ROLLING STONES DISCOGRAPHY

ローリング・ストーンズは既に50年もの歴史を持つバンドである。
1960年、イギリスのダートフォード駅で幼馴染みのミック・ジャガーとキース・リチャーズが再会。
その時ミックが抱えていたレコードから音楽的な嗜好が一致することに気付いたキースが彼を誘い、
ミック、キース、ディック・テイラーの3人で音楽活動を開始したことがすべての始まりである。
1961年頃にはアレクシス・コーナーのバンドの演奏を見るために頻繁にイーリング・ジャズ・クラブに
通っていた3人はそこでブライアン・ジョーンズに出会う。
1962年5月頃にはイーリング・ジャズ・クラブのステージに立つようになっていた彼らはブライアンを
自分たちのバンドに引き抜いた。
ピアニストのイアン・スチュアート、ギタリストのジェフ・ブラッドフォードも彼らのバンドに参加した。
マディ・ウォーターズの曲名をもとにバンド名をローリング・ストーンズと命名したのもこの頃。
1962年7月には初めてマーキー・クラブでのステージに立つ。
この頃にはジェフ・ブラッドフォードが抜け、ミック・エイヴォリーが加入していた。
この頃はまだバンドのメンバーが固定されていなかったのかもしれない。
彼らはこうしてイーリング・ジャズ・クラブとマーキー・クラブのレギュラー・バンドの座を手に入れる。
その後、ミック・エイヴォリーが抜け、ドラマーのトニー・チャップマンが加入。
1962年10月にはこのメンバーでカーリー・クレイトン・スタジオで3曲ほどデモ録音を残している。
ベース担当だったディック・テイラーの代わりとしてビル・ワイマンが参加。
彼が当時では珍しく大きなVOXのアンプを個人で所有していたことが決め手になったと言われている。
チャーリー・ワッツは、彼らのバンドに参加するつもりはなく、ずっと彼らの誘いを断り続けていたという。
1963年1月、トニー・チャップマンが去った後のバンドにチャーリーが参加することを承諾し、
世界最強のロックンロール・バンドの形が整った。

1963年6月7日、英デッカからチャック・ベリーの「Come On」でデビュー。
1965年全米1位を獲得した「(I Can't Get No) Satisfaction」の発表。
1969年ブライアンの脱退・死亡、そしてミック・テイラーの参加。
1970年には自らのレーベル、ローリング・ストーンズ・レコーズを設立。
1974年12月ミック・テイラーが脱退を発表。
1976年2月ロン・ウッドの正式加入。

う〜〜む…
実は、私STOCKはローリング・ストーンズの歴史を他人に語れるほど詳しくはない。
上に書いたのは現在出版されている色々な本から得た情報を羅列したものである。
ただ、これだけ長い間バンドとしての活動を続けている彼らに敬意を表し、今も新たにCDが出れば
購入し続けている。STOCKの人生の半分は彼らのCDを購入し続けていることになる。
実際、アーティストへの思い入れの強さというのは所有しているCDの枚数とはあまり関係ないのだが、
枚数だけで見ると、STOCKが所有している500枚程度の洋楽CDの中、27%がローリング・ストーンズの
アルバムとなる。ちなみにソロを含めビートルズ関連が29%、サントラを含めデビッド・ボウイ関連が19%、
残りの25%がその他諸々のアーティストだ。なお、この枚数にはブートレグCDは一切含まれていない。
※なお、7年後に再度計算したところ、洋楽CD(アルバム)が1200枚程度になっていた。
 ローリング・ストーンズ関連、ビートルズ関連、デビッド・ボウイ関連、マイルス・デイヴィスが15%ずつ、
 残りの40%がその他諸々のアーティストで、今ではその他のアーティストの割合がかなり増えている。

ポリドールから発売の日本盤CD、AbkcoからのUS盤CD、ユニバーサルからの日本盤Remaster CD、
CBSからのUK盤Box Set、東芝EMIからのRemaster CD、PolydorからのUK盤Remaster Box Setなど、
マスタリングの違いに拘って各シリーズをすべて集めているうちに枚数がいってしまった。
2枚組のライヴ盤やベスト盤、UK盤のBox Setなどはそれで1枚とカウントしているのだが…

根っからのストーンズ・フリークという訳ではないので、正直、ソロはあまり聞いていない。
彼らのアルバムを購入し始めた時には既にCDが発売されており、未CD化曲を手に入れるためだけに
後追いでアナログ盤を購入したので、アナログ盤に関するリアルタイムな情報はほぼ持っていない。

ご承知のように、彼らの楽曲は大きく英デッカ/米ロンドン時代、ローリング・ストーンズ・レコーズ時代の
2つに分類することができる。
日本ではデッカ/ロンドン時代の楽曲はアナログ盤の発売元が当初のキングからポリドールに移り、
アルバムがCD化されたのはポリドール時代で、現在もCDはユニバーサルから発売されている。
(一部、RCAから発売されたAbkco編集盤のLPなどもあったが…)
ローリング・ストーンズ・レコーズ時代に入ってからの発売元は1977年までがワーナー・パイオニア、
1984年までが東芝EMI、1992年までがCBSソニー、そして1993年の英Virginとの契約に伴い再び
東芝EMIとなり、2008年以降はユニバーサルとなっている。

各社から発売されたCDは時代に応じてリマスタリングを施され、その度にどこかに変更が入っている。
以下のリンクはこれらのCDを自分なりに分析した結果をまとめたもので、一部、書籍等に誤って記載
されている情報を正している部分もある自分自身のための覚書である。

ROLLING STONES DISCOGRAPHY

デッカ/ロンドン時代

Rolling Stones Records時代

CD Single