オリエンタルブルー青の天外プレイ日記
→ 【第14編】天帝の剣奪回 【第15編】テツジン復活 → 【第16編】青き光の剣
舞台は・・・あれっ?いつもの怪しげな空間じゃありませんね.どこかの一室です.
カーラ「マ法院・・・コクヨウが堕ちちまったようだね.青の一族の血を引く者,青の勇者によって・・・.
    奴等はマ界を抜けちまった.追っつけ,この天帝宮へ来るだろうよ.」
ああ,ここは
天帝宮でしたか.それではあらためて.

舞台は天帝宮・・・(笑).
カーラ「いかが取り計らいます?マ法院・・・.」
敬語の後に呼び捨て・・・何か,カーラの話し方が安定しないのが気になります.
マ法院「それは迎え撃つまでのこと・・・だが・・・しかし!!なぜだ,なぜ完全にマ界化しない!
     大都の封印!まだ残っているというのか!!メディックス!!」
しかし,メディックスは沈黙を通します.
カーラ「天帝の剣はやっかいだよ,マ法院・・・.
    そしてあれは封印を解くカギでは無かったということ.
    天帝の剣・・・恐らくは青の一族の武器!
    奴等は来るよ,天帝の剣を携え,私達を倒すためにね.」
マ法院「分かっている!カーラ,奴等のことはお前に任せる!
     煮るなり焼くなりお前の好きなようにしろ!」
うわー煮るなり焼くなり・・・久々に聞いたような台詞ですね.どちらもご遠慮願います.
カーラ「おお恐い・・・ではお言葉のままに・・・.」
メディックス「♪大都(おおみやこ) 封じる術と 作りしは 天の帝と 青の奥の院」
       「天帝は,この大都そのものを以ってマ界を封印したはず.
       やはり最後の封印は,この天帝宮にあるはず.」
マ法院「まだ封印があるというのか!天帝め!忌々しい!!」

マ界を抜け出した先はバーラトに通じていました.
ここには
コンゴウ堂,レムネス堂,テンセイ堂,センニン堂,ルリ堂,マオウ堂
6つのお堂があるらしい.
そして6つのお堂からの道が交わる所は
「リクドウツジ」と呼ばれていて,
マ界に通じる道があるという言い伝えです.
修行僧達からは,天帝に関する話を聞くことができました.
バーラトの者は青き一族の末裔であり,赤い目の一族の末裔でもある.
バーラトの者も天帝も一つ目しか持たない.天帝も青の一族の血を引く者.
ただ,二つ目を持つ者でバーラトの僧に成り得た者がいたそうです.
その者は己の力に溺れ,天帝に成り代わろうと企んだのだとか.
「力ある者が導かねば世界は滅ぶ」というのが持論だったとのこと.
マ法院は奴の生まれ変わりのようだと言います.
すばりそうなんじゃないんですか?
また,天帝が亡くなられると,新たな天帝がバーラトの僧の中から現れるそうなのですが,
今回は天帝が亡くなられてからもバーラトの僧の中に天帝になれる者がいなかったため,
新たな天帝は現れなかったとのことです.
天帝になるには素養や何か特別な能力が必要とされるのでしょうか?
また,各お堂にはそれぞれを象徴する像があり,仙人がお堂の説明をしてくれます.
順に見ていきましょう.

まずは
『コンゴウ堂』.奥に建てられている『コンゴウの像』は,肉体と精神の証とのこと.
仙人「コンゴウ堂は肉体を鍛えることで心の強さを育てる所.
   バーラトを護る僧兵達の鍛錬の場でもある.」

次は
『レムネス堂』.奥に建てられている『レムネスの像』は,集う人の心の形とのこと.
仙人「レムネスとはさまよう魂.レムネスとは人の心.
   ここは魂を清める所.レムネスのための修業の場.」

次は
『テンセイ堂』.奥に建てられている『テンセイの像』は,人の流転を示すものとのこと.
仙人「人は時を迎え死んでゆく.人は時を越え生まれ変わる.
   繰り返される人の運命,司るのはこのテンセイ堂.」

次は
『センニン堂』.奥に建てられている『センニンの像』は,時の言霊を語るとのこと.
仙人「センニン堂は青の仙人達が死せる時までを過ごす所.
   青の仙人達のつぶやきは青の大地の時の言葉・・・.」

次は
『マオウ堂』.奥に建てられている『マオウ像』は,力と勝利の証とのこと.
他のお堂の仙人達は,自分のいるお堂のことを独り言のようにつぶやいていただけでしたが,
このマオウ堂の仙人はちょっと違って,話しかけてきます.
仙人「おお,これはアオイ殿.あなたの活躍は聞いております.
   このマオウ像には,とてつもないパワーが封じられているとか.
   マオウを蘇らせるカギであるとも言われています.
   もしマ界との戦いに『マオウ像』が役立つのならば,いつでもお持ち下さい.」
このマオウについて,どうやら果心居士には複雑な感情があるようです.
果心居士「青の一族は,この
マオウのパワーをかつての戦いで使ったのだ・・・.
      
マジン・ダーマと同じように・・・
      マオウと呼ばれるものを,こんなものを使わずに済むとよいのだがな.」
果心居士はそう言うのですが,貰える物はとりあえず貰っておくことにします.
マオウとやらを蘇らせるつもりはありませんが.

最後は
『ルリ堂』.奥にある『ルリの玉』は,心をうつす聖なるものとのこと.
なぜここだけ像ではなく玉?
仙人「ルリ堂は,人の心をうつし出す聖なるバーラトのお堂の一つ.
   ルリの玉は人の心をうつし,その色を様々に変えてゆく.
   人の心は移ろい変わるもの.ルリの玉もまた移ろい変わる.」
また,
エローラ門を通ってバーラトから出るには,このルリ堂で審判を受けなければならないそうです.
最上階に
大仙人なる人物がいるので,審判を受けることにします.
審判の玉を受け取り,祭壇に立つと見事に聖なる青色に輝きました.これだけ?
そして,大仙人からは審判を受けたあかしとして
『青のあかし』を渡されます.
エローラ門の門番に『青のあかし』を渡し,バーラトを後にしました.
見せるだけではなくて,渡してしまうんですね・・・.自由に門を行き来できるわけではないと.

それでは,大都へ向かうことにします.南から大都に入り,ラショウ門を抜けて
タイキョクへ.
道中の敵が相当強くなっていますね・・・.

タイキョクに入ると,マ界化しているためか荒れ果てていて,
かつての町並みはありません・・・.
んっ?そこにいるのは・・・
ガラシャさんじゃありませんか.
奇遇ですね,こんな所でお会いするなんて.
マーヤさんは置いて来たのですか?
今度は
10万Gで怪力を貸してくれるとのことですが,今回は結構です.
物凄く値上げしているし・・・.
それとも,この先とんでもなく敵が強くなるとの暗示でしょうか?
一応,話を聞いてみると,この大都のマ界化に対して怒り心頭のご様子.
マ界の者達の悪逆非道が許せない.
払えるだけの報酬でいいから一緒に戦おうと言います.
では,立札は立てない方がいいと思います.
せっかくの申し出ですが,やっぱりお断りすることにしました.

タイキョクを北に抜け,次は
ギオン寺へ.やはりここもマ界化していて,荒廃しています.
ジョクシュウの全体攻撃などで壊滅的な状態にされながらも,
命からがらセーブポイントまで辿り着きました.
ここのセーブポイントは非常にありがたいです.
そして,東の門からギオン寺を抜け,いよいよ
天帝宮に向かいます.

天帝宮の前までやって来たのはいいのですが,その門は固く閉ざされていました.
すると突然,天帝の剣が輝き出します.天帝宮の中にいるマ法院もその異変に気づき,
マ法院「天帝め!最後の封印を一体どこに・・・んっ?なっ何だ?この光は???」
天帝宮の床から放たれる強烈な青い光.
マ法院「何なのだ・・・今の光は・・・天帝の力か?まだこの天帝宮に残っているのか?」
そりゃ,いきなりこんな事が起これば誰だって驚きますよね.
そして,天帝の剣に力がみなぎり,攻撃力が上がりました.
何だかよく分かりませんがラッキーと受け取っておきましょう.天帝宮の扉も開いたことですし.

天帝宮を進んでいくと,
前方から「オーホッホッホッ・・・こんな所に何の用だい.」と言って現れる一人の女.
カーラです.
カーラ「デートに誘いに来たと言うのならば,お相手してもいいけどねぇ.」
・・・全員女パーティで来ても同じことを言うのでしょうか?
カーラ「このカーラが優しく丁重にもてなしてあげるんだけど・・・
    そういうわけにもいかないねぇ,天帝の血を引く青の城の勇者!」
アオイは剣を構えます.
カーラ「オーホッホッホッ・・・楽しませてくれるじゃないか・・・
    それじゃ私もそれなりのもてなしをしてあげないとね.
    出ておいで!!ならくのアビス!!」
カーラの呼びかけと共に巨大なカマキリが現れました.
ならくのアビスとの対決です.
VSならくのアビス
(HP:3000)
アオイ 天下丸 果心居士 わかな姫
Lv.
HP
MP
攻撃力
防御力
素早さ
知力
EXP.
19
93 / 225
88 / 195
382
413
322
97
47295
19
129 / 245
0 / 20
469
364
258
30
45675
20
210 / 189
120 / 316
210
353
245
215
48550
19
73 / 242
80 / 282
130
342
301
125
47250
道具一覧
 アオイ
天帝の剣
ししょうはっけい
よるのヒール
おとりのうでわ
ティアラ
ティアラ
青のれい水
青のれい水
マジンのふえ
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
天下丸
鬼のかなぼう
リベンジアーマー
ペガサスのくつ
ひっさつのゆびわ
火のバンダナ
ヘッドギア
青のれい水
青のれい水
果心居士
ちしゃの杖
仙人のほうい
仙人のくつ
ヘッドギア
ヘッドギア
ヘッドギア

青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
わかな姫
にちりんのこづか
天女のはごろも
こちょうのくつ
ティアラ
ティアラ
ティアラ

青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
青のれい水
戦闘攻略 敵の攻撃 うでをふりまわす(全体) 約220
味方の攻撃 通常攻撃 天下丸 約140
天帝の剣 約650
カエンジン 約250
※ダメージ値は,かなりばらつきがあるため目安程度
こちらの攻撃に対して反撃をしてきたり,『うでをふりまわす』というとんでもない
威力の全体攻撃をしてきたりするので,まともに戦っていると戦い辛い相手です.
『もうどくのきり』で状態異常にしてきますが,これについては完全無視.
『天帝の剣』を道具使用すると,最大HPの80%を消費して500〜800もの
ダメージを与えることができるので,これを多用して短期決戦を挑みます.
回復→天帝の剣→回復・・・これの繰り返し.

戦闘後,アオイが
Lv.20,天下丸が
Lv.20,わかな姫が
Lv.20に上がりました.
カーラ「やるじゃないか?青の城の勇者・・・
    だが,マ界の復活を止めさせるわけにはいかない!!
    マ界最後の封印をマ法院が解き放つまでは!
    このカーラの命に変えても,ここから先は行かせない!!
    さあ,見るがいい!!私の本当の姿を!!」
そう言い終わると,カーラはマものの姿へと変貌していきます.
こちらが本当の姿なのでしょうか・・・?
カーラが襲いかかろうとしたその瞬間!!
突如,巨大なつりがねがアオイ達の後方からカーラ目掛けて飛んできます.
そしてカーラの頭部に直撃!!当然,カーラは悶絶.
「誰だ!!」と叫ぶカーラに対し,現れたのはもちろんこの人.
ガラシャ「この
ガラシャを忘れたのか!カーラ!!
     レイヤック城のウラミ!ここで晴らさせてもらう!!
     ゆくぞ!!必殺,
天空のガルダ王!!!!」
ガラシャの体に
ガルダ神が宿り,カーラへ突撃します.
カーラ「ぐうぁぁぁああああ!!ガラシャ!貴様ぁ!!ええい!何をする!!!!!!!」
ガラシャ「マーヤをけがしたウラミ!ビタを殺されたウラミ!
     今!ここで!!果たす!!!死ね!カーラ!!」
えっ!?ちょっと待って!
ビタさん殺されたんですか?
・・・あの時,レイヤック城へ行かずにスイショウの森へ向かったばっかりに・・・
申し訳ありません.
苦しみ悶えるカーラ.
ガラシャ「アオイよ!必ずマ界の復活を止めてくれよ!!さらば!!!」
ガラシャから一際,激しい光が放たれ,カーラの体を包み込んでいきます.
そして,その光が収まった後,二人の姿はどこにもありませんでした・・・.
直後,アオイが手にする天帝の剣とマ法院がいる天帝宮の床から,
またもやアオイ光が発せられます.
マ法院「またか・・・・.」
メディックス「カーラが消えたな.マ法院殿・・・.」
マ法院「メディックス!!これはどういうことだ!」
メディックス「♪かげ光り 光は陰り 闇の中 闇の軒下 光る宝石」
       「どうやら,奴の持つ天帝の剣に反応しておるようじゃ・・・.」
マ法院「そういうことか・・・.」
メディックス「間もなく奴等がここへ来る・・・.封印の正しき場所,奴等が教えてくれよう.
       それまでは我等は待てばよいこと.のう,マ法院殿・・・.」
マ法院「よかろう・・・.」
うーん,嫌ですねえ,こういう展開.行けば必ずマ界の封印に対して状況は悪くなりそうです・・・.
それはともかく,また『天帝の剣』に力がみなぎり,攻撃力が上がりました.

天帝宮を進んだ先に青い一つ目のレリーフが.
回復&セーブポイントです.これは助かります.
道中の宝箱から
『天帝のチャクラム』,『まりょくのたね』を入手.
『天帝のチャクラム』は,この中の誰も装備できませんが,
道具として使うと
敵全体かすみ効果という超優秀な代物です.

天帝宮の奥にある階段を下りた先は
ヤミの天帝宮
地面が骸骨で埋め尽くされています.もしかして大都の人々・・・?
先に進み転送された先は周囲に4つの鳥居が建てられている不思議な部屋.
鳥居といっても形は三角柱なので,若干違和感がありますが・・・.
何やら1つだけ光っている所があるので,そこを目印に鳥居をくぐって行くと,
封印の間という所に出ました.
地面が青い眼だらけです・・・.何だここは?
奥には祭壇らしきものがあるので,近づいてみると・・・.
マ法院「なる程,こういう仕掛けか・・・.
     天帝の剣,天帝の血を引く者,2つが揃わねば辿り着けぬとは.」
もしかして,後をつけられていました?
マ法院とメディックスが現れ,2人はアオイ達よりも先に祭壇へ.
マ法院「ここが大都最後の封印のある所というわけか.
     いずれにせよ,お前達のおかげで無事に辿り着くことができた.
     まずは,このマ法院!素直に礼を言っておこう.」
心の無い礼を貰っても・・・ねぇ・・・.
わかな姫「あなたにお礼言われても嬉しくない!人の後をコソコソつけまわす卑怯者!」
そうだそうだ,もっと言ってやれ(笑).
マ法院「コクヨウに壊されたデク人形が言うではないか!」
わかな姫「私は,マ法院!あなたを許さない!天帝を殺したあなたを!!」
このやり取りを打ち切りたいらしく,メディックスが口をはさんできます.
メディックス「さすがは青の一族が作った封印.中々よう出来ておるのぅ,マ法院殿・・・.」
マ法院「さあ,最後の仕上げだ!青の勇者!
     天帝が仕掛けた封印,マ界の城の封印は全て解いた!
     あとはこの部屋のどこかに隠された封印を解けば大都はマ界に堕ちる!
     そして,封印を解くために必要な天帝の剣もある!
     さあ,教えてもらおうか,青の城の勇者.
     最後の封印はこの部屋のどこにある!」
何を自分勝手なことを言っているんでしょう,この男は.
まあ,そう問われても知らないんですけど.
マ法院「黙っていても無駄だ!青の城の勇者!
     この祭壇が偽物なのは分かっているのだ!」
えっ!?そうなんですか?そっちの方がよっぽど詳しいじゃないですか.
マ法院は頭上に巨大な光球を作り出し,それを祭壇にある3つの石板目掛け放ちます.
マ法院の攻撃を受け,石板は破壊されてしまいました.
古代に作られたものは,もっと大事にしなさい!!
メディックス「♪閉ざされし 真実求め さすらうも 天の帝の 剣の光」
       「マ法院殿・・・.」
感情的になるマ法院を諌めるメディックス.
マ法院「分かっている.メディックス!下がれ!!」
メディックス「はっ,思いのままに・・・.」
マ法院「どうしても教えぬというのであれば,天帝の剣に聞くまでのこと!」
いや,だから知らないって・・・.近づいてくるマ法院に対し,アオイは天帝の剣を構えます.
マ法院「そうだ!天帝の剣を構えるがいい!出でよ!ハクウン!!コウウン!!」
マ法院の呼びかけと共に,2匹の竜が姿を表します.でも,鳴き声は「クーーン」・・・.犬か!?
ハクウン,コウウンが襲い掛かってきます.

ここは諸事情によりマ法院に花を持たせてあげることにして(笑),敗れるアオイ達.

マ法院「フッ・・・他愛もない奴だ・・・.」
すると,天帝の剣が輝き始め,マ法院達とアオイ達の間に入ります.
マ法院「おお!天帝の剣!そうだ!輝くのだ!!そうすれば,この部屋に隠された封印もまた輝くはず.」
天帝の剣を手にするマ法院.
マ法院「さあ輝け!天帝の剣!封印の場所を示すのだ!」
そして,無数にある床の青い目の内の1つが青い光を放ちます.そこへ向かうマ法院.
マ法院「これで大都はマ界に堕ちるのだ!見ているがいい!青の城の勇者!!」
マ法院は青い光を放つ床へ天帝の剣を突き刺して言います.
マ法院「さあ,蘇るがいい.マ界の瘴気よ!!ははははは・・・・吹き上げろ!
     マ界よ!!これで大都はマ界へ堕ちるのだ!これで世界はマ界へ堕ちるのだ!
     泣け!喚け!!苦しめ!!叫べ!!私を愚弄した愚か者達よ!!この世界に住む愚かな人間共よ!!!!
     このマ法院の前にひれ伏すのだ.ハハハハハハハ!!!!」
しかし,マ法院の思いとは裏腹に,瘴気は収まっていきます.
マ法院「何だ?・・・どうしたというのだ!!これは!!メディックス!どういうことだ!!」
メディックス「フフフフ・・・マ法院・・・いいのですよ.これで・・・.」
してやったり,という様子のメディックス.当然,マ法院もメディックスに対して懐疑の表情.
メディックス「♪青き眼を 砕きて開く マ界の世 夢見の愚かさ 未だ気付かず」
マ法院「メディックス!!お前の言う通り,マ界の封印は全て解かれたはず!
     なぜ!なぜだ!!なぜ!マ界は現れん!!」
普通に考えて,それだけでは足りないんでしょう.頭を冷やして下さい.
メディックス「いえ・・・これからです・・・.」
突如,異空間に転送されるマ法院とアオイ達.
マ法院「なっ・・・何だ?ここは・・・マ界では・・・ない?何だ・・・この巨大なマ石は・・・.」
メディックス「教えよう・・・マ法院!!これがダークオーブだ!
        フフフフ・・・全てはこのメディックスの計画通り.
        
ダークオーブの復活こそが目的だったのだ・・・.
        マ法院!『マ界』と呼ばれるものは,この『ダークオーブ』のエネルギーが
        青の一族の結界から漏れ出た結果に過ぎぬ・・・.
        『ダークオーブ』が復活すれば
『テツジン』が蘇り,
        青の一族が創りしこの世界を破滅させることができるのだ!」
メディックスの思惑がようやく分かりました.やはりこの男が黒幕でしたね.
マ法院「メディックス・・・貴様・・・.」
メディックス「だが・・・『ダークオーブ』はまだ復活していない・・・.
        復活には生贄が必要なのだ!
        それも・・・マ界の力を持つ者のな.マ法院・・・.」
その生贄が誰を指しているのか,察するマ法院.
メディックス「そうだ!マ法院!お前が生贄となるのだ!!」
そう言い終わるや否や,メディックスはマ法院を赤い球体に閉じ込めます.
マ法院「メディックス!貴様裏切ったな!!」
裏切ったというより,どう見ても最初から利用していただけのように思えますが・・・.
メディックス「裏切った?バカなことを・・・.お前が利用されただけだ!さらばだマ法院・・・.」
やはりそうですよね.マ法院はダークオーブに吸収されていくのでした・・・.
メディックス「さあ世界の終わりの始まりだ!テツジンよ!蘇るがいい!!
        フフフフ!!ハハハハハハハハハハハハ!!!」
大都から瘴気が吹き荒れ,地中からテツジンが姿を現します.
メディックス「マ界の城に隠されていたテツジンのパーツよ!ここへ!!」
すると,どこからともなくテツジンのパーツ(どう見ても甲冑・・・)が現れ,
テツジンに装着されていきます.
メディックス「さあ思いだすがいい青の一族よ!
        赤き目の一族が造りしテツジンの力を!!撃て!!」
テツジンは
バーラトに向けて巨大な熱線を放ち,エローラ門は大炎上.
メディックス「見たか!青の一族!!さあ!!復讐の始まりだ!!」

そして何故かアオイ達の意識は薄れていく・・・.
【第14編】天帝の剣奪回 【第16編】青き光の剣
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