名前の通り五十歳以上のシニアが集うところです。
五十歳以上とは言っても、五十台はまだまだ現役、それぞれの世界で頑張っています。
私たちの団体は、定年を迎えた人、仕事を次の世代に渡した人、
いわゆる第二の人生を 歩いている人たちがメンバーです。
今までの活動を通して感じたことは、人は多くの人と交流することによって
若々しく活き活きとしてくるのではないかと言う事です。
子供の数より高齢者が多くなり団塊の世代が定年を迎えようとしている現在、
マスコミ等で定年後のライフスタイルが頻繁に取り上げられています。
定年と言う大きな節目で、これからどう生きていくか、大なり小なり戸惑いを感じる人が
多いと思います。
私も定年になればストレスから開放されて、さぞかしのんびりできるだろうと思っていました。
事実、定年後は、ゆっくり新聞を読んだりテレビを見たり、飽きれば街へ出歩いたり
魚釣りに行ったり、気ままな生活を謳歌していました。
ところが一ケ月も経たないうちに自分一人だけが世の中から取り残されたような
気分になってきました。
自分はもう世の中で必要のない人間になったのではないかと言う気持ちです。
定年だからといって、とたんに使い物にならなくなるわけではなく、
みんなまだまだ働けるし、その道の熟練工です。第一線を退いても「これでおしまい」
ではなく予備役に回ったと考えることもできます。
定年後もそう言う気概を持ちたいものです。
こんな人たちが集まればあらゆる方面に大きな力を発揮できます。
高齢化が進むなか福祉、医療が大きな社会問題になっています。
今は元気でも誰もがいずれは、これらのご厄介になります。しかし介護年令の先送り、
言い替えば元気で長持ちできればこのうえない幸せですし、現役世代の負担も軽くします。
わいわい、がやがや、群を作っていればそういう力が維持されるように思われます。
又何かを始めることができるかもしれません。
「スマートシニアいしのまき」はそんな団体でありたいと思っています。
一家の大黒柱がある日突然、熟年離婚したり、濡れ落ち葉にならないように心がけたいものです。
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