SolarisでCAP

 CAP(Columbia Appletalk Package)をSolaris2.4上にインストールして,Macintoshのファイルサーヴァにしたり,EtherTalk対応のプリンタをSolaris上から使うという話をします.

 CAPのインストール等に関しては色々な雑誌に記事が出ていまが,それらはSunOS4.*をもとに書かれています.Solarisはインストール作業に関して言えばほとんどそれと同じなので,参考にできます.さらにAppletalkによるファイル共有を実現するaufsは,それらの記事に書かれているとおりに使えます.一方UNIX上で使えるプリンタをAppletalk上に公開するlwsrvについてはまだ試していないのでわかりません.よってそれについてはここでは説明しません.

 その代わりに,インストール作業時に特に必要なSolaris独自の部分と,私が行ったaufs周りのカスタマイズと,AppletalkプリンタをUNIX上から使えるようにするpapif・papofについて説明します.papif・papofは/etc/printcapに書き込んで使う方法は良く説明がありますが,Solarisは/etc/printcapを使うようなプリンタシステムではないので,特有の設定方法が必要なのです.

 以下の記事は,ヴァージョン6.0pl198のCAPに基づいています.

 CAP全般のことに関しては以下のような雑誌記事・WWWページを参考にしてください.

UNIX Magazine, 1994年7月号.
SoftwareDesign, 1995年11月号.
佐藤 光一さんによる「CAP による素敵なネットワーク



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ISHIDA Tsubasa <tbs-i@mtg.biglobe.ne.jp>
Last modified: Sun Apr 16 20:29:09 JST 2000