうだ、ちくタンなら妹のちくリンもいるし、マダケじーちゃんもいます。これなら容易に日常が想像できます。
そういうわけで「ちくリンがはちにさされちゃった」
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「おトイレなんて撮るの?」(2006/03/05)
違うんだ! あの女が俺を誘惑したんだ!
まったくもってけしからん話です。何故こんないいお天気の日曜の朝から劣情をかきたてられなきゃあならんのですか。誰だって休日はのんびりと過ごしたいものです。それなのに。それなのに。
この娘があまりにも煽情的だから、俺はこんなものを描くことになったのだ!
ちきしょう返せ! 俺の貴重な休日を返せ! ちきしょう! ちきしょう!
しかし興奮しました。
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「おしりあついよう」(2006/03/08)
違うんだ! あの女が俺を誘惑したんだ!
そりゃまあ平日の夜ですから、特に何をするわけでもなくテレビなど見ていたのです。
すると、「シリアナ」なんてタイトルの映画の予告なんてやってるじゃないですか。
いつもなら「なにそのタイトル? ふざけてんの?」で終わるところですが、一昨日からずっとみのりたんの誘拐計画を練っていたわたくしにとっては、これは毒にしかなりませんでした。
まったくもってけしからん話です。明日はお客さんとの打ち合わせがあるという大事な夜だというのに、劣情をかきたてられなきゃあならんのですか。誰だって平日の夜はのんびりと過ごしたいものです。それなのに。それなのに。
この娘があまりにも煽情的だから、俺はこんなものを描くことになったのだ!
ちきしょう返せ! 俺の貴重な休息時間を返せ! ちきしょう! ちきしょう!
ものすごく興奮しました。
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「芸術写真」(2006/06/02)
や、ご無沙汰しております。
その、有体に言えば、びんちょうタンのすじが描きたかった、ということなんですよ。
ですがどうにもそういったシチュエーションを考えれば考えるほど、目をそむけるような、そんなひどいシチュエーションしか思いつかないのです。
すじは描きたい、しかしびんちょうタンを酷い目にあわせたくない。ずいぶんと葛藤いたしましたよ。
と、そこであることを思い出しました。
その昔、ある時期においては、いわゆる少女ヌードは芸術として扱われていたという事実がありました。
今のご時世からはまったく想像もつかないことですが、確かにそんな時代があったのです。さらに想像もつかないことでしょうが、そういった写真集に寄せられたコメントを見ると、なんと現在でも第一線で活躍されている数多の文化人たちの名前を確認することができるのです(あえて具体的な名を挙げるような真似はしませんが、とある人気番組で司会をしているあの人の名前もありました)。
そう、芸術作品なら、たとえすじが見えていようがそれは両者の合意の上でのことですし、またなんの咎めを受けることもありません。誰も傷つくことはありません。
そして被写体になることだって立派なおしごとです。問題ありません。
そういうわけで、そんな感じのシチュエーションで描いてみました。
ちくタンもいっしょにおしごとです。
…だって、すじ描きたかったんだもん。しょうがないじゃん。
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「わたしにできること」(2006/06/04)
違うんだ! あの女が俺を誘惑したんだ!
まったく朝も早よからなんですかこれは! ただでさえこのエロさは犯罪クラスだというのに、今週はもう拗ねてみせたりおねえちゃんにぎゅーってしたり泣きそうな顔してみたり…。
けしからん! 非常にけしからん話です!
おまけになんですか、「わたしにできること」って!
ああいいぜ教えてやるぜ、お前にできることをこれでもかってくらい教えてやる!!
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「ロイヤルワンダー上だけ学園」(2006/06/21)
どういった経緯でこれが描かれたのかはオモテを見ていただくとして、「絶対こいつ描いてるに決まってる! だってヘンタイだし」と、こちらへ来たあなた。
正解。だってヘンタイだし。
ああ、すじが描きたかったんだ。それ以外になにがあるってんだ。
で、だ。
この上だけ学園、応用の幅が恐ろしいほど広いので、これからもことあるごとにやるかもしれませんヒヒヒヒ。
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「おねえちゃんとおふろ」(2006/06/25)
違うんだ! あの姉妹が俺を誘惑したんだ!
さて一昨日の晩ぐらいからどうも風邪をひいたらしく、微熱と頭痛と肩こりに責めさいなまれて寝たり起きたりを繰り返しておりました。
どうにか薬を飲んである程度マシになりましたが、日曜の朝だというのに頭が重くてどうにもなりません。
で、たぶんプリキュア見れば元気が出るんじゃないかと思ったのですが、なんということでしょう!
そんな開始早々みのみのです! おまけに髪降ろしなんです!
まさに神が降りた瞬間です!
さらに薫お姉ちゃんに会えておおはしゃぎだわみんなが幸せそうに笑っている素敵な絵を描いちゃうわ、もう恐ろしい有様です。
これではいけない!なんとか気を落ち着かせようと薬を飲んで横になりましたが、いけません!
ああもう、姉妹そろって髪降ろしですじが拝めるシチュエーションはどうすればいいか、そればかりが頭の中をグルグルと回っております。
ちきしょう! なんて姉妹だ! 風邪引いてるってにのこんなの描かせやがって!
雨の日曜日だっていうのにこんなの描かせやがって!
カラーでおっぱい描くの初めてで、興奮しました。
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「あなたの精虫を採取します」(2006/06/25)
いや、なんで今さらほのかさんなの? とお思いのことと存じます。
それはわたくしも同じでして、ある日突然、すとんと「そうだ、ほのかさんだ」という具合になったのです。
落ち着いてどうしてこういう仕儀に至ったのかを思い起こしてみますと、舞にぶち当たりました。
この美翔舞さん、ほのかんと較べますと受け入れやすいというか篭絡しやすいというか、とにかく得体の知れない恐ろしさというものがないのです。
例えて言うなら、「チチの日ですからおっぱい触らせてください」と目の前で土下座した場合、「ひっ」と短い悲鳴を上げて逃げ出すのが舞、トゥキックで前歯をへし折りにかかるのがほのかさん、という感じです。
このような両者の違いについて想いを至らせているうちに、ふと気が付いたのです。
「ひょっとしたらこの女(ひと)こそが、俺を真にモノとして扱ってくれるんじゃないか?」
恋に落ちた瞬間でした。
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「夕凪上だけ中学校」(2006/06/30)
はい、オモテで「なにもったいつけてやがんだこのドブネズミ」と憤慨している皆様、ごきげんいかがでしょう。
ええ、そんなわけで夕凪上だけ中学校ですよ。さっそく上だけ学園ですよ。
あれだ、すじ描きたかった。舞のすじ描きたかった。
そして咲のすじも描きたかった。ふたりのすじ描きたかった。
それ以外のどういう理由が必要だというのかね!
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