筋交いを入れないで板のみでゆるやかに力を分散する耐震壁は、柱や梁に無理な負担をかけないため、昔ながらの込み栓(木のせん)や伝統的な接合方法が可能になり、柱のホゾを活かした大変ねばり強い建物になります。 また、家のほとんどを木で造ることができるので森林資源の有効活用や環境保全の視点からも大変優れた構法です。 |
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「板倉構法(落とし込み板壁工法)」は厚さ3センチの厚い板を4寸(12センチ)角の柱に落としこむことにより、耐震性、蓄熱性、耐湿性にすぐれた家を造ることができます。また、戦後の拡大造林で植林され、成長して過剰にある杉の中目材(柱にするのには太すぎて、梁にするのには細すぎる。)を有効活用する方法としても、もっと普及するべき工法なのです。
筋交いを入れないで板のみでゆるやかに力を分散する耐震壁は、柱や梁に無理な負担をかけないため、昔ながらの込み栓(木のせん)や伝統的な接合方法が可能になり、柱のホゾを活かした大変ねばり強い建物になります。 また、家のほとんどを木で造ることができるので森林資源の有効活用や環境保全の視点からも大変優れた構法です。 |
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