カブキ大暴走！編 ←	〜心入れ替えて？編〜	→ 一人旅の果ての再会編
あらすじ
極楽太郎という火の勇者を新たに 仲間にした卍丸は，ワダツミ五人衆 を次々と退けていきます． そしてついに幻夢城へと突入して きた卍丸たちを，はまぐり姫は 自慢の幻術で迎え撃ちます．	ワダツミ五人衆は全て倒され， 自らも卍丸たちに不覚をとった はまぐり姫は，何とカブキの姿に 変身しました． 一体どうするつもりなのでしょう．	幻夢城最上階に卍丸たちが到着 すると，そこには2人のカブキの姿． はまぐり姫は，本物のカブキを卍丸の 手で斬らせようと企てるのでした．
卍丸は双方のカブキの話を聞こうと します． まずは左側のカブキ． 自分を斬るのは勝手だが，衣装に だけは傷をつけるなと言います．	次は右側のカブキ． 捕まったのは自分の責任． 正義のために死んでやると言います．	カブキの性格をよく知っている卍丸は 右側のカブキつまり，はまぐり姫を 斬ろうとします． はまぐり姫は驚いてなぜ分かったと 問いかけますが，あんなことを言えば カブキではないのが一目瞭然です．
真の姿になったはまぐり姫を 倒した卍丸たちは，3本目の聖剣・ 船海宮義経を入手するのでした．	今回は，おめえたちにおいしい ところを全部持ってかれて ザマーねえや！ 俺は心を入れ替えるゼ！ そして男を磨く修行の旅に 出てしまうんだな，俺は！	これが『ロマン』ってやつだゼ！ わかるだろ？なっ，おい？ シブ過ぎてふるえが来るゼ！
男が一度心に誓ったことだ！ 止めてもムダさ！ 泣くんじゃねぇ，卍丸！ 別れに涙は禁物だぜ！ じゃ，あばよ！達者でな！	またも1人で旅をすることを決めた カブキは，越前のとある山を見て 一言．本当は卍丸ではなくて 自分の顔が刻まれる予定だった と…あまり心を入れ替えて修行 しているようには見えません．	季節はすっかりお正月． 京まで戻ってきたカブキは京都中 の女性に年賀状を配っています． 『出雲の暗黒ランをぶった切って 世界中で一番大きな花束にして 君に贈ろう！！』 というカブキらしい内容です．
近江西側に入ると，心を入れ替える どころか，カブキらしさがさらに加速 します．立ち寄る村々で次々と女性 に声をかけるのでした…	出雲に咲いたといわれる2本の 暗黒ランを斬るには，まずは因幡に 渡らなければなりません．しかし， 因幡へと通じる道は，暗黒ランの 根で塞がれてしまっています． 噂で，国外移動ができるという 国渡りの船が舞鶴村にあると聞いた カブキは，持ち主の娘を口説いて 貰ってしまいました．	カブキは近江北部の海上を西に 進み，因幡の国へと向かいます． ちょうどその頃，三博士たちが， 越前の暗黒ランを斬られたことを ヨミに報告します． しかし，火の勇者が単独で行動 している分には恐くないようです． カブキのことは放っておいて卍丸 たちに照準を当てるのでした…
カブキ大暴走！編 一人旅の果ての再会編
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