天外魔境2プレイ日記【もしも巻物が無かったら…】
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次は聖剣を打つ場所の確保です.
黒縄洞窟冥府の穴地獄城という長い旅路.
ボスは1体のみなのですが,このプレイ条件で倒せるのかどうか現時点ではかなり怪しい所です….
恐らく今考えを巡らせて万全準備したとしても,変更を余儀なくされることは目に見えているので,
ここもとりあえず向かってみて,ある程度目星が立った所で対策を講じたいと思います.
ということで,まずはダンジョン攻略を目標にして進みます.

火刃村から東へ向かい,黒縄洞窟へ.
普段はそれ程気にならない難易度なのですが,このプレイにおいては結構脅威の洞窟になりました.
『清水』が無いので,ダメージ沼が避けられません!!
さらに,ここでは一度に多数の敵が頻繁に出現するので,非常に厄介です.
大量の
ミズチにより早々に敗走へと追いやられました….
これは対策のしようがありませんね.

何回かチャレンジするうちに行ける事もあるでしょうと考えて再び向かいます.
しかし,ダメージ沼は結構嫌なもので,通過後にダメージが蓄積した状態のまま戦闘に入ると
かなりの厳しさに….
やはり,
『百命丸』を用意して移動中に回復しておいた方がいいのでしょうね.

ボス戦のことはとりあえず今は考えないということで,
『百命丸』12個準備して再挑戦.
今度はダメージ沼の直後に極楽以外全員回復して先へと進みました.
それにしても,敵の攻撃力はかなりのもの.
かなりヒヤヒヤしながらも何とか黒縄洞窟を抜けることに成功.

ここからフィールド上を少し進んで,冥府の穴へと向かうわけですが,
その前に
回復の泉で全快状態に.
一度に攻略できればいいですが,今回は宝箱から装備品を収集することが目的です.
そう考えて進んだのですが,ここでは出現する敵の数が割合少なめなので,
黒縄洞窟よりも戦闘が楽に感じられます.
1体ごとの体値が高いので,倒そうと思えばかなり時間がかかりそうですが,
倒そうなどとは一切考えていないので,敵の体値は全く関係なし.
宝箱から
『折花の冠』を入手して絹が装備.
『聖母の沓』もありますが,いろは宮で入手済みなので不要.
目的を果たしましたが,どうやら進めそうなので地獄城へと向かいます.

黒縄洞窟,冥府の穴は広さと敵の強さこそ目立つものの,
敵の出現率はそう高くないのでまだ助かります.
何と,冥府の穴は1回でクリアできました.
逃げる事を優先したので,戦闘中に回復しなかったこともあり,
『百命丸』も結構消費して残り3個

ダメージはそれ程残っていなかったので,地獄城の西にある回復の泉には向かわず,
地獄城に突入.
……………….
この地獄城,黒縄洞窟や冥府の穴と比較すると難易度が格段に違います.
これまでも敵の攻撃力がどうとか言ってきましたが,ここに比べれば….
入ってすぐの所で
暗黒十文字×3の攻撃で,カブキと絹が戦闘不能に陥りました.
逃げれはしたものの,数歩歩いた所で
暗黒十文字&闇一揆&葉影魔人のトリオの前に敗走….
…ボスどころではないのでは?
ここではザコ敵戦と言えども,ボス戦並の対処が必要かもしれません.
『城壁』が使えれば,とりあえず凌いで『弁天の兜(息吹)』で全快にしてから逃げるという方法も
取れるのですが,敵の攻撃を受けつつ回復しながらなるべく全快状態で戦闘を終えるのは….
…かなり厳しい条件ですね.
でもそれをしないと,次の戦闘で味方がどんどん戦闘不能に陥っていきそうです.

ということで,次の目標は地獄城(ダンジョン)攻略です(とりあえずボスの事は忘れます).
※黒縄洞窟〜冥府の穴で敗走もしましたが,今後それについては省略.
いざ,地獄城へ再突入(今度は
『百命丸』を6個残し,回復の泉で回復してから突入).
敵が1体の時はいいのですが,2体以上になるとやはり厳しい.
さっと逃げてしまいたくなるのですが,そこは我慢して地道に念動で飛ばしつつ
敵を1体にした上で全快まで
『弁天の兜(息吹)』で回復.そこから『逃水の杖』
(敵の種類が分かれている場合です)
でもやっぱり敵が3体出現すると,もう安全な戦闘にはなりませんね.
しかも頻繁に3体で襲ってくるので困ります….

1戦闘あたりに結構時間を費やしつつ,ようやく階上へ.
さらに進んだ先に待ち受けていたものは,
溶岩地帯!!
これがありました….どうしましょう.
このプレイにおいて
毒沼の存在は完全に無視できるのですが,
ダメージを受ける溶岩については,そうはいきません.
とはいえ,歩いていくしかないのですが,ここでは溶岩通過後かなりのダメージを負った上で
敵と戦闘することは自殺行為に近いので,できれば溶岩の途中で敵と遭遇したい所.
(できれば1体)
…そんな理想論が展開されるはずも無く,敵は大勢で卍丸を狙い撃ち.
『清水』は大事な巻物です….

さすがに最後の根の城は異常なまでの難度.
百鬼夜行の時もかなり大変でしたが,あれは戦闘をひたすら続けるのみ.
こちらは長い道程を進んで行った上で敵との戦闘を毎回考える必要があるので,
余計大変に感じますね.

地獄城まではなるべく
『百命丸』を温存するようにして,溶岩の途中で回復しつつ進む
ということにします.
この考えの下,何回もチャレンジしてようやく溶岩地帯を通過.
ここからもまだ先は長いので,気を引き締めながら進みます.
まず出現したのは
暗黒十文字1体.これはラッキーです.
おかげで体値を全員全快にすることができました.
続いて出現したのは
暗黒十文字&闇一揆&葉影魔人の嫌な3人組.
ここでは幸運にも絹の行動が真っ先に回ってきたので即
『逃水の杖』
その後,
裏念仏×3やチミ×2などが襲ってきましたが,
何とか誰も戦闘不能になることなく切り抜けました.
小さい溶岩部(1歩分)を通過し,念願の
剛天明王の元へ.
(数回ザコ敵戦がありましたが省略)

ボスの事は考えずにダンジョン攻略を目的としてきたわけですが,
ここまで来ると,どうせならクリアしてしまいたいと嫌でも思いますね(笑).
でも現状
『百命丸』残数0.結構『百命丸』に道具欄を費やしたので,
他の道具は
『逃水の杖』2本(2本破壊)の他に『百年人参(金剛)』6個『反魂丹』2個
いざ,戦闘開始!!
剛天明王の攻撃の嵐!! カブキに170のダメージ!!
通常攻撃でこれだと,
『狂乱の舞い(2回攻撃)』には極楽以外耐えられないことに….
(ある程度予測していたことですが,ボス戦の対策を全く考えていなかったので痛感)
やはり
『百年人参(金剛)』で強化…でもそんなに数は無いし,『地獄の業火』もあるから
『悪態』『かばう』も使えない….
何かこの一撃で,かなり厳しいという事だけは分かった様な気がします.
とりあえず卍丸に
『百年人参(金剛)』を使用して…
あっ,卍丸への攻撃を避けないと
『松虫斬』が使えない.
特に有効な弱点属性攻撃が見当たらないので,これをメインにしていかないと
どれだけ長期戦になることか….
通常プレイの感覚で剛天明王戦をとらえていたら,クリアは無理そうです.
戦い方をガラッと変える必要があるのですが,巻物が無い状態ではどうしてもダメージを
受けながらの戦いとなるので,ヨミ様の半分はあるというこの攻撃力を相手にするとなると….

さて,剛天明王との第1回目の戦闘はもちろん何も出来ずに敗戦となったわけですが,
当然のことながら道具不足.
ボス戦の事を考えると,
『百命丸』を減らさざるをえないでしょう.

ここから先,何度も挑戦しては戦法を改良して考え抜いた末の結論.
『百年人参』『反魂丹』をそれぞれ8個ずつ
『逃水の杖』は卍丸,カブキ,絹の3本
となると,持って行ける
『百命丸』合計4個

少なくとも地獄城の溶岩地帯までは
『百命丸』を1つも使用できない状態です.
こんな制限を設けると,ダンジョンで敗走する回数が激増しますが,
これ位の事をしないと,剛天明王とはマトモに戦えません….

〜数十回のチャレンジを経て〜

まずは黒縄洞窟.敗走を避けるため『悪態』や『かばう(極楽)』を駆使.
洞窟を抜けた時にはカブキと極楽が戦闘不能状態になっていましたが,
『百命丸』を1つも使うことなくクリア.
歩いて復活させ,回復の泉で全快にした後,冥府の穴に突入です.
幸運なことに,冥府の穴では敵の出現も少なかったので,短時間でクリアすることに成功.
ほとんど歩いていただけというような感覚でした.
もちろん
『百命丸』は1つも使っていないので,現時点で4個あります.
さて問題はここから.

地獄城に入り,まず現れた敵は
チミ×2.
1ターン目は
『城壁』を使用してくれたのでラッキーとか思っていると,アクシデントが….
絹の
『逃水の杖』が壊れてしまいました.
仕方が無いので,卍丸の所持分を絹にまわします.
その後,数回の戦闘を経て上の階へ.そして問題の溶岩地帯です.
最初の溶岩地帯は,通過中に
闇一揆が出現.
1体だけなので,問題ないどころか大歓迎.
おかげで溶岩通過中に回復することができました.
そして数歩歩いて,またも
闇一揆.追いかけてきたんでしょうか?
そんな感じで最初の溶岩地帯を切り抜けて階段へ.
戦闘中に回復しつつ進んだので,瀕死状態ではないものの少しダメージが蓄積.
とりあえず卍丸にだけ
『百命丸』を使用して,残り3個.
そして次の溶岩地帯へと進む途中で
暗黒十文字&闇一揆&葉影魔人が出現.
厄介なことにカブキが戦闘不能に….
何とか敗走は免れましたが,さてここからが大変.
溶岩地帯はまだ越えていないし,カブキが復活することなく
暗黒十文字×3.
1ターン目の敵の攻撃では敗走こそ免れたものの,ほぼ壊滅状態です.
結局,卍丸が
『弁天の兜(息吹)』で自分を回復した後,絹で突破.
戦闘後に極楽,絹にそれぞれ
『百命丸』を使用して残り1個
これでもまだ,全然回復が足りていないのですが,進まざるを得ません.
ここから溶岩地帯を越えるまで敵が出現せず,カブキも復活.
カブキを回復したい所ですが,ここは賭けに出て体値1のまま前進.
次に出現した敵は,
暗黒十文字×2.
またもやカブキが戦闘不能に….
そして現れた
裏念仏×3.
1ターン目に
『巻物封じ』のオンパレード.これは非常にありがたい!!
各自それぞれ回復して2ターン目に逃走.
その後,歩いてカブキが復活.
剛天明王まではまだ道程があるので,最後の
『百命丸』はここでも使用せず.
そして向かえた
暗黒十文字×3….かなり厄介です.
せっかくある程度体勢を立て直せたと思ったのは束の間,また壊滅状態….
ただ幸いにも戦闘不能にはなっていないので,卍丸とカブキがそれぞれ
『弁天の兜(息吹)』で回復後,逃走することには成功.
ここまで来て,敵が集団で出すぎです….

このまま進むと,何となく次の戦闘でジ・エンドな予感がします.
最後の
『百命丸』を誰に使用するか悩み所ですが,ここは卍丸に.
敵1体が出現しますようにと願って向かえたザコ敵戦でしたが,
暗黒十文字&闇一揆&葉影魔人のトリオが現れ,さあ大変です.
この状況でこの敵達…最大の山場ですね.
最初に回ってきたのが絹だったのがせめてもの救い.
まずは
暗黒十文字を念動で飛ばし,闇一揆が力を溜めます.
そして卍丸が防御後,
葉影魔人が卍丸を攻撃(助かった…).
カブキが
『夜の沓』で極楽を回復して極楽が『かばう』.
さて次にまわってくるのは敵か味方か…という所でやはり敵.
闇一揆の攻撃で極楽が戦闘不能.
次にまわってきた絹が念動で怖い
闇一揆を飛ばすことに成功!!
カブキが卍丸を回復して
葉影魔人がまたも卍丸を攻撃.
防御中なので大したダメージにはなりませんでした.
ここから3人とも全快状態にして逃走.
かなり危うい戦いでしたが,行動選択がバッチリはまって乗り切れました.

そして,極楽復活+敵1体との戦闘にて極楽も全快に.
その後,
『逃水の杖』がもう1つ壊れて1個になってからは,
戦闘ごとの時間がさらに長引きましたが,
剛天明王の前に辛くも辿り着けました.
『百命丸』4個でここまで来るのは本当に大変….
根の一族最強の戦士・
剛天明王との対決です.
VS 剛天明王
【戦闘方針】
何の制限も無しにこの段で戦っても凶悪な強さです.
それに加えて巻物使用不可という制限をつけるわけですから,
戦略を練らずに戦うとまず勝てません.まずは敵の戦力分析.
ヨミ様の半分はあるという攻撃力に加えて守備力,体値,各種耐性,特殊攻撃
どれも高い能力を兼ね備えているので短期決戦に持ち込めない所が厄介です.
その高い守備力から,こちらからの攻撃は卍丸の『松虫斬』以外はほぼダメージ皆無.
『松虫斬』をメインで使用していくため卍丸への攻撃は絶対に避けなければならないので,
カブキの『悪態』か極楽の『かばう』を使用せざるをえないのですが『城壁』が使えないので,
『地獄の業火』で全体攻撃されるとまず間違いなく倒されます.
この『地獄の業火』が実に厄介で,炎と言いつつ実は無属性の全体攻撃.
炎属性ダメージを半減する装備に変えてもダメージは半減しません.
そこで,カブキは『悪態』をついて次ターンから効果がきれるまで常に『防御』.
『地獄の業火』のダメージが約120として120÷2(防御)×4(人分)=240±α…ギリギリ残るかどうか.
もちろん『悪態』をついたターンに使用されれば無条件で戦闘不能です.
1人が戦闘不能になったら一気に壊滅という危険性があるため,
倒れた時はすぐに『反魂丹』で復活させます.
また,厄介なのはそれだけではなくて『狂乱の舞い』による2回攻撃.
無防御状態ではこの攻撃をされてもNG.さらに『力王』で攻撃力を上げてくるので,
その時の『狂乱の舞い』は恐らく全快状態で防御していても即戦闘不能.
従って『力王』後は『百年人参(金剛)』の使用が必須です.
カブキには『カラクリ服(山彦)』を使用し,その高いダメージをなるべく利用.
ということで,少しでも敗走のリスクを避けるというだけで安全な戦いは望めそうもありません.
⇒戦闘詳細
【戦闘後記】
幾つか行動選択ミスが見られたものの,何とか勝てました….
この戦闘はかなり運が良かった方です.
『反魂丹』が全て有効だったし,全快状態での復活が結構あったので,
カブキ戦闘不能後の体勢を立て直しがスムーズにできたことが非常に大きかったと思います.
途中からずっと敵の『力王』に苦しめられましたが,『百年人参(金剛)』が有効に働いてくれました.
(『反魂丹』も用意する必要があるため,その個数配分は悩み所)
敵の攻撃力がかなり高い分,反射も有効に利用でき合計3778ものダメージを与えたことに.
何と与えたダメージの3割以上が敵の攻撃によるものでした….
ふり返ると,この46段というのは絶妙で,実にやりがいがある段だと思います.
今回のやり方で『地獄の業火』を受けた場合,45段では確実に戦闘不能(まず倒せない),
47段では確実に生き残る,そして1ケタで残るかどうかは運次第というのが46段.
また,剛天明王戦は『敗走=長いダンジョンやり直し』というショックもあるので,
他のボス戦以上に緊張感がありました.

戦闘後,卍丸が
47段,カブキが47段,極楽が47段,絹が47段に上昇.
ついにやりました.地獄城攻略です!! もうやれません!! もうやりません(笑)!!
そして,念願の
『竜の勾玉』を入手.
帰り道で,売却用に
『名刀男山』を回収して脱出.
【第18編】吉備〜長門 【第20編】近江〜京
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