金田一耕助(ジッチャン)の名にかけて…
〜激突! 金田一一VS怪盗キッド〜

最終話「GAME OVER」
Final Chapter:Game Over



「な、なに言ってるの、はじめちゃん? あたしは本物の七瀬美雪よ!」
「いーや、おまえは美雪じゃねえよ。よく変装したつもりだろうがな、オレの目は誤魔化
せなかった、てことだよ!」
「あ、あたしが美雪じゃない、っていうなら何か証拠があるの?」
「大アリだよ。あんたが本物の美雪だったら当然知ってるはずのモノをあんたは知らねえ
からだ」
「知ってるはずのモノを知らない?」
「さっき、あんたに聞いたよな? 『オレのケータイの番号は何番だ?』って。そしてあ
んたはこう答えた。『090−43☆◎−36※#』ってな」
「それのどこがおかしいの?」
「その番号よ、実は美雪のケータイの電話番号なんだよ」
「え…!」
「あんたが持っているケータイは実はオレのケータイなんだ。美雪のケータイはこっち」
 はじめはポケットからパールピンクの携帯電話を取り出した。
「こんなアニメキャラクターの真っ赤なストラップがついたド派手なピンクのケータイな
んて普通男は持たねーよな。こんなこともあろうかと思ってさ、オレと美雪のケータイを
交換しておいたんだよ」
 美雪(に変装したと思われる人物)は、はじめが持っている携帯電話を見つめていた。
「……最近のケータイはメモリーに登録してありゃ、掛かってきた相手の電話番号がわか
るシステムになっている。さっきオレが電話を掛けたとき、あんたはそのディスプレイを
見て、表示された電話番号がオレの番号だと思っちまったんだ。もちろんオレは、美雪の
ケータイのメモリーに細工をしたことも忘れなかったぜ」
「……」
「オレのジッチャンがよく言ってたけど、変装の名人というのは変装した相手になりきる
ために容姿から声色、相手のパーソナルデータまでを完璧に覚えるらしいな。でもよお、
その中に最初からニセのデータが入り込んでいたら、それをよく確かめもせずにそれを本
物のデータと思い込んでしまう。そんな欠点があるんじゃねえのか? …どうだい? これ
でもあんたはまだ本物の美雪だと言い張るつもりかい? 怪盗キッドさんよお」

「ハハハ…こんなことでバレちまうとはな。完璧を期したつもりが、とんだ墓穴を掘っち
まったぜ」
 いきなり美雪が男の声に変わった。
「オレのこの完璧な変装を見破るとは。おまえ、一体何者なんだ?」
「別に誰でもねえよ。…おまえを捕まえようとしてる探偵だよ」
「探偵だと?」
「あんたがここに来る事はわかってた。…いや、オレがここに来るように仕向けた、と言
ったほうが正しいかな?」
「仕向けた?」
「ああ。前もって剣持のオッサンに言っといたんだ。『もしここに美雪が来て怪しいと思っ
てもそのまま通してくれ。オレが本物かどうか判断するから』ってな。…でもまさか本当
に美雪に変装してるとは思わなかったけどな」
「…」
「…なあ、怪盗キッドさんよお。あんた前にこんなこと言ったよな? 『怪盗は鮮やかに
獲物を盗みだす創造的な芸術家だが、探偵はその跡を見て難癖付ける、ただの批評家にす
ぎねえ』って。…でもよ、芸術っつうのは批評されなきゃただの自己満足に過ぎねえんじ
ゃねえのか?」
「自己満足、だと?」
「ピカソも、ゴッホも、世に送り出されて、批評家のお眼鏡にかなったから、初めて芸術
に成り得たんだよ。それにな、犯罪は芸術なんかじゃねえんだ。…あんたが宝石を盗んだ
からって誰かが喝采をあげたか? あんたが宝石を盗んで誰かが幸せになるとでも言うの
か? あんたが宝石を盗んで何が残った? …残ったのは宝石を盗まれた者のあんたに対
する『憎しみ』と『悲しみ』しかねえんだ。…わかるか? 犯罪の後に残るのは悲劇しか
ないんだ。どんな理由があろうと、犯罪が世の中で『悪』と言われている以上、芸術には
なりえねえんだよ!」
「ま、ものは言いよう、ってことか」
 怪盗キッドは懐から特製の拳銃を取り出そうとした。
 しかし、懐に入っているべきはずのモノがない。
「…え?」
「…あんたが探しているのはこれかい? 怪盗キッドさん」
 見るとはじめが怪盗キッドの特製拳銃を持っていたのだ。
「ついでにあんたが隠し持ってた閃光弾ももらっといたぜ」
 はじめはジーンズのポケットから閃光弾を取り出した。
「い…、いつの間に?」
「実はオレも手癖が悪くてね」
「…う…」
 怪盗キッドが後退りをした。
 次の瞬間、乾いた銃声が響き、発射されたカードが怪盗キッドが着ている美雪の服を掠
め、コンクリートの壁に突き刺さった。
「コレ面白えなあ。タマの替わりにカードが発射されるのか。でもよお、あんた注意書き
読まなかったのか? 『カードを本来の遊び以外の目的に使うな。投げるなどの乱暴な扱
いをするな』って書いてあるだろう。…なあ、あんた知ってるかい? たとえ紙でも一定
の角度とスピードがあれば、手ぐらい簡単に切れるんだぜ。このスピードなら、次はあん
たの頚動脈を切るくらい簡単に出来るかもな」
「…それで、おまえはオレにどうしろ、っていうんだ?」
「まあ、逃げようなんて考えないでさ、暫くオレの話に付き合ってくれねーか?」
「…わかったよ、付き合ってやるぜ」
 これを聞いたはじめは怪盗キッドの前でニヤリと笑った。
「ありがとな。…なあ、怪盗キッドさんよお、あんたは今回のことで3つミスを犯したん
だぜ」
「…ミスを犯した?」
「…まず一つは美雪の件もそうだが、前もってオレが仕掛けたニセのデータをよく調べも
せず、信用してしまったことだ。…そして2つ目は、オレの見ている目の前でマジックを
やった、ってことなんだよ」
「…なんだと?」
「よくマジシャンは手品を見せちゃならねえ相手が三種類いる、って言うよな。一つは何
が凄いかよくわからねえ動物。もう一つは驚くより先にタネを見せろとうるせえガキ。そ
して最後の一つは自分と同じマジシャンだ。何故か? ちょっと考えりゃわかるよな。マ
ジシャンの見ている前でマジックをやるってことは、警察官の見ている前で人殺しをやる
ようなモノだもんな。…参ったよ。あんたが最初に現れたとき、見事にあんたがやったマ
ジックに騙されたよ。だからさ、今度はオレがあんたに逆にマジックを仕掛けてやったん
だ」
「マジックを…だと?」
「…よくよ、マジックの口上で『タネも仕掛けもありません』なんて言うけど、タネも仕
掛けもないマジックなんて絶対ねえんだよな。マジックと言う限り、必ず何かそこにタネ
や仕掛けがあるんだ。ま、中にゃスタントまがいの脱出マジックもあるけどよ」
「それがどうかしたのか?」
「…でもよ、マジックのタネっちゃ意外と簡単なんだよな。例えば簡単なすり替えマジッ
クは人の目を別の方にそらして、その間にすり替えをやるんだよな。このマジックを基本
問題と考えりゃ、世にあるマジックのトリックなんざ全てそれの応用問題なんだよ」
「それで、何が言いたいんだおまえは」
「まだわかんねえのか? …あんた、オレが仕掛けたマジックに見事に引っかかったんだ
ぜ」
「…美雪さんのことか?」
「…それもあるけどな、例の宝石のことだよ」
「…『レッド・ライ』のことか? …あれはここにあるんだろ? そしてオレはそれを戴
きに…」
「…ハハハ、こりゃ傑作だ」
「…なんだと?」
「怪盗キッドさんよお。あんた『レッド・ライ』なんて宝石、本当にあると思ってたのか
よ?」
「どういうことだ?」
「ちょっと考えりゃわかることなんじゃねえか?」
「『レッド・ライ』…、レッド…ライ…、まさか!」
「その通り。レッド(red) は『赤』、ライ(lie) は『嘘』。つまり『真っ赤な嘘』っつーこと。
実際にそんな宝石があったら、オレがお目にかかりてえよ」
「じゃ、じゃあ、あの記事は…」
「そんな記事、いくらでも捏造できるぜ。ハハハ、こんな簡単なマジックのタネがわかん
ねえとはな…。どうやら自意識過剰が墓穴を掘る結果となっちまったようだな。通りで世
の中、批評家に潰される芸術家がゴマンといるわけだ。…もっとも、こんなでかいマジッ
ク、普通は誰も考えねえか」
(注・「真っ赤な嘘」の本当の英文は「a downlight lie」、直訳すれば「あからさまな嘘」で
ある)
「う…」
 初めてキッドが狼狽の色を見せた。それはこの自分の目の前に立っている男の仕掛けた
マジックに知らずに引っかかってしまった、と気づいたからであろうか。
「おまえ、マジックなんてどこで…」
「ジッチャンから教わった程度だよ。でもさ、怪盗キッドのようなマジックの天才に見破
られなかった、ってことは、オレのマジックの腕前もまだまだ捨てたもんじゃねえ、って
ことだな」
「…おまえ、ただの探偵じゃないな?」
「まさか、ただの高校生探偵だよ。しかし、こんなまわりくどい手をつかうとはな…。同
じマジックを使うにしろ、まだ地獄の傀儡師の方がやり方がスマートだったぜ」
「…地獄の傀儡師、だと? まさか、おまえ…」
「…そうだよ、あんたが犯した3つ目のミスはオレの名前を最後まで知らなかった、って
言うことなんだよ! 今度逢うときまでに金田一一、という名前を覚えておくんだな。…
…いや、もう逢うこともないかな?」
「金田一…一?」
「…どうやら来たようだぜ」
 下の方からサイレンの音が響いてきた。
「…なあ、怪盗キッドさんよ。ひとつだけ教えてくれねえか? なんであんたは盗みをや
るんだ?」
「…悪いけど、おまえには関係ねえことだよ。金田一耕助のお孫さんよ」
「光栄だな、オレのジッチャンを知ってるとはな。…いやさ、明智さんが言ってたんだけ
ど、怪盗キッドって八年前に一度姿を消して、最近になってまた出現した、って言うじゃ
ねえか。その8年の間に何かあったんじゃないか、って思ってな。オレの予想では怪盗キ
ッドは30代後半か40代、と思ってたんだ。でも、オレの目の前にいる怪盗キッドはう
見ても20歳前だ。まさかとは思うが…」
「だからどうだ、っていうんだ? …参ったよ。オレの完敗だ、金田一耕助のお孫さんよ」
「いや、オレは偶然形勢逆転の一手を差すことが出来ただけさ。結果的にはそれが怪盗キ
ッドというキングを追い詰めることが出来たんだよ」
「なあ、オレからもひとつだけ聞いていいか?」
「…なんだ?」
「…いつ頃オレの変装に気が付いた」
「いや、あんたが美雪に化けてここに初めて来たときから何となく、な」
「何となく?」
「最初の頃、あんたは一度もオレの名前を呼ばなかった。本物の美雪だったら、うるさい
くらいにオレのことを『はじめちゃんはじめちゃん』って呼んでるからな。つまりこれは、
あんたは最初の頃オレの名前を知らなかった、ってことだ。名前を知らなきゃどう呼んで
いいかわからない。かと言って異性の友達をいつまでも『きみ』とか『あなた』なんて呼
ぶヤツなんて普通はいないからな。あんたもオレのことをどう呼んでいいかわからなかっ
たはずだ。…あんたがオレのことを『はじめちゃん』と呼ぶようになったのはあんたがコ
ンビニに買物に行って来てからだ。丁度オレが電話をかけただろう? その時、あんたは
ケータイの表示を見て、今自分が対峙している男が『はじめちゃん』と呼ばれていること
を知ったんだ。勿論、それはオレがケータイに細工して、メモリーの『美雪』と入ってい
る部分を『はじめちゃん』に変えておいたんだけどな」
「…そういうこともあったか…」
「そのときはまだ確信は持てなかったけどな。でもな、あんたの肩に手を回したとき確信
したぜ。コイツは美雪じゃない、ってな」
「…なんでわかった?」
「女にしてはゴツイ体格してたんだよ。…どんなに上手く変装したって骨格までは変える
ことは出来ねえからな」
 ほんのちょっと美雪の肩に触れただけではじめはそこまで見破っていたのだった。
 どうやら怪盗キッドにとってこの金田一一、と言う男は予想以上の難敵のようだ。おそ
らく今から下手な小細工をしても通用しないであろう。
 こうなると残されている道は唯一つ。傷口が大きくならないうちにここを逃げ出すしか
ない。
(…しかし…)
 キッドは周りの状況を見て考えた。
(…ここからどうやって逃げる? コレじゃハンググライダーは使えねえ。閃光弾も銃も
アイツが持っている。どうする、怪盗キッド?)
 さらに入り口には刑事が一人いつでも狙撃できるように、と言うことか拳銃を構えてい
た。
(…止むを得ねえ。リスクはでかいが…、正面突破しかない!)
 キッドは腹をくくるとはじめに向かってダッシュを始めた。
「…えっ?」
 まさか自分に向かってくるとははじめも予想すらしていなかった。
 その一瞬の隙を見逃すキッドではなかった。
 はじめの腕から拳銃を奪うと、ビルの屋上から空に向かって飛び出していった。
「…何!」
 はじめは慌てて後を追った。
 しかし、そのときにはキッドの姿はもう見えなくなっていた。
 地上でも、空中でも…。
 おそらく今頃は警察の目の届かない所に逃走してしまったかもしれない。
「…やれやれ、あんたもどうやら形勢逆転の一手を用意していた、ってことか」
 はじめは溜息をついた。
「…って、こんなことしてる場合じゃねえぜ!」
 はじめは入り口を見ると、
「オッサン!」
 はじめが呼びかけるが剣持はキッドがあっと言う間に逃走してしまったのを見てまだ呆
然としているようだ
「オッサン!」
 はじめがもう一度呼びかけるとようやく剣持が気がついたようで、
「…あ、ど、どうしたんだ、金田一?」
「どうしたんだ、じゃねえよ! 急いで美雪を探してくれ! あの野郎、よりによって美
雪に変装してたんだぜ! オレもうっかり騙されるところだったんだよ!」

 程なく、睡眠薬で眠らされていた美雪が近くの駐車場で発見された。
 発見した警察官の話によると、彼女は警察官の制服を着せられた姿で寝転がされていた
らしい。
 おそらく、怪盗キッドはまず警察官の姿で下調べをした後、美雪を眠らせ、彼女の服を
奪う代わりに警察官の服を着せておいたのだろう。
    *
「…ということは怪盗キッドは宝石を取らずに逃走した、と言うことですね」
「そういうことになりますな」
 不動博物館。青柳と中森警部、茶木警視の二人が向かい合って話をしていた。
「…よかった、これで我々も安心できますね。有難うございます」
「そう行きたいところなんですがね、そうはいきません。館長」
 茶木警視が言った。
「どういうことですか?」
「あんたに逮捕状が出ているんですよ」
「え…」
 青柳が狼狽する。
「怪盗キッドの予告状が我々に届いて以来、調査を進めていくうちに、あなたが今まで数
多くの宝石を密輸していたり、密輸品だと分かっていながら売買していた事実が浮かび上
がってきたんですよ」
 と、中森警部が進み出、逮捕令状を見せる。
「不動博物館・青柳館長、宝石の密輸及び密売の容疑で逮捕します」
 館長の手に手錠がかけられた。
     *
「不動博物館館長 宝石密売の容疑で逮捕」のニュースをはじめが知ったのは翌日、不動
高校の図書館で備え付けの新聞を見ていたときだった。
「怪盗キッド、宝石を盗まずに逃走」の記事が大々的に取り上げられている記事の片隅に
掲載されていたのだが、はじめ本人はそっちの方の記事に興味を覚えたのだった。

「…今回ばかりは怪盗キッドの仕事も失敗だったようね」
 その記事を見た美雪が話しかけてきた。
「いや、ヤツの仕事も決して失敗じゃなかったぜ」
「どういうこと?」
「結局、宝石を館長の手の届かないところに持ってっちまったんだからな。…それよりさ
美雪」
「なに?」
「お前、本当に何も覚えてないのか?」
「う、うん…。どういうわけかわからないけど、あたしお巡りさんに職務質問されて…。
答えようと思ったら何か湿ったもので口をふさがれて…。まさか怪盗キッドがあたしに変
装してはじめちゃんに近付いてたなんて…」
「…全く、油断も隙もねーヤツだな…」
     *
 事件から丁度1週間が過ぎた日曜日のこと。
「…でも珍しいね。怪盗キッドがあっさりと宝石をあきらめて引き下がるなんて」
 ある交差点。中森青子が黒羽快斗に話し掛ける。
「まあ、ヤツにもいろいろと理由があったんだろ」
 と快斗が言う。
(…バカ野郎、相手は金田一耕助の孫だぞ。あの野郎、オレの仕掛けを片っ端から見破っ
ていきやがったんだぜ。オマケにオレの目の前でマジックをやりやがった…。あんなのが
相手じゃ勝ち目がねえだろ)
 こんな経験は初めてだった。それは快斗=怪盗キッドにとって屈辱以外の何物でもなか
った。
「でもかっこいいよね、金田一一って。怪盗キッドに全然動じなかったんですってね」
「あのツラでか? とてもじゃねえけど、そうには見えなかったけどな」
「…あれ、快斗って金田一くんに会ったことあるの?」
「え? あ? そ、その、ほら、新聞で見たんだよ、新聞で」

「ほら、はじめちゃん何やってるの?」
 美雪がはじめを引っ張っている。
「だからあ、何でこんな朝っぱらから…」
「はじめちゃんが怪盗キッドに勝ったから、お祝いしようと思ったのに…。もう知らな
い!」
「あんなの勝ったうちに入らねえよ! ヤツをとっ捕まえられなかったんだからよ」

 快斗とはじめがすれ違った。
「え?」
「あ…」
 快斗とはじめはお互いの顔を見つめあう。
(…何でヤツがこんなところに…)
(…なんだ、この感覚は…)

「快斗、何やってるの!」
「はじめちゃん、行くわよ!」
 青子が快斗を、美雪がはじめを引っ張る。
(いくらアイツでも、オレの素顔は知らねえはずだよな)
(まさかアイツが…。ハハ、そんなバカなことはねえよな)

(おわり)


〈参考文献〉
  天樹征丸・金成陽三郎/原作、さとうふみや/作画
   「金田一少年の事件簿」 講談社コミックス
  青山剛昌
   「まじっく快斗」 小学館少年サンデーコミックス
   「名探偵コナン」 小学館少年サンデーコミックス

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