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                                | ファクトリー活動記録 活動形態:演劇ワークショップ グループB
 
 
 〈生きる〉とはなんぞや。
 
 存在しているだけで良いのか。生活しているだけで良いのか。きっとそれだ
                                けでも私達は食べて、寝て、お金があればある程度生きていける。しかしそ
                                れで良いのか。
 
 そして、人はいつ自分が「生きている」事を実感するのか。赤子をこの世に
                                産み落とした時か。何らかの病にかかった時か。人は当たり前の事に関して
                                何か特異な事、外部からの接触がないと気付きにくいイキモノなのかもしれ
                                ない。
 
 そう思うと、やはり自分は幸せな環境にいるのだと思う。私にとって「F空
                                間」(Fメソッド訓練の中で生み出される自在性と自由性に基づく即興的時
                                空)は唯一生きている事を実感できる場なのだ。
 
 生きているのに息苦しい、息が詰まって死んでしまうキモチが、自分が発語
                                している瞬間は全て吹っ飛び宇宙を感じる。沢山の課題はあるにしろ、あの
                                感覚は病みつきになってしまう。だから私は生きていける。どーしよーもな
                                く無性に泣きたくなる、誰にも負けたくないと思う時を必死で思考錯誤して
                                いる時、全身全霊かける魂と魂のぶつかり合う場が自分にとって大事だっ
                                た。
 
 色々安易な事は思いつつもそんな事を考えさせられた今日のワークショップ
                                だった。
 
 しかし、久しぶりの本格的キントレにより、早くも身体が言う事を聞いてく
                                れない。肉体が若いのか、老いているのか…。
 「継続は力なり…」
 
 
 
 2005年9月7日(水)
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